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就活アドバイス

こんばんは!

実は私ですね、過去年1でですが2年くらい大学で講義をしたことがあります。内容はクラウドとプロマネなんですが、どちらも後半は就活について大学生にアドバイスをしていました。

今はコロナ禍で大変ですが就活時期と言うこともあり、就活経験や私の会社で面接をするお偉いさんにも聞いた、ちょっとしたアドバイスをテーマとして書きたいと思います。

最後にはオンライン面接についても色々と記事を読んだ上での所感も記載しようと思います。

【説明会】

・大規模説明会

そもそも3密となる大ホールなどでの集合説明会なんて今ないと思いますが、人数制限である場合も考慮して一応記載します。

まず、色んな企業が多く集まる企業説明会ですが、行きたい企業が既に決まっているのなら行く必要はありません。説明するのは基本的に人事なので、どの企業でも自社でやる説明会でほぼ同じ内容を話をします。

そのため、企業説明なら行きたい企業の自社説明の時だけで十分ですので、企業研究やSPIの練習に努めた方が効率的だと思います。こういった大規模な多くの企業が集まる説明会は、まだ行きたい企業、ないしは行きたい業界がまだ決まっていない人がそれを絞り込むために行ってください。もちろん、他の業界も見てみたいなとか気付きにために行くのはありです。

さて、説明会ですが質問はバンバンしてください。自分の質問はもちろん、他人の質問内容への回答もメモしてください。エントリーシートのネタになります。

エントリーシートは文字数多くて中々埋めにくいということもあるかと思いますが、そんな時に他人の質問や回答内容も役に立つのです。

当たり前ですが、「残業代は出ますか?」とか「残業どのくらいですか?」みたいなくだらない質問はやめましょう。どうせ分かり切った表面上の回答しか得られません。

せっかく生の情報を収集できる場なので、予め気になることを調べて積極的に質問してください。

説明会

【エントリーシート】

エントリーシートですが、事前に準備できる項目があります。そう、「自分の強み/弱み」「学生時代頑張ったこと」などどの企業でも共通として聞いてきそうなものです。

こういう共通で聞かれる内容は予めテンプレートを用意しておくと楽ですが、ここでも一つテクニックがあります。まず8割書くのが原則です。400字以内なら320字以上、600字以内なら480字以上ですね。

大体少ないのから200字以内、400字以内、600字以内、800字以内、たまに1,000字以内でしょうか。そのため上記の字数8割のテンプレートを用意すると楽なのですが、必ず字数の多いものから先に作ってください。

理由は少ない文字数から始めると、文字数を増やすことに意識が行ってしまい、余計な言葉が多くなります。例えば「だから」でいいところを「であるからして」と前置詞を増やすとか、「~事がありました」を「~ことがありました」と漢字で書けるのをわざわざひらがなにするとかです。これはただ余計な脂肪を増やしているのと一緒です。

逆に文字数の多いものから始めると、余計な部分を削る方に意識がいきます。そうすると言いたいことは残さないといけないため、段々と内容が濃くなっていきます。シェイプアップですね。

そしてこれは面接でも同じことが言えるのですが、「学生時代頑張ったこと」では「バイトリーダーでした」とか「サークルの幹事長でこんなことしました」とか肩書きだけ自慢げに言うのはNGです。面接官からしたら「で?」で終わりです。何の役にも立ちません。これに関しては面接のシーンで後述します。

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【グループワーク】

グループワークは指定されたテーマに沿って、グループの人たちと話し合い、結論を発表するというものです。役職があり、リーダー、タイムキーパー、書記、発表者(リーダーが兼任することもある)がよくあるものです。

ここでオススメしたいのは「書記」です。リーダーはしっかりと纏められるならいいんですが、初めて会った人たちであることと、我が強い人や空気を読めない人もいたり運によるところもあるので、纏めるのは大変難しいですし上手くいかなかったらリーダーの責任は大きくリスクは高いです。

その点書記の良い点は、周りの意見をメモをとるので話し合いの全体像を把握しやすく手元にはカンニングペーパーもあります。発言者をメモるので、発言していない人に話を振るなどの裏ファシリテートができるので評価を上げやすいです。なのでまずは率先して書記を担ってみましょう。

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【面接】

先ほどエントリーシートでもお話した件の詳細です。これは以前に毎年新卒の面接官もやっていた元上司から聞いた話なのですが、面接では学生の「考える力」と「アウトプット」を見ているとのことです。

例えばただ「バイトリーダーでした」ではなく、「バイト先でこんな課題がありました。そこでその原因はこうだと考え、リーダーとしてこうやって解決策を実行しました。その結果、こういう結果となり解決しました」ここまで言えて正解です。これが出来ない人は早慶だろうと落とすと言っていました。そのため、自分が何を考えてどんな成果を出したかを考え抜いて面接に臨んでください。

そして大事なのは企業研究をしっかりすることです。「志望理由」への返しに「それは他社でもできるんじゃないの?」というのがあります。ここがブレると一気に説得力がなくなるので、他社との差別化や企業文化はきっちり抑えておきましょう。

面接後では最後に必ず「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれます。「特にないです」はNGです。「うちに興味ない」と思われてしまうからです。

そこでこの場合は「予め調べたすでに回答を知っている内容」について質問してください。何故かと言うと、そうすると面接官は当たり前ですが自分の知っている内容を答えてくれます。それに対して自分は内容を知っている訳ですから「つまり、~ということですね」とすぐに自分の理解を発言できます。すると面接官からは「理解力が高い」「頭の回転が早い」という印象を持ってくれます。

面接

最後に、私は経験ないですがオンライン面接の記事を読んだ上でのアドバイスです。

まず対面でも緊張するのにいきなりオンライン面接で使い勝手が分かっていないとさらに緊張してしまいますよね。でも安心してください。企業側も初めての試みで上手くいくか不安を持っています。

そしてオンラインツールに慣れておくのも一つの手です。ZoomやSkype、ツールは色々ありどれを使うかも分からないため、予めオンライン飲みなどで色々と触ってみましょう。むしろ企業側の人事よりも若い人の方が使い慣れているそうです。なので、ここでITリテラシーの高さをアピールしましょう。これから業務でも会議はオンラインツールが主流になりますし、準備をして使いこなせればまさに絶好のアピールチャンスです。

オンラインでの面接は伝えられる情報が限られるので、通信環境はもちろん、ビジュアルやリアクション、声のトーンなどの聞きやすい工夫が必要になります。

最後に。

目標を持ってください。今の時代は転職が当たり前のように行われていますし、キャリアアップのために転職した人もたくさんいます。しかし、入ってみて「思っていたのと違った」と思うと段々とナイーブになります。もちろん外部的要因(ハラスメントや賃金)で「嫌になった」のなら分かりますが、「つまらない」ということで逃げの転職は自分のハードルを下げます。いつも朝乗ってた電車で一本遅い電車でもギリギリ間に合ったら、だらけて次からその電車に乗ってしまうのと同じです。ハードルが下がり逃げ続けていると、気力や最悪の場合信頼も失います。

そのために、目標を持ってそれに向けた準備をして、その目標を実現できるための企業選びをしてみてください。まずはゴールを決めると逆算して何をすればいいかが見えるようになります。ゴールがあやふやな人は過去の人生を振り返って、消去法で興味ないものを消していきましょう。残ったものがあなたの目標になりえるものだと思います。

さて、長くなりましたが以上です。少しでも就活生の参考になれば幸いですし、SNSで繋がっている方は遠慮くなく連絡くれれば相談に乗ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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