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演奏コース作りのテクニック[基本]【マリメ2】

名称は勝手に名付けたものなので、界隈ではちゃんとした名前があるのかもしれない。

◆ON/OFFギミック

同じ面の同じルートで二度目は音を消したり別の音を鳴らす方法。コース長節約術。

メロディの繰り返しが単調な時に二度目はハーモニーを足したり、コーダへの移行ができる。
楽器にON/OFFブロックを重ね、ON/OFFスイッチを叩かせる仕組み。

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ON/OFFブロックと雲・ちくわブロックは重ならないので、ずらすか半当たり地形を利用すること。

◆リフト音符ブロック

音符ブロックをレールに乗せて動かし楽器を鳴らす方法。
ハーモニーを描きたいのにスペースが足りない時や、同じタイミングで同じ音程の二種類の音を出したい時に利用できる。
最も高いレの音(最上部マス)を鳴らすためには必須のテクニック。

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作成画面時に配置した音符ブロックの高さの音が出る。(楽器の高さは無関係。)
音符ブロックの羽根の有無とレールの敷き方で音を鳴らすタイミングを細かに調整できる。
音を鳴らすのに楽器とリフトという二つの「敵・仕掛け」を消費するので多用は避けたい。

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この場合走りスピードでカロンのドとパックンのド、カロンのシとパックンのラ、カロンのラとパックンのファが同時に鳴る。
歩きスピードではカロンが早く鳴ってしまうためレール調整が必要。

リフト音符ブロックだけを使用したものは「レール演奏」と呼ばれ、音符ブロックがレール上をループして曲が延々鳴り続けるようにしたものは「ループ演奏」と呼ばれる。

◆装飾音処理

楽器を宙に浮かせて設置することにより、落ちる時間を利用して音をずらして鳴らし装飾音ぽく聞かせる方法。
リフト音符ブロックのような微調整はできないが省スペースなテクニックだ。

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歩きスピードで装飾音風(シド・シ・ラ)になる。走りでは逆(ドシシ・ラ)になってしまう。

◆ツララ演奏

音符ブロックの上に「落ちるツララ」を落とす方法。音符数節約術。
ツララはアイテム・敵・仕掛けにカウントされない。

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ツララはマリオが下をくぐると歩きで約3マス目で落ち始める。
ツララの直上をマリオが歩くと約6マス目で落ち始める。
いずれにしてもツララは画面内に入っていないと落ちてこないのでマリオのルートを工夫する必要がある。

◆バウンス処理

1.5音差問題を利用して楽器を二回鳴らす方法。

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鳴らしたい音符ブロックの2マス上に音符ブロックを設置し、ダミーとなる楽器(ジャンプ台横)を載せる。ジャンプ台横(ハイハットクローズ)は鳴っても音が小さすぎてほとんど聞こえない。
1.5音差問題が発生しない楽器ではこのテクニックは使えない。
また音符数の節約にもならないので正直使い所はあまりない。

◆長音(音を伸ばす)

ほとんどの楽器は短い音しか鳴らないが、楽器を連続して鳴らすことであたかも長いように聞こえる。

楽器を沢山消費するので実際使える場面は少ない。

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曲の最後のように鳴りっぱなしでいい場合は音符ユニットに半当たりブロックを使用せず楽器を1マス内に閉じ込める。4つくらい連続して並べて走れば大体それらしく聞こえるようになる。

ファイアパックン(チェロ)、カロン(フルート)、メカクッパ(シンセサイザー)は元々長音なので途切れる頃にもう一度鳴らすというのも手だ。
ハンマーブロス(オーバードライブギター)は長音だが立ち上がりの音が強いので繰り返しても繋がって聞こえない。

◆レール遅延

リフトによる自動演奏時に曲を遅くしたり溜めたりする方法。コース長節約術。
レールを斜めや縦に敷くことでスクロールを遅らせる。

◆逆走ベルトコンベア

走り演奏時に曲を遅くしたり溜めたりする方法。コース長節約術。
ジャンプできないように天井を下げておく必要がある。


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