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人間は等しく価値がないし価値がある

昔々、遠い昔に
「アナタの周りの5人の平均がアナタですよ」
なんていう法則を目にした事がある。

その言葉が凄く嫌いで、
「都合のいい言い訳でしかないんでないか」
と思っていたし、まぁ、今でもそう思っている節はある。

でも、何だか、最近はその法則は合ってるような気もしている。

別に自分が付き合う人間関係が劇的に変化したわけでもないし、
元々、人間関係を築いたり、他者とコミュニケーションを取る事がバチバチに苦手なので、新しい誰かと繋がったりしているものでもない。

そんなものでもないのだが、
段々と居心地が悪くなる瞬間っていうのも、過去には何度か起こっていて、
それを感じだしたら「もう無理!」ってなるパターンも多かった。

その周囲の人間関係が変化する事が必ずしもプラスに働くわけではないと思っているし、
新しい場所にいったことによりマイナス方向にベクトルが向かう事もあるだろうし、
そもそも人間関係だけでその人の価値が決まるわけではないし、
第一、二言目には「人脈が」みたいな発言をしている人たちが嫌いなので「誰と付き合うか」という事に関しての価値観は低空飛行している。

まぁ、大切な要素なんかもしれんけれどね。

多分、私は「人間を価値としてとらえる」という考え方が嫌いなのだ。
価値がないといけないのかな?って思う。
別に自分が「価値ある人間になろう」と思い頑張る事はいいことだろう。

でも、それを他人に向けるのも果たしてどうなんだろうかなぁ……ってぼんやりと考える。

自分にとって価値ある人間関係なんてよくわからんのです。

だけれども、少なくとも誰かの役に立てばいいなぁ、とは思っている。

それを何処かの誰かが価値に感じてくれたらいいよねぇ……。

選んでくれたらいいなぁ、とは思うのよね。
やっぱり人間だし。
承認欲求を殺せる程、悟っていないので。

だけど、少なくとも私は私が「自分にとって価値があるから」という基準で人を選ばないようにしないといけないな、と思う。
後は「選べる程の人間じゃないんだぞ」って斜め上にいる私が私に囁いている感じがする。

まぁ、結局、何が言いたいのかといいますと……何だろうね。

そんな事を意識せずに日々を一生懸命、生きていく事にします。

みたいなことかな。わからんけど。

だから、まぁ、人間関係の変化も痛みは伴うが、ある程度は仕方がないことなのかと割り切る事にするのがいいのかもしれん。

人間を価値という基準で数値化するのは、私には無理な事だわね、きっと。

最後までお付き合いただきまして誠にありがとうございます。 「サポート」も嬉しいですが「スキ」も嬉しいです。 思ったり感じたりしたことがあれば、是非「コメント」もしていってくださいね。 本当にありがとうございました。