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常識なんてすぐ変わる。ベトナムに入国できなかった話

テト(旧正月)のご挨拶メッセージを送って来られたリエン(チャオカフェ元調理担当)さんのお父さん。
懐かしい画像も添付されていました。

その中の1枚が…あれ?

左から店主・今回の旅に同行されたMさん・リエンさん・お母さん・次男君・長男君

笑顔が身上の店主。その顔が曇っています。
思い出しました。この前日まで空前のトラブルがあり、この時は疲れ果てていたんでした。
トラブルの話はこちらで↓

2016年、初めてリエンさんのベトナム実家を訪れた時、店主は、リエンさんと一緒に福岡⇒ハノイ、ハノイの空港から店主だけバンコクへ。
バンコク数泊後⇒ホーチミン、ホーチミン数泊後、ホーチミン⇒ハノイ、
ハノイの空港でMさんと待ち合わせ、その後リエンさんのご実家に!といったスケジュールでした。
ところが!
バンコクからホーチミン行きの飛行機に乗る為に、バンコクスワンナプーム空港に行ったところから事件が始まります。

タイ、バンコクからベトナムに戻る朝
空港で訳のわからないことを言われます。

スワンナプーム国際空港です。
超近代的

 「ビザがないですね。ベトナムに入国出来ません」
「・・???何のことですか?」
こう答えることしか出来ない店主。
ホーチミン⇔バンコクは所要時間1時間半。
ビジネス&観光でよく行き来するルートです。
店主自身、何度も往復しています。
ベトナム入国時の日本人向け短期観光ビザは、15年以上前にいらなくなりました。
 「法律が変わりました。今までに1度でもベトナムに来たことがある人は(ベトナム2度目以降)ベトナム入国後、いったん海外に出て再度ベトナム入りする場合、ビザが必要になりました。(アライバルビザと言います)」
「意味が分からない。ベトナムの入国時に現地で交渉します。発券してください。」食い下がる店主
「ビザを見せていただかないと発券出来ない規則になっています。ネット等で調べてみてください。」っと困り顔のべトジェット(ベトナムLCC)発券カウンタースタッフ。
調べてみたら本当でした。2015年(この旅の前年)にアライバル(再入国ビザ)が必要になっていました。

ここからは、時間との勝負です。
この日のバンコク→ホーチミンは諦めます。
(幸いなことにべトジェットで4,000円のチケットです)
これまた幸いな事に、この時点でまだ午前中でした。
ホーチミン滞在は捨てても、リエンさん&チャオカフェお客様Mさんとの待ち合わせがあります。Mさんをベトナムハノイの空港に迎えに行く、3日後には絶対にハノイにいなければ!
遅れた場合、色々な方にご迷惑をかけてしまいます。
なんとしてもこの日内にビザの申請を済ませなくてなくてはいけません!

まずバンコクのベトナム大使館場所とビザ取得方法を調べます。
なんと!日本語で詳しく説明してくれているブログがありました!(ありがとー!!)

ベトナム大使館に行く前に証明写真撮らなきゃ!
バンコクで証明写真を撮る方法??
そんな情報ネットでわかるのかなぁ?

…ありました!これも日本語で詳しく!(日本人凄い)

http://apfacademies.net/archives/3462.html


ここまで情報は全て日本人個人ブログで得られました。
海外で活動されている日本の方、本当に多いんですね。

バンコク都心に戻り、証明写真を撮る為ビッグカメラへ!

この時は焦っていて気がつきませんでした。
ビックカメラのバンコク支店ではなく、ビッグカメラですね。

数分後その場で写真を受け取ることができました。

なんとか午後のビザ申請時間内にベトナム大使館に到着!

館中は長蛇の列です。
ほとんどが欧米系のバックパッカー
店主と同じ様に、空港から直行した人がほとんどでした。
航空券発券等を旅行会社に任せる事が多いアジア系の人達は、旅のスケジュール相談時に旅行会社担当者からビザの件、説明されるのでしょうね。

…色々な交渉の末、通常3日のところを2日後ビザ発行となりました。

ビザ発行の為、パスポートを大使館に預けなくてはいけません。
2日間はこの紙がパスポートの変わりです。
めちゃくちゃ心細い。

20年以上、ベトナムと日本を行き来していた過信が招いたトラブルでした。
やはり、旅前の詳細な情報収集大事ですね。

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