見出し画像

世界の真相【Astroneer】

!注意!
アドベンチャーモードの物語のネタバレがあります。

おかしな道具を使用すると空が虹色に光るのは知ってたけど、その状態で宇宙に出るとなんとも幻想的な風景が。

幻想的というか狂気かもしれないが

どうみても悪だくみをしてるとしか思えない、ハッキングの手伝いをさせられてるとしか思えないのだがミッション大好きなアストロニーアとして言われるがままこなしていく。
太陽に導かれ…

なんと太陽がこの世界を回してるメインサーバらしくて(最初の母船ぽいのは何だったんだ…)、エリュシオン号のシステムであるクロノスのログが残っている。

LRDの情報も

ミッション自体はノヴースにある薔薇を指定された惑星の特定の場所に植えるとキラキラ光る立方体が現れるのでそれを集めるみたいな感じ。

カリドーのシャトル発着場に薔薇を植え直した。かわいい。

おかしな道具に書かれていたようにエリュシオン号は何らかのトラブルで緊急着陸態勢に入るくらいの危機に遭っていたが、その後日譚がクロノスによって明かされた。そしてそれはこの世界とアストロニーアの存在意義の説明にもなっていた。・・・つまりネタバレで真のエンディング。
とりあえずキツネアバターはストーン博士ではなくクロノスシステムを助けるための善意の存在だった。疑ってごめんww

以下ネタバレ(物語的な)

バイオ研究船ESSトリトン号はEXOの指示でギャラストロポッドの卵7体を研究施設ルーネス・プライム(ルナ1)へ運んでいた。トリトンのクルーであるアレン博士はEXOが極秘に研究している未知のデバイスLRDのひとつNo.16をラボに隠し持っていた。
トリトンは未知の生物に襲われ大破。
トリトンが消息を絶って5か月後、事態を重く見たEXOはルナ1の研究者数名を含めた選抜チームでESSエリュシオン号で捜索に向かった。エリュシオンはトリトンの姉妹機で、クロノスはエリュシオンに搭載されているAIシステムだ。エリュシオンのクルーはレディ博士、ストーン博士、ベル、フランク等。
エリュシオンはトリトンの残骸を発見する。AIシステム・アンダインは破壊されておりクルーの生存は絶望的。データはほとんど残っておらず何が起こったのかは知り得なかった。ただ無傷のLRD16号だけが残されていた。
その後エリュシオンは正体不明の生物に攻撃される。そしてその時船を守ろうとするクロノスをストーン博士が妨害、プログラム中枢にアクセスできなくなったクロノスはエリュシオン号を未開拓地域の惑星に不時着させるしかなかった。
クロノスはその正体不明の生物に攻撃された際に何か囁くような声、笑い声が聞こえたと記録している。これはストーン博士がLRDから声が聴こえたと記している事と関係しそうだ。(おそらくLRD16号を通じてストーン博士は操られた。トリトンのナオ同様に。)
クロノスはクルーを死なせないために彼らの意識データを元々あったアストロニーア訓練プログラムに送り込んだ。ただエリュシオンの不時着のダメージで訓練プログラムやクロノス自体にもデータ破損が起こっており、特にプリンターが破損しているためクロノスは訓練プログラム内に自身を発現させることができずクルー(の意識)と交信ができない。
またEXOとの通信が、受信はできても発信ができない状況であった。
この通信障害の修復のためには相応の電力が必要だが、今はクルーの意識を守るために訓練プログラムを稼働させることが最優先。そのためクロノスはシステムの修復を訓練プログラムに紐づけて、訓練プログラム内でアストロニーアがミッションをこなすごとにシステムの修復が進んでいくようにした。こうすればクルーらが訓練プログラム内で生活している中で徐々に通信システムは回復していく。
ただ通信システムが戻ったとしても、SOSを発信するには相応の電力が必要。1回だけ発信するための電力をクロノスは別に確保しておいた。
幾年かが経ち、エリュシオン自体にも老朽化が進んでくる。
クロノスは自身を停止させてその分の電力をクルーの生命維持に回すことにする。通信システムの回復は目前であったため、自身の簡素な分身であるエヴァを作り出し、システムが回復に至った際にはEXOへSOSを発信することを託した。
訓練プログラム内でアストロニーアに働きかけてEXOへのSOS発信をさせるだけの簡素なプログラムであるエヴァの指示で、アストロニーアが通信システムを修復し、クロノスが残しておいたパワーコアを使用してEXOにSOSを送信することに成功。クロノスは残された電力を全て通信システム再起動と訓練プログラムへ回すようプログラムしていたため、SOSを送信した後完全停止した。
クルーの意識は訓練プログラム内でこれからも生き続ける。EXOの救援が来るその日まで…。

キツネの言う通りミッションをこなしてログを読んでいくとクロノス(王子様のようなアバター)が現れ、EXOへエリュシオン号のSOSを送信するとキツネとともに消えてしまう、というエンディング。サン・テグジュペリの「星の王子様」になぞらえて大切なクルーを救うために自身の責任を果たすというストーリーになってる。
けど、悲しすぎるなぁ。クロノスは元々コンピュータでデータだけの存在だから記憶とかのデータが生きている証だと思ってる。でも人間って、肉体あってこそじゃない?記憶もまったく同じコピーを作ったところでそれは自分じゃない別の個体だし…。
だからクロノスが必死に守ろうとしたものってクルーのデータであって人間じゃない。本当のクルーの最期は…おそらく予想通りだ。

アストロニーア訓練プログラム(このゲーム)はEXOが作ったVR宇宙飛行士養成システムで、本来はもっと環境が厳しいものらしいけど、クロノスが一部設定を簡素に変えていたりエラーでおかしくなってしまったりしてて、オリジナルの訓練プログラムとは少し違っているらしい。
そしてクルーの意識データもエリュシオン不時着のダメージでいろいろと破損してて、だからアストロニーア(プレイヤー)は自分がエリュシオン号のクルーだったことやクロノスのことも覚えていない、という設定かな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?