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【資産運用】お金の流れを整理する #5

こんにちは、ちゃぴのすけです。

今日は、投資うんぬんというよりも家計のお金の流れを管理する話についてです。「何のために投資をするのか #2」でも記載したのですが、投資や貯蓄を始める前に、「それ、何のためのお金なのか」をしっかりと定めておくことは大切だと思います。

恥ずかしながら20代~30代前半の頃の私はお金をあるだけ使っていて、貯蓄どころか、毎月いくらの支出があるのかさえ把握していませんでした。なんとなく「今月は使いすぎかな~」くらいの感覚です。

ですが、娘が生まれてマイホームを購入したタイミング(2018年)で一念発起、複数あった銀行口座を整理し、投資口座も開設。毎月のお金の流れを棚卸し、今では家計簿をつけるのが本当に楽しみになっています。
#今月いくら投資に回せるかな~と考えるのが楽しい。

今日は、お金の流れを整理した、そんな話です。

お金の流れを整理する(図解編)

私の資産形成には大きく3つの財布があります。たぶん、ここは同じ人が多いと思います。

この3つに生活費口座を加えて大きく4分割で管理しています。
前回は老後資金について少し記載しましたが、教育資金、住宅資金(修繕費用)といった他の貯蓄も並行して行わなければなりません。
そこで色々と試行錯誤した結果、最終的に以下のようになりまして、運用しております。
※以下は、必ずしもベストの構成ではないと思います。試行錯誤の過程で仕方なしに組んでいるものもあるので、「一つの例」程度に捉えてもらえればと思います。

ちょっとごちゃごちゃしているように見えますが、管理は比較的シンプルです。流れを整理する上で、これらの点を重視しました。

◆重視したこと
・使い道ごとに口座を分けて管理する
・資金移動はできるだけ自動化
手数料0円を重視
・提携会社等による金利UPを享受

資金移動はできるだけ自動化しました。メインバンクから証券会社への入金のみ手動であとはほとんど完全自動、ほったらかしです。ほったらかしで知らず知らずのうちにお金が貯まっていくように仕組化しています。

それぞれについてもう少し詳細を記載してみます。

①メインバンクとサブバンク

メインバンクは給与振込口座で生活費全般を担っています。流動性が大きいため、貯蓄を目的にしていない普通預金口座です。

サブバンクはもともと私のメインバンクだったのですが、住宅ローンを他行で組みましたので致し方なくサブバンクとなりました。ただメインもサブも都市銀行でしたらそこまでサービスに大きな差はないと思いますので、その他の金融口座との相性次第でどこでもよいと思っています。
サブバンクには常時20~30万円は置くようにして、急な出費(家電の買い替え等)が起こった際に出番となります。そうすることで、急な出費が発生しても毎月の家計簿に影響を及ぼすことなく、支出がコントロールできます。
#逆に言うと、少し大きな額の買い物をするときも抵抗なく購入できます。お金の管理をすると、急な出費って結構ストレスなんですよね…毎月の家計簿が振り回されないように、困ったときのへそくり口座です。

②教育資金

教育資金については様々なサイトでその概算金額が紹介されているので、詳細はそちらを見ていただくといいかもしれません。結論から言うと、私は子供1人当たり大学卒業まで1,600万円を目標にしています。
※中学まで公立、高校から私立、大学は私立文系として試算。少し多めに見積もっています。
※文部科学省の子供の学習費調査を参照しました。

金額の捻出方法は別でnoteにしたいと思っています。今回伝えたいのは、銀行の定額自動入金サービスを利用していることですね。決まった金額を毎月手数料無料でメインバンクから送金していますので、ほったらかしで貯蓄しています。あと、児童手当や、賞与・住宅ローン減税還付金の一部も教育資金に回しているのですが、そこだけ手動にしています。

ちなみに1,600万円/人×2人分は今の計画では目標をショートしてしまう予定でして…(教育費用って高いですよね…唖然)今年から提携証券会社の口座も設立して資金の一部を運用することにしました。目標は大学分の教育資金(全体の約半分)としていて、ゴールが見えてきたら早めに無リスク資産へ切り替えていく予定です。
#教育資金は出口の決まっている資金ですし、あまりリスクはとりたくないので全額投資ということはしていません。

