見出し画像

物語の結末【メトロイドドレッド】

さあいよいよラストバトルだろうと思っていたが背景にマオキン族兵士の姿がチラリと見えた。ああ前哨戦あったっけ?
また盾を持つマオキン族兵士戦。だが今度はメレーで盾が壊れない。これは…盾を破壊せずに着地とかの隙だけ狙えって事?
するとこれはメレーした時に青く光る盾をグラップリングビームを使って引きはがせという事らしい。いやいやそれはちょっとわからんて。つかそんな器用な事をおばちゃんができようか…ラスボスを目前にここが限界か。
でもメレーすると照準は自動的にやってくれるので、単純にいつもミサイル(R)撃ってたのをグラップリングビーム(ZR)に変えるだけだ。事前に何度も練習してから挑んでようやく盾を引きはがせた。
あとは同じパターンなので何度かトライすれば倒せた。

いよいよ今度こそラストバトル。
レイブンビーク戦。動画で何度も見てるけど正直こういうのってプレイしてないと何やってるのかわかんないのよね。
レイブンさんは普通のマオキン族よりも背丈が高くて簡単に飛び越せない。かといってスライディングもできない。あらかじめ距離取ってスペースジャンプするしかないようだ。
部屋全体にビームした後最大3回の殴打と、黒い玉を発射するのと、超高速ラッシュの三種類かな。黒い玉をミサイル4発で壊すと補給になる。
なんか体の色が紫から青、オレンジ、赤と変わって行って赤になると壁際から部屋全体へのビームを撃つ。このビーム天井から床すれすれまで覆ってしまうけど、レイブンの近くでスライディングかモーフボールになると回避可能。そしてその際にレイブンに当たらなければメレーのチャンス!えーっそこで!?
スライディングだとけっこうな頻度でレイブンを蹴ってしまうのでモーフの方がいいかもしれない。
そしてレイブンの体が金色になるとダメージがまったく通らなくなる。つか1回メレーしてしまうと必ず金色になるので1.5形態といってもいいだろう。そして先ほどの床すれすれのビームを撃たなくなるのでメレーの機会もない。どうすれば??
すると、ここでは距離を取っているとレイブンが挑発してくることがあるがその時にダッシュメレーすればいいらしい。なのでひたすら避けて挑発して来るまで待つ感じか。今度のメレーは2回連続で、このセットを2回やると第二形態へ。

羽が生えて空中戦の様相を醸し出して来るカラスさんだ。攻撃は滞空して360度ビーム連射と垂直の突き、壁の低い所へ床すれすれの滑空、斜めにチャージビーム。
360度ビームはカラスさんの周りをスペースジャンプでくるくる回る事で回避可能。でも結構な頻度でカラスさん蹴ってしまう。ごめん。垂直の突きは落ちてくる場所が分かりやすく避けやすいし落ちてきたところを狙うチャンス。横の滑空がこれジャンプでは回避できない絶妙な高さで絶対当たる気がする…と、これもスライディングで回避可能だった。斜めのチャージビームは構えた時に逃げるのではなく壁に向かって突進すればカラスさんが後ろに下がり切れなくなってあらぬ方向へ向かって撃ったりもする。まあいずれも事前のモーションを見切ることが大前提だが。
メレーの機会もないのでここがおばちゃんの限界点になりそうなところだが、でも「こりゃだめだ」というような圧倒的な難しさじゃない所が憎い。もうちょっと頑張ればできるのかなという絶妙な難易度なので諦めがつかない。
40分くらい粘って、ついに第三形態へ。

カラスさん羽根を自らの手で引きちぎって(痛い!)再度地上戦。
攻撃は第一形態とわりと似ているけどシャインスパークはどう考えても回避不能なのと、金色の玉は何か知らないけどヤバイらしくてパワーボムで壊さないといけないという知識だけを知ってるので頑張ってみるが、いやボス戦でモーフになるの本気でツライんすけど。戻り方よく知らないから。今までもなんとなくで戻ってたからww
そんでもってR長押しって…。ああここがやっぱり限界点だ。
ラスボスの最終形態だから充分だ。まあこんなところだろう。

そういうわけでルーキーモードでは結局最終戦までミサイルが尽きて困るという事態にはならなかった。余裕で100個とか残ってる。でも100回Yボタン押す前にやられますがな。
結局テクニックの問題で、ルーキーモードでもラストバトルまで簡単だとさすがに「鬼畜ゲーム」で売ってるタイトルにはふさわしくないだろうからこの難易度は適正だと思う。お見事でした!

本当に何が凄いって、詰まないように隅から隅まで配慮がなされていること。プレイヤーが取る可能性がある、ありとあらゆる行動をカバーしていること。ミサイルが必要なのにミサイル手持ち無くなったらどうする?という時のための敵の配置とか。
基本的にゲーム世界で操作説明がないけどロード時間を利用したTipsでヒントを出したり。(このTipsは本当に「は?早よ言えよ!」というくらい重要なことをサラッと表示する。)
ただ、誘導があからさま過ぎて一本道な印象は否めない。本当に終盤になるまで自由行動きかない所はスーパーメトロイドに比べるとある意味親切、ある意味お節介。手の平で踊らされてて自分で切り開いて行ってる感は少ない。でもその分物語性は高まってる。以前来た道が来るたびに少しずつ変化していくのは時間の経過、物事の成長を見るようで面白い。

そしてなんといってもクリーチャーが素晴らしい。風景も含めて異世界…といってもほぼ地球のどこかの景色、生き物の動きが投影されていて。特にぶよぶよ系うにょうにょ系の質感が素晴らしいなぁ。これもスーパーメトロイドを見てしまうと、もっと常人では考えもつかないような不思議な生き物がいてほしかったという気持ちはあるけど。

そしてE.M.M.I.は至高です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?