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江ノ島へ 1  旅のはじまり

一ヶ月ほど前、noteの記事に誘われて、琵琶湖のほとりの長浜にある麦畑を見に、そして琵琶湖に浮かぶ竹生島を訪れてきました。

日帰りの短い旅でしたが、琵琶湖への旅は、今まで経験した中で最も思い出深い旅でした。

ただ、思い立った翌日に衝動的に出かけてしまったため、特に竹生島では痛恨の見逃しや消化不良もあり、なんとなく未練を残し続けていました。

竹生島に私を誘ってくれた巳白さんは、今もnoteの中で竹生島の中を歩き続けています。記事を拝読しながら、私の中の消化不良を、どこかで決着させたいと思ってきました。

私が住む神奈川県には、竹生島と並んで日本三大弁財天が祀られる江ノ島があります。江ノ島最寄りの片瀬江ノ島駅は、通勤帰りに電車で30分ほど寝過ごせば、着いてしまうくらい近いのです。せっかく竹生島にいったのだから、江ノ島にも行ってみようよ、と相方さんと話をしていたら、数週間前に耳寄りな情報が入ってきました。
普段は島である江ノ島が、干潮の時には本州と陸続きになるというのです。

本州と島が陸続きになる?
海底を歩くことができる?
次の干潮は7月4日。よし、夏休みをとって二人で行こう!

次の日、早速休暇申請を出し、その後はひたすらその日に予定が入らないように、仕事のスケジュールを調整してきました。

さて、我が家には受験生がいるため、できる限り二人とも家を空けるのを避け、相方さんと私の在宅勤務の日がずれるように調整しています。
江ノ島行きの前週に、次週の予定を確認するメールが相方さんから入りました。この日とこの日は出勤、4日は休み、と返信をしたら、
「4日はどこかにいくの?じゃあ私は出勤します」
との返事。

どこかにいくの?じゃなくて!
江ノ島だってば!!!

私の抗議メールに返信なし。
帰宅後に聞いてみたら、休暇をとりました、とのこと。
振り上げた拳のおろす場所がない、とはこのこと。

お天気もどうやら大丈夫そう。

かくして、無事江ノ島行き決行となりました。

続きます。


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