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ナツメグアレルギーってある?症状やナッツアレルギーとの関係性は?

ナツメグアレルギーのお話!
わたしは胃薬「太田胃散」を長年飲み続けたことでナツメグアレルギーになったかもしれません。

ナツメグアレルギーって実際にあるんです!

「友人からのお土産の焼き菓子を食べて、胃に激痛がっ。。。。」
わたし自身ナツメグアレルギーで、ナツメグ入りの食品を食べるとものすごい胃痛を起こします。

そして、スパイスアレルギーっは自覚しにくい!
とても危険な食物アレルギーと言えます。

ナツメグアレルギーの詳細についてご紹介していきますね!

ナツメグアレルギーに気づいた瞬間

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まずは、わたしの体験談から!
<ナツメグアレルギーの詳細については後ろの方でご紹介しています!>

ある時、旅行に友人が持参した土産菓子を食べたら、ものすごい胃痛が起きました。
「ギューっと」強い痛み、水などを飲んでも治まらず。。。
1時間程度でなんとか強い胃痛は治まり大事には至りませんでした(ほっ)。(※でも、胃のムカつきは翌日まで続きました)

そして、その菓子には、ナツメグが入っていました。
「そうか、ナツメグか。。」

わたしは以前から、ハンバーグやカレーを食べると胃の調子が悪くなることがありました。
食べて1時間しないうちに胃がムカムカしたり、軽い胃痛が起こります。

元々胃腸が弱く食が細い方だったので、体調不良やお肉や脂っこいもの等の消化不良かなと思っていたんです。

でも、その時のナツメグ菓子のおかげで、原因がはっきりしました。

たぶんハンバーグなどより多めナツメグが入っていたのでしょう。いつもと比べようにならない痛み。。。。
今まで起きていた胃痛は、ナツメグアレルギーとわかった瞬間でした。。

原因判明後、ナツメグなしのハンバーグを自分で作って食べると、確かに
まったく胃痛なしで食べられるではないですか!!!(めでたしめでたしw)

わたしがナツメグアレルギーになった原因は太田胃散?

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これはあくまでも憶測ですが、もしかすると原因は太田胃散(胃薬)かもしれません。
わたしは、とにかくいつも胃の調子が悪いので、長きにわたり粉末の太田胃散を飲んでいました。
日に1~3回、ほぼ毎日。。。たぶん10年以上。もっとかも。。。

そしてとにかく効く。
食後に飲むと胃がスーっと楽になります。胃が弱いわたしのとって神的存在。。
でも、太田胃散の原材料の一つにニクズク(ナツメグのこと)が含まれています。

・わたしが超アレルギー体質なこと
・粉の太田胃散を長期間飲み続けていたこと

この条件が重なり花粉症のように、服用の際に粉を吸い込み続けアレルギーになったのではないかと思っています。

でも太田胃散は決して悪くはありません
<長期服用をしないこと!>ときちんと説明書にも記載されています。

さらに今でも私自身太田胃散は服用しています。

不思議なことに太田胃散を今飲んでも別段胃が痛くなることはなく、胃の調子はよくなるんです。
他の胃を整える成分の方が最強だからなのかわかりませんが、今も食べすぎ・飲みすぎ時には「変わらず太田胃散のお世話」になっています。

ナツメグアレルギーとは?

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ハンバーグや肉料理、お菓子と幅広いお料理の味を引き立たせてくれる香辛料「ナツメグ」
ナツメグについて調べると「ナツメグは大量摂取すると危ない!」という情報はたくさんあれど、ナツメグの食物アレルギーについては、日本ではあまり例がないせいか知られていないようです。

ナツメグは、ニクズクの種子を粉末にしたもの。香辛料としてさまざまなお料理に使われています。

そして、ナツメグアレルギーは種子の食物アレルギーの一つです。

ナツメグアレルギーの症状は?