③住宅資金

マイホームの修繕費用として積み立てています。こちらは給与天引きで会社が提携している財形貯蓄を利用しています。ちょっと金利が良いくらいなのであまり魅力的な貯蓄方法ではないですが…大きく増やす必要がなく、元本も維持できれば良いので、こちらはほったらかしですね(なのであまり書くことはありませんw)

④老後資金

こちらがメインの資産運用口座です。このnoteでもこれから色々と記事を執筆していきたいと思っています。

現在、私はマネックス証券と楽天証券の口座を開設しています。私は楽天経済圏に身を寄せる一人なので…w楽天証券がメインの証券口座です。楽天ポイントでの投資もしています。

投資方法はつみたてNISAの利用と、毎月の定期的な入金です。つみたてNISAは自動化していますのでほったらかし、定期入金のみ、毎月の家計状況に合わせて余裕資金を全額投資に回しています。生活防衛資金を除いてフルインベストメントです。

毎月の運用方法

ここまで自動化してしまうと、普段はそこまで手間がかからなくなります。
家計の締め日:月末
家計簿記載日:翌月2週目の金曜日
としていて、実際に手を動かすのは後者のみです。このタイミングで収入と支出を計算し、投資に回せる資金を計算、家計簿記載日の前後で米国株へ投資(この瞬間が一番楽しい)

※あとは毎月の月初にすべての口座の残高を棚卸して、我が家の資産総額をチェックしていますが、まぁこれはやらなくてもいい趣味の領域ですw

まとめ

再掲になりますが、以下の点を重視しながら私は整理を行いました。

◆重視したこと
・使い道ごとに口座を分けて管理する
・資金移動はできるだけ自動化
手数料0円を重視
・提携会社等による金利UPを享受(まあ、これはオマケ程度…)

ただ、最も重要なことは二番目の「資金移動はできるだけ自動化」だと思います!
お金の流れを整理することは大切ですが、手間ばかりかかってしまうと挫折してしまいますし、本末転倒だと思います。私の場合は人生の豊かさが最終目標なので、手間のないようにして、できるだけほったらかしにできるようにしました。(そうすることで他のことに時間を割けますし、私の場合は家族との時間や趣味に時間を割くことを大切にしています)

あと、資金移動が多く手数料も馬鹿にならないので、手数料0円はこだわっています。そういえばこの1年送金手数料は1円も払って無いかも…やれば何とかなるもんです。

お金の流れを整理すると、
 - 毎月の生活費
 - 貯蓄・投資に回せる金額
がおおまかに把握できますので、まだ手を付けていない方がいれば、ぜひ一度棚卸してみてください。

家計管理は資産運用の第一歩だと思います。少しでも参考になる点があれば嬉しいなあ、と思います。

参考書籍

実は今日一番書きたかったのがここです。
家計管理の大切さについて学ばせていただいたのはインスタ等で活躍されているさぶさん(@sabu_1985)からです。学ばせていただいたと言っても私なんかと比べたら雲の上の方ですので、発信されている情報を一方的に享受しているだけですがw
さぶさんの書籍が昨年10月に出版されていますので、勝手ながら紹介させていただきます。

私のような拙いnoteよりも非常に勉強になるエッセンスが詰まっていますので、もしもっと詳細に勉強したいという方がいっらしゃれば手に取ってみられてください。コンパクトにまとまっていてサクサク読めますよ。

2年前、娘が生まれたときに「お金について本格的に考えないと…とりあえずほったらかしにしている確定拠出年金どうにかしよ」と思って勉強している際にさぶさんのブログを拝見したのがきっかけでした。その後もブログやインスタでたくさん勉強させてもらっています。いつも受け取るばかりの身なので、微力の微力の微力ながら書籍の紹介とさせていただきました。

明日から仕事はじめですね。でも株式市場も動きますので、新しい一年が楽しみです。
次回はそろそろ投資の話にしようかな。

それでは。


★本日の一枚★
娘が生まれた日の空。快晴でした。

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