見出し画像

シティS1反省会 ~一人回しの可能性と課題~(決勝1没セキタンザン×クワガノン)

1. はじめに

少し前ですが11/3のシティリーグ東京に参加しましたので、備忘もかねて考えたことを書いてみます。初心者のつまずきの共有といったところです。

その前に・・自分はラッキーを集めてます!以下の記事にある隠れラッキーをご存知の方いれば教えて下さい!(コメント頂けて嬉しかったです)
※ラッキーたちは増え続け、1,000枚くらいになりました笑

2. 筆者について

ポケモンカードは初期(第1弾~PCG初期)にやっており、地方の大会で入賞が1回ある程度です。2年前くらいに久しぶりにやり始め、最新情報は追っていますが、ジムバトルも月に1度出るかどうかと対人戦経験が少ないです。

3. シティリーグ当日の様子

①使用デッキ(はずかしい)
以下のごちゃっとしたデッキを使いました。強くないです笑

画像1

セキタンザンVMAXを軸にしつつ、TAGTEAMとVMAX軸のデッキにはサイドをメインで3枚、デデンネGX、クロバットVなどシステム系か進化元Vの2枚+ジラーチ◇1枚でとり切るためにジラーチ◇を採用しています。また、火の玉サーカスのズガドーンが一定以上いると考え、優位に立ち回るためクワガノンVを入れてみました。
詰め込みまくったのでマグカルゴは3枚だったなぁと思います。代わりに利用場面が限定的すぎるカプ・コケコ◇を抜きます。てかこの構成ならクワガノンVいらないかも・・。

本当はモクロー&アローラナッシーGXとジュナイパーのデッキを使うつもりだったのですが、後述する一人回しで仮想敵のアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとザシアンVのデッキにどうしても勝てず、迷走した結果、当日の深夜3時くらいに作成しました。反省しています。。

②対戦結果
簡単に振り返ります。
予選1戦目 マッドパーティー 勝ち(先行)
マッドパーティー×3+デデンネGX+ジラーチ◇で勝ち。
後攻1ターン目にバトル場のホルビーにエネルギーがつかず先に攻撃されず、また、相手の方の最終ターンに(要求は高かったものの)ボスの指令に触られたら負けだったため救われました。

予選2戦目 リザードン&テールナーGXコントロール 勝ち(先行)
ボルケニオン+リザードン&テールナーGX+クロバットVで勝ち
途中相手の方のクラッシュハンマーが3回裏だったため、セキタンザンVMAXのストーン闘エネルギーがはがされず倒されなかったことに救われました。
意識的にマリィを使ったため相手のコントロールは控えめではあったものの、次対戦して勝てるかと言われるととてもビミョウです。

3戦目 火の玉サーカスズガドーン 勝ち(先行)
ウッウV+ジラーチ+ズガドーン+ズガドーンGXで勝ち
ジラーチ◇が最初からサイドに埋まっていましたが最後まで引けず。
ストーン闘×2+ムキムキパッドのセキタンザンVMAXが、ズガドーンの炎エネルギー8枚トラッシュ+ビーストエネルギーで一撃で気絶しましたが、返しに用意しておいたクワガノンVでグッズロックをし続けて勝ち。

予選4戦目 ピカチュウ&ゼクロムGX 負け(先行)
クワガノンV+ピカチュウ&ゼクロムGXを倒すも1歩及ばず負け。
後攻1ターン目にセキタンザンVが相手のクワガノンVのちょうでんじほう+エレキパワーで気絶してしまい、後続のアタッカーを用意しておらずワンテンポ遅れ、また、リセットスタンプ×2も刺さり有利マッチと言われていますが押し切られてしまいました。

決勝1戦目 ミュウツー&ミュウGX+超 負け(先行) ※優勝された方
途中ボスの指令でデデンネGXを倒した以外サイドを取れず負け。
後攻1ターン目ホラーハウスGXから以降ナイトウォッチャー/フォトンゲンザーを連打され、サポートにもほぼ触れられず、一度もセキタンザンVMAXに進化できず苦しい対戦でした。
相手の方のデッキリストを見ると、安定感がとてもある作りだったので、順当に勝利していることも納得できました。

4. 考えたこと

①一人回しの可能性
デッキを考えるのは好きなのでGoogle Keepに思いついたのを書き出していたのですが、一人回しはスリーブ入れ替えなどが大変で多くのデッキを試すことはできていませんでした。

そんなときに出会ったのがたいあたりジムさんの
ブラウザ一人回しツール「初手わかる君&ひと(り回)し君」です!
Chrome拡張なのでデッキ構築画面からシームレスに一人回しすることができて大変感動的であります。
詳細は以下の公式ページをご参照ください!記事内に動画もあります!

https://taiatari.net/announce/9103/

まず、デッキの作り方が変わりました。以下の画像のように、リストをコードで管理しており、変更も簡単です。(公式のデッキ構築画面が使いやすいかと言われると、改善できそうな気はしますが)

画像2

※こんな感じで日付で管理してます。余談ですがモクナシダーテングワタシラガは意外とおもろいです。ダーテングを盾にワタシラガ(ジュプトル+ゴリランダー)をループしてザオボーとかエールだんのしたっぱを毎ターン使います笑こんなファンデッキを量産できるのもひとし君のおかげ!
・・・書いててダーテングもモクロー&アローラナッシーもいらない気がしてきました。。ということで後で変えてみます!