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ナツメグアレルギーは、一般の食物アレルギーと同様の症状があらわれます。

・腹痛、下痢
・嘔吐、吐き気
・湿疹、蕁麻疹
・口腔内や口のまわり、目のまわりの腫れ、かゆみ、痛み
・咳
・鼻水、鼻づまり
・くしゃみ
・めまい・頭痛
・喘息、喘鳴、呼吸困難
・アナフィラキシー

などです。
ナツメグのようなスパイスは粉末状になっているため、食べる時だけではなく、調理中の使用時に吸引してアレルギー症状が起きるケースも考えられます。

ナツメグアレルギーの原因

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ナツメグは香辛料の一つ。ナツメグ以外にもさまざまな香辛料がありますよね。
日本ではあまりメジャーではありませんが、香辛料が多く使用される海外では香辛料もアレルゲンとして認識されています

そもそも香辛料は、植物から採取されていますので、アレルゲンとしては他の野菜や果物と同様に考えることができます。

一般的な野菜や果物などのアレルギーの原因は、
・反応する食品そのものがアレルゲン
・同じ科の野菜や花粉などにアレルギーがある場合に、反応する交差反応性によるもの

の2種類があります。

交差反応とは、例えば白樺花粉の花粉症の人が、マスタードやコリアンダーなどを食べたときにもアレルギー症状が起きる。。。
と言ったものです。
アレルゲンとなるたんぱく質が類似している食品に対しても、アレルギー反応がでてしまうという仕組みです。

今のところナツメグの交差性についてはあきらかになっていないようですので、ナツメグ自体のアレルギーと考えるのが適当だと思います。

ナツメグアレルギーの注意点

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ナツメグアレルギーの辛いところは、除去するのが難しいところ。
加工食品の原材料表示では微量(全体重量の2%以下)の香辛料は、「ナツメグ」などの個々の名称での表示義務はなく、すべて「香辛料」と記載できてしまいます。
スーパーなどで加工食品を購入する際、ナツメグが入っているか否か?がわからないということです。
現に、ナツメグが入っていても香辛料としか表示されていないものがほとんどなんです。

ナツメグがよく使われる料理としては、
・カレー
・ハンバーグ
・焼き菓子
・ひき肉料理

などです。
このほか、ホワイトソースやオムレツ、ポテトサラダやフライドポテトなど、いろいろなものへの使用がおすすめされているレシピもありました。。

アレルギーかもと思っている方はくれぐれも注意してくださいね。

ナツメグアレルギーの人はメースも使ってはいけない

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メースというスパイスがあるのをご存じですか?
ナツメグは知っているけど、メースは知らない方もいると思います。

メースもナツメグと同じニクズク科、というか同じ木から取れる香辛料です。
いずれも果実の種部分をスパイスとして使用していますが、
・種子の中の部分「仁」がナツメグ
・種子のまわりを包んでいる網目状の赤い外皮がメース
の原料となります。

ですから、二つとも似た味わいであり、一方にアレルギーがあるのならもう一方も控えておくべき食品というわけです。
メースも香辛料の一つとして販売されていますので、しっかり除去したいところですね。

オールスパイスは平気?

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ちなみに、ナツメグアレルギーのわたしは、「オールスパイスどうなの?」と使用するか迷ったことがあります。
何故かと言うと、

オールスパイス (allspice, Pimenta dioica) は、フトモモ科の植物で、果実または葉が香辛料として用いられる。名前の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。 別名をジャマイカペッパーといい、クリストファー・コロンブスによってジャマイカからヨーロッパに持ち帰られた。東洋では百味胡椒、三香子とも呼ばれる[3]。
引用元:wikipedia

ん?
「シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。」
という記載ががあったので、アレ?と心配になりました。

でも、香りが似ているだけで、実際にはフトモモ科の植物で果実が用いられる香辛料ということですので、別物です

実際、使用してみましたが、わたしは大丈夫でした。

ナッツアレルギーとの関係

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ナッツアレルギーと診断されていても、ナツメグとナッツは別物ですので、ナツメグを避ける必要はありません

まとめ

ナツメグアレルギーの原因や症状、わたしのナツメグアレルギー発症の経緯についてもご紹介しました。

ナツメグアレルギーの方は少ないと思いますが、香辛料アレルギーというくくりであれば、それなりに気になっている方もいるかもしれませんね!
食物アレルギーは、食品除去が基本となりますので、外食、加工食品は特に注意してくださいね。

#食物アレルギー #香辛料アレルギー #ナツメグアレルギー #アレルギー #太田胃散

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