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ルームメイトと暮らす、共同生活。

*ネガティブな内容も含まれているので、ご注意ください。

私は今まで、寮生活2年、ルームメイトと暮らす共同生活は5年してきた。

ルームメイトとの共同生活は同じ部屋をシェアするというプライバシーが一切ない過酷なものもあれば、アパートを3人でシェアするという時もあった。
通算5年間のルームメイトと暮らす共同生活だが、それぞれ1年ずつだったので、5組と共同生活をしてきたことになる。

家族ではない人との共同生活は価値観も生活スタイルも全く違うので、色々大変。私の場合、心を許した友達関係ではない人々との生活だからもっと大変だと感じたのかも知れない。

スイスで3人でアパートシェアしていた時は2人とも彼氏がいたため、
狭いアパートで、5人暮らしの生活になっていた。
一番困るのがトイレ・バス、そしてキッチン問題。
なぜ問題かと言うと、トイレ・バスは想像のとおり、
アパートに一つしかなく、それが占領されると不便も多い。

もう一つはルール。
ルールをお互い決めたとしても、自ら破る人もいる。
私はルールがあまり好きではないが、ルールを用いることによってお互いが暮らしやすくなるのであれば私は従う派。
しかし、面白いのは、ルールを提示してくる人ほど、自らそれを破る傾向にあるということ。自分を棚にあげるとはまさにこういうことだなと、こちらは呆れる。
そうなると、ルールの背景には相手(私)をコントロールしたいというその人の支配欲がある気がしてならない。

価値観の違いといえば、境界線。
人の買ったものも、自分のものと捉える人もいる。
プライバシーに無駄で入ってくる人もいる。
自分にとってはあり得ない行為でも、その人にとっては無意識的な行動だったりもするので、その時は相手と向き合わなければならない。
こちらは嫌だと思っているだけでは相手には通じない。
感情を冷静に保ち、相手と話し合わなければならないので、とてもストレスが多い。

私が時に不愉快だと感じるのは、ルームメイトの恋人が連日泊りにくること。
冒頭にも書いたが過去スイスで3人でアパートシェアしていた時はそれぞれの彼氏がよく泊まりに来ていたため、5人暮らしになっていた。
彼等にとっては楽しい日々かもしれないが、週末など休みの日を部屋で静かに過ごしたい私にとっては苦痛でしかなく、仕方なく外に出て時間をつぶしていた。
私も現地に恋人がいたら話は違ったのかもしれないが、シングルの人にとってカップルとの同居は精神的にくる。
最終的には、私は彼等にレズビアンだと思われていたらしい。
色々な意味で失礼極まりない。

現在のルームメイトはコロナ禍の昨年末、アプリでマッチングした人と付き合い始め、今では私が住むアパートで彼女と半同棲になっている。

雰囲気としては彼等の愛の巣に私がお邪魔しているかのようになっている。 
彼女は一人暮らしをしているから、ルームメイトが彼女のお家に行ってくれてもいいはずだ。しかし、ルームメイトはゲームの機材や仕事の機材が家にあるため、彼女がこちらに来るかたちになっている。
コロナ前だったら、週末はカフェや美術館に行きって気分転換でもしたいところだが、それもできず。
そう、未だにコロナで閉まってる。
規制が厳しくなろうが、ロックダウンだろうが、関係なく彼女は泊りに来る。
私は行く場所がない。

気分転換、逃げるオプションがないということはこんなにも辛いものかと、
我慢の日々。

なぜパンデミックの中、
私はルームメイトの彼女と、3人暮らしをしなければならないのだろう?

共同生活をしたことのない人には全く理解のできない悩みかもしれない。

J と遠距離だから、他人のイチャつく姿を近くで見るのが辛いというのもある。
私も近場に恋人がいたら話は違ったのかも。
でも、ルームメイトにこのような思いをさせる無神経な行動を取っていただろうか。

私はきっと共同生活に向いていないんだと思う。
細かいところに気付いたり、気を遣いすぎる傾向にあるからストレスが溜まる一方だ。

我慢もあと残すところ、3ヶ月。
コロナでなかったらとっくに引っ越したいところだが。
因みに、私が出たあとは彼女がアパートに入居するらしい。

当初noteには書かないでおこうと思ったけど、
これも私が今生きている現実。
記録として残しておくために書くことにした。


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