見出し画像

iPadかiPhoneだけで文庫本同人誌を作る方法①準備

こんにちは、チャンたけです。
以前違うアカウントで同じ記事を書いていたのですが、アカウントが消えてしまった……。

ということで、この記事ではチャンたけ流「パソコンを使わず文庫本同人誌を作る方法」を、実体験をもとに新しく、そしてもっと分かりやすく紹介していきたいと思います。

「文庫本同人誌を作ってみたいけどやり方が分からない」「オリジナル小説を紙の本にしたい」という方に、是非参考にしていただければ幸いです。

※2023/11/29加筆・追記いたしました

【必要なもの】

まずこれがないと始まらないよっていうものから。

iPad、もしくはiPhone

パソコンを使わずと銘打っているので、もちろん必須なのはこちらのどちらかのみ。
両刀使いもありです。外出先ではiPhone、自宅や落ち着けるところではiPadとするといつでも原稿にとりかかれます。

アンドロイドの方はごめんなさい……必ず使うアプリが対応していないんだ……。
きっと先人の方が同じような記事を書いてくださっているはずなので、そちらを参考にされるといいかも。

チャンたけが使っているのは第七世代のiPad(2019)とiPhone12です。


キーボード

これ、チャンたけ的には必須です。
iPadはケース一体型のものもあるから一石二鳥!

iPhoneは特にタップで書くのが当たり前といえば当たり前なんですが、Bluetoothで繋がるキーボードがあるので是非そちらを使っていただきたい。作業効率が爆上がります。

「キーボードなんて打てない」「ブラインドタッチができない」という方も是非、是非練習してください。

かく言うチャンたけも努力ができない飽き性なのですが、iPadの購入を機にようやくブラインドタッチを練習しはじめ、一年かからずにできるようになりました。

ブラウザで練習できるところがあるので、年齢だとか自分にはできないなんて決めつけずにやってみましょう!
どうしても使えない、使いたくない方は無理して使わなくても大丈夫です!

注意してほしいのは、日本語配列と英語配列の違い
チャンたけは最初に触ったキーボードが英語配列だったので、日本で広く普及しているキーボードに慣れるのに少し苦労しました。
購入する際は日本語配列のキーボードをおすすめします。

メンブレン式とかパンタグラフ式とかありますが、細かいことは置いといて最初はデザインとか値段で選んでもいいと思います。

いろいろなものに触れれば、徐々に自分の手になじむキーボードが分かってくるはず。


【あると便利なもの】

これがあるといいよっていうものをいくつかご紹介。

iPadスタンド

必須に近いけど一応あると便利なものにしました。
iPhoneでキーボードなしだと手に持って作業するからいらないですが、iPadやキーボードを使う際にはほぼ必須のアイテム。

ペンシル

apple pencilじゃなくてもいいので、iPadやiPhoneで使えるペンシルがあると表紙などを作る際に地味に便利です。

作業用BGM

ものというか環境みたいなものですが……。

作業中聴く音楽とかを決めておくとスイッチが入って集中しやすくなります。
ボーカルのないジャズなどがおすすめ。

チャンたけがいつも聴いているのはこちらのYouTubeチャンネルです。


【必要なアプリ】

ここからは端末内で使うアプリを紹介していきます。
まずは今回の要である「縦式」から。

縦式

文字通りの縦書きテキストエディタ。
このアプリのいいところは、同人誌を作るうえで必要な機能が全て無料で揃っているというところです。

  • 文庫本サイズのPDF書き出し

  • 塗り足しの有無

  • クラウド保存対応

マジで神アプリです。開発者さまには足を向けて寝られません。
2023年11月現在も定期的にアップデートがされているので、サポートもバッチリ。

iPhoneでの執筆画面イメージ

ここではアプリの紹介のみですが、簡単な使い方はこちらにて紹介しています。

SideBooks

こちらはPDFを読み込んで本のようにページをめくれるアプリ。
縦式でPDF出力したデータを読み込み、完成に近い形で確認して校正に用いたりします。

iPhoneの画面横向き。こんな感じで本っぽく見れます。

「この行が一文字で終わってて決まりが悪いな」とか「ノドと小口のバランスが取れてないな」とかも分かるので、修正する上で必須のアプリです。

ファイル

執筆データを保存したり、入稿用データを作ったりするために使うアプリです。
iPhoneとiPadにはデフォルトで入ってたはず。

Nola

これは同人誌作るだけならあってもなくてもどっちでもいいかもですが、執筆するのにかなりおすすめのアプリです。
ブラウザ版もあるしクラウド保存もできちゃう。

縦式ではできない作品ごとのプロットや登場人物をまとめたりなど、執筆に便利な機能が盛りだくさん。

小説投稿サイトも連携しているので、こちらで連載だったりもできちゃいます。
チャンたけはこのアプリと縦式を使い分けて執筆しています。

canva

※追記しました
こちらは表紙データを作る際に使うものです。

印刷所さんがテンプレートを用意してくださっている場合も、このアプリにテンプレートを読み込んだりできます。
無料の範囲でも素材が豊富で、イラストが描けない人(チャンたけ)にとっては大変ありがたいアプリです。

よく使うのでチャンたけは有料プランに入っています。


揃えるものはこんなところかな?
またいいものや忘れているものがあれば追記として紹介するつもりです。

次は作業編。
作業編は全部で三つに分け、

【本文データ編】
【表紙データ編】
【入稿〜作品到着まで】

といった内容にする予定です。

次回の【本文データ編】では、縦式とNolaの詳しい使い方や、原稿を本文データにする方法をまとめたいと思います。

今回はここまで。

次回の記事へはこちらへどうぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?