また、ただ回すだけではなくて疑似的に対戦することもできます
以下の画像のように2つブラウザを立ち上げるだけです。デッキを作ると少しハードルが高いミラーも簡単ですし、プロキシも不要です。

画像3

※ダメカンは載せられませんので自分は覚えながらやってます。フローティングダメージカウンターを作ろうかな。

まとめると・・デッキを考えて→作って→試して→改善する、、言ってしまえば一人回しにおけるPDCAのサイクルをPCだけで、すごい速さで回すことができます!!素晴らしい!!
※たいあたりジムさんに許可などいただかず勝手に書いてます・・問題があればご指摘くださいm(_ _)m

②大会に参加して気づいた課題
対戦で重要なのは、デッキビルド、プランニング、プレイング(+運)かと思いますが、特にプランニングにおける課題を感じました。※他2つも課題がたくさんあり、プランニングと相互に補完するものですが本記事では割愛します。

プランニングとは、プラン(対戦をどのように運ぶか)を見通すことと考えています。勝ち筋(負け筋)と言ったりもします。サイドを取り切るデッキであれば、サイド6枚を自分のどのポケモンで相手のどのポケモンを倒すかをターン数と合わせて考えます。
当然ですが、対戦相手もプランニングをしています。また、プランニングはある程度対戦相手のデッキが見えた段階(場合によっては対戦前)に決めて、試合の流れに沿って修正していくものと考えています。
いわば対戦は自分のプランニングと対戦相手のプランニングの勝負であり、読みあいであると言えると思います。

さてここで改めて対戦結果を振り返ると、自分は上に書いたようなプランニングの勝負ができておらず、運に頼った試合運びになっていました。
かろうじて3戦目のズガドーン戦ではイメージしていたプランを実現できましたが、振り返ってみるとサイドを取るタイミングの検討が甘かったです・・。

プランニングの課題を痛感したのは4戦目のピカチュウ&ゼクロムGX戦です。対戦相手と対戦後に会話したところ、勝ち筋はコレ(最序盤でクワガノンVでセキタンザンVを気絶させること)だと考えていたということでした。また、雷デッキに精通している友人に伺ったところ、そのプランは頭の片隅に置いているということでした。つまり、それを分かっていれば、対策できた可能性がありました。事実、自分は先行1ターン目にセキタンザンVの2体目ではなくマグマッグの2体目を優先して出し、結果的に1体目のセキタンザンVを倒されテンポを取られています。
有利マッチに負けたことよりも、そのプランを考えていなかった自分にすごいショックを受けました。

プランニングの重要性を痛感したのですが、それを一人で身に着ける方法は正直わかっていないです。。
すべてのデッキを想定することは難しいので、相手のデッキを抽象化した上で、可能な限り網羅的に検討する必要はあるのだとは思います。
たとえば勝利条件(サイドを取り切るか、山札を無くすか、など)、自分→相手/相手→自分のダメージ量(後攻1ターン目/2ターン目以降の最大ダメージと達成ハードル、など)、メインアタッカーとサブアタッカーの数、デッキ内のポケモン、サポート、グッズ、エネルギーの割合、などなどです。
今回の対戦でも、たとえば初ターンでの2枚目のセキタンザンVとマグマッグの優先度を判断するのに相手→自分のダメージ量から継戦の重みを1つの基準にすることを学びました。

考えるものの、一人回しに頼るとプランニングはどうしても弱くなると思います。自分対自分なので考えの幅が狭くなってしまいます。
ジムバトルやPTCGOなどで対戦経験を重ね、理解していくことも重要ですが、質が重要なテーマでもあると思いましたので、経験がある人と検討すること、そういう方とプランニングを意識して対戦することが重要なのだろうなとは思っています。

こういうことに気づいた・・という中途半端な終わり方とさせていただきますので、ご意見あればぜひお願いします。
自分はあまり時間が取れないので、できるだけ自宅で、一人でできる方法がないか模索してみようと思います。CLなどの動画を観て、ターンごとのプランの変遷を追うとかかなぁ。

5.このノートのおわりに

ひとし君を紹介したいと思って書きましたが、結果的に課題について長く書いてしまいました。自分は世界大会を目指しているようなプレイヤーではないですが、せっかくやるからには1つの経験からいくつか学んでいきたいと思います。この経験はきっと何かに役に立つはず・・

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまたの機会に!

おまけ

画像4

前回の記事は2019年の福島イベントのアナウンスの時に書きましたが、思ったより時間が経ってミスドのキャンペーンの時期になりました。
次はもう少し早く、ジャッジ試験の話題か、B落ち前にハピナスデッキの紹介でもしようかなと思いますm(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?