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【運用報告】2021年9月資産運用状況 #41

おはようございます、ちゃぴのすけです。

9月の資産運用報告です。

久々の大幅な調整

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9月は中旬以降、久々の大幅な調整がありました。

S&P500の月次リターンは-4.76%、MSCI ACWIの月次リターンは-4.13%と、どちらも4%を上回る下落幅で、昨年2020年3月以来の大幅な下落となっています。

もともと、9月は市場が荒れる、下落しやすい時期と言われており、昨年2020年9月もS&P500は-3.92%、MSCI ACWIは-3.22%と下落しています。(ちなみに翌月の2020年10月も2%超えの下落です)

むしろ今までが過熱相場でしたので、調整が入りスッキリしたといえるのではないでしょうか。

9月末資産状況

私のポートフォリオもVOOが31%を占めており、S&P500に大きくエクスポージャーをとっていますので、昨年10月以来のマイナスリターンとなりました。

具体的には、定期入金を除いた純粋な月次リターンは-2.54%、入金分を含めた資産の成長率は+1.08%でした。9月末時点のポートフォリオは以下のようになっています。

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3つのグラフを重ねていますが、外枠が目標とする資産構成、中央が現在の構成比率です。米国株100%から徐々に資産分散を進めており、ようやく目標とする分散比率に近づいてきました。あとちょっとですね。

今月は11ヶ月ぶりにマイナスリターンとなりましたが、S&P500やACWIと比較してかなり下落幅を抑えられました。分散が効いている結果だと思いますし、「リスクを抑制する」という投資戦略が実際の数値に表れて嬉しく思っています。

米国市場が調整相場に入っているのであれば、今の内に債券や金等の株式以外への投資を進め、資産分散を加速させていきたいと思います。

市場のから騒ぎに振り回されるな

9月は、株式市場に色々なニュースが飛び交いました。

デルタ株蔓延に伴う景気減速、恒大集団の債務問題に始まり、インフレ懸念からの米国長期金利の上昇、直近では米国債務上限問題が取り沙汰されていますね。恐怖指数と呼ばれるVIXも20を上回る日が増えてきました。

でも、だからといってどうということはないと思います。

長期的に見て米国株の力強い成長を信じて、私たちは投資をしているのですから、ひと月やふた月、ましてやここ2,3日の相場の荒れように振り回される必要は全くないと思います。個人投資家は誰かの資産を預かって運用している訳でもないので、大きく俯瞰して客観的に相場の荒れを「眺める」くらいがちょうどよいと思います。昨年のように10月も荒れる時期が続くかもしれませんが、止まない雨はないですしね。

ちなみに10/1の米国市場は上昇しました。

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下がる日もあれば、上がる日もある。長期的に見れば上がっている(はず)。市場のから騒ぎに振り回されずに、長期投資家は投資をしていけばよいと思います。

これからも航路を維持する

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9月は昨年3月以来の大幅な下落だった…と冒頭で述べましたが、2020年3月の単月だとS&P500は-11.09%の下落でした。そのときと比べれば、9月の下落もとるに足らないものですし、今年の7月頭くらいの水準に戻っただけと考えれば、「なんだそんなものか」と個人的には思えてしまいます。

近視眼的に市場についてあれこれ考えるよりも、自らがコントロールできることに注力する。具体的には、資産の分散や定期的な入金を行うための家計管理に時間を割いたほうがよっぽど効果的だと思います。

後は人生を豊かにするためにも「お金を使う」ことも大切にしたいですね。

今月も皆様の投資ライフが有意義なものになりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは。



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