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【お金の話】資産としての金(ゴールド)について #31

おはようございます、ちゃぴのすけです。

今回は、最近買付を開始したコモディティ資産、金(ゴールド)について記載したいと思います。まだ始めたばかりですので、今後定期的に金資産についての考察は行っていきたいと思います。

子や孫に引き継ぎたい資産

先日、楽天証券のトウシルに面白い記事が上がっていました。

いつの時代も、金(ゴールド)を手元に置きたいというニーズは、一定程度、存在します。金が魅惑的な輝きを放ったり、類まれな特性を持っていたり、得(え)も言われぬ安心感をもたらしてくれたりすることがその動機とみられます。このような感覚的上の動機に加え、個人的には、人類のDNAに金(ゴールド)に「じかに」触れた時、虜(とりこ)になるよう、情報が刻み込まれているからだと、考えることすらあります。

金を思い浮かべると、実物資産としての金を手元に置いたことが無いにも関わらず、想像するだけで得も言われぬ高揚感というか、少し虚無感を併せ持った不思議な感覚になります。

金の延べ棒や金貨の映像を見るだけで、ぼんやりと何時間でも眺めていられそうな、そんな感覚に包まれます(私だけ?)

ほんのちょっとその他の元素と原子構成が異なるだけでこんなにも魅惑的な物質になるなんて、不思議なものです。
(ちなみに調べてみたら元素番号の金の一つ前は白金(プラチナ)、一つ後は水銀でした)

記事では、日本の高齢化と人口低下により、生産人口における負担割合が増えることから、子や孫の世代がより厳しくなるであろうことが記載されています。
そのために、金という「価値の無くならない資産」を子に受け継ぐことは非常に意味のあること、としています。

私の金保有法

私は金ETFで資産としての金を保有しています。

金の保有方法はいくつか種類があります。

・貴金属店で直接購入する(アクセサリー等)
・金地金(いわゆる延べ棒)で現物を保有する
・純金積立で保有する
・ETFや投資信託で保有する
・商品先物で保有する
・金鉱株と呼ばれる企業の株式を保有する

いつかは金地金を持ちたいな(延べ棒じゃなくコインでも)と思いますが資産形成段階の今の私にとっては流動性の方が重要ですので、私は4番目のETF保有を選択しています。流動性という意味では現物保有以外でも問題無さそうですので、後は好みの問題かもしれません。

SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト

私が保有している金ETFはSPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)になります。

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設定は2018年06月25日でまだ歴史の浅いETFですが、実際に金を資産として保有しているETFであり、金現物を裏付けとしていますので、ペーパーアセットとは言え、金保有の実態には非常に近い状態を実現できているかと思います。

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運用会社のステート・ストリートはバンガード、ブラックロックと並んで世界最大級の運用会社であることも安心感があります。
(ETFを初めて提供したのもステート・ストリートなんですよね)

ステート・ストリートが運用している金ETFにはGLDMよりも純資産総額が高く歴史もあるGLDがありますが、コストが0.4%と高いため、より低コストであるGLDMを私は選択しています。
(GLDMの運用コストは0.18%と金ETFの中では最低水準です)

より少額から投資ができますし、既に運用資産額が44億ドルを突破していますので、問題のない規模ですね。ちなみに楽天証券の手数料無料ETFの一つでもあります。

純金積立とも迷ったのですが、譲渡益税の考え方が株式とは異なりややこしかったので(実際そこまでややこしくはないのでしょうが)管理をシンプルにしたくて金ETFを選択しました。毎月少しずつ買い増ししていきたいと思います。

ちなみにコモディティ資産である金は分配金を生みませんので、不要資産とも言われますが、インフレヘッジ、有事の金と言われるように株式と逆相関を動きを期待できますので、資産の分散先としては適していると考えています。

インフレヘッジとしての金

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金は価値の無くならない資産ですので、インフレ(通貨安)ヘッジになると言われています。資産運用を行っていると、どうしてもドルや円といった通貨を軸に考えてしまいますが、通貨の価値はインフレによりゆるやかに下落していきます。

そもそも通貨というのは、その発行主体(例えば米国や日本)の信頼によって成り立っているものですので、発行主体の信頼が無くなればただの紙切れになってしまいます。それに対して金は、紀元前3000年代より価値ある資産として扱われており、言うなればあらゆる資産の中心軸であり、全ての価値を決める原理的な資産と私は感じています。

参考までに過去20年のチャートを貼っておきます。

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青が金先物、赤がS&P500指数です。長期で見ると逆相関ですが、直近コロナショック前後は株式と相関のある動きをした期間もありました。果たして今後も適切な分散先となるかは分かりませんが、引き続き定期的に買増ししていきたいと思います。

私も子や孫に引き継ぎたい

今は資産形成の一環で、アセットアロケーションの分散先として買付を行っていますが、いずれは現物も持ちたいなあ、と思っています。そのときは金ETFの一部を売却して、金地金を田中貴金属さんや三菱マテリアルさんから購入したいものです。
(金について色々調べていたら、やたらと広告が表示されるようになりました笑)

まだ金については私も一歩を踏み出した段階なので、今後も勉強を続けながら、末永く保有していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは。

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Special thanks to Unsplash.
Thank you for the wonderful photos.


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