ChaosRunningClub │ カオスランニングクラブ
Chaos
Chaos(カオス)=「混沌」「無秩序」。「様々なことが混ざりあって理解できない状態」「複雑で明確に説明できない」というような状態を示す。
Runner =「陽」×「陰」
「走る」ことは基本ポジティブだ。最近流行りの書籍を持ち出すまでもなく、走ったことがある人なら誰だってそれはわかる。SNSを見てもランナーはみんなキラキラしている。自己ベストを目指して日々努力し、それを達成する姿はもはや芸術的にカッコいいし、朝早く起きてまだ暗い頃から走るランナーなんて尊敬しかない。
このこと自体は1mmも否定するつもりがない。
しかし、本当にランナーはこんなにポジティブで、キラキラしている「陽」な部分ばかりなのか。
練習の前は憂鬱で仕方がない。大事なレースの前はやたら神経質になる。SNSで誰かの練習メニュー、走行距離を見て不安な気持ちになる。誰かが自己ベストを更新を素直に喜べない自分もいる。走れなかった日の自分はあんまり好きになれないし、朝ランに行こうとしていけない自分は嫌いだ。
こんな「陰」の部分もランナーの一部であることは否めない。
それをきっぱりとわけずに「混沌とした状態をそのまま受け入れること」
それがChaosRunningClubだ。
Running = Hobby? or Work?
もう1つのChaos。それは走ること=Hobby(趣味)なのか、Work(仕事)なのかの曖昧な境界線だ。基本的に走ることでお金を稼げていない以上、ほとんどのランナーにとって、趣味なのはわかる。
しかし、ランニング(その中で特にタイム)を追求すればするほど、ランニングが「仕事」にもなる。
ここでいう仕事は対価を得るという意味だけではない。「やらなければいけない」という要素をランニング自体が持ち始めるということだ。
趣味で走っているはずが、いつのまにか義務的になり、精神的に追い込まれることもある。自分以外の他人からすれば「そんなに大変なら辞めればいいじゃん」で終わりなのに。
趣味なのか仕事なのか、もはやその2つのどちらでもないのか。
こんなChaosもランニングの魅力なのだ。
Runnning Gear = Function + Design
最後にランニングギアに求めること。それはおそらく「機能」と「デザイン」の融合だ。本気で走れる機能はある。しかしスポーツスポーツしていない、ワークアウト前後の移動や、気取らない場所ならその格好のままいける。ChaosRunningClubとしてはそんなギアを展開したい。
A lot of Chaos
その他にも、自然界、いやランニング界にはたくさんのカオスが存在する。
それでいいはずだ。そこにわざわざ対立構造を作る必要はないだろう。
トレイルランナー ↔ ロードランナー
ロード ↔ トラック
陸上選手、ランナー、走る人
◯◯練習会所属
キラキラランナー↔おじさんランナー
こんな分類なくして、誰でもできる「走る」という行為をもっと自由に楽しもう。
もっと楽しく、自由に走れる世界へ。
ChaosRunningClub Instagram
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?