パートナーという存在

昔、たまたま泊まっていたホテルで
『名車再生！クラシックカー・ディーラーズ』
というディスカバリーチャンネルの番組を見ました。

番組の内容としては
車の仕入れ・販売担当のマイクと、修理担当のエドが中古車を仕入て、直して、販売するというもの。
そして、利益をだし続けるといった内容です。

この為だけにテレビを買って（我が家にはテレビがない）、ディスカバリーチャンネルを見れるように契約しようか随分悩んでいました。
そしたら、どうも『dplay』というアプリを使えば無料で見れる、ということで最近はずーっと見ています。

じゃあ、なんでそんなにこの番組が好きなのか？

別に車が特別好きな訳でもないし、修理もできない。
昔、250ccのバイクに乗っていた時は、少し修理をしたりしてた程度。
今でも、どちらかというとバイクの方が好き。

私が好きなのは、この2人の関係性だったりします。
この2人が出会うのは、マイクが仕入れた車をエドに渡す時、そしてエドが修理した車をマイクに渡す時。

この、ほんの、僅かばかりの時間。

2人は殆ど、時間を共にすることがありません。
でも、離れている時間に得意分野で、お互いに最大限の努力をしている。
必要以上に関わりを持たずに。

何だか、その姿が、とても素敵だと感じる。

マイクは交渉術が巧みだし、エドはどんな車でも修理してしまうし。
2人の特徴を最大限に活かして、プラスして、困難を解決していく。
亜種・ジャンプ漫画みたいな感じです。違うけど。

分野の違う人間がひとつの目標に向かって、お互いを尊重しながら、得意分野を活かしながら進んでいく。
何だか、とても、いいなぁー、と思う。

もちろん、車が再生されていく姿を見るのも好き。
交渉している姿も好き。
基本的に吹き替え嫌いだけれど、この番組は吹き替え好き。

しかし、何よりも、パートナーとして支え合って高めあっていく様を見るのが好き。
そして、時々、一緒に笑っている2人の姿が好き。

パートナーは本当に貴重な存在なんだな、と改めて気がつく番組です。

まぁ、普通に楽しい番組なので、よかったら見てください。
男性諸君は好きかも。