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■テーマ:仕事のできる人とは〇〇ができる人

よく職場では、あの人は仕事ができる。できないという話が出てきます。
本来仕事の意義目的は自分の所属している組織の利益を最大化する事です。

しかし、業績を上げている人=仕事のできる人とはならない事もあります。
会社の評価としては業績を上げている人は評価されるのですが、上司や同僚など周りの評価は数値評価と一致しない事もしばしばです。ではなぜこのような事が起こるのでしょうか?

✳️仕事の種類

まず、仕事の定義について押さえておく必要があると思います。
私が見たテレビ番組で林修先生が世の中の仕事は大きく分けて2つしかないと仰いました。

それは、創造問題解決の2つだと。

世の中にある99%の物やサービスは人の課題を解決する為に存在しています。
ご飯を作る時間がもったいないという事でコンビニや外食は応えていますし、
電車、タクシーなどの乗り物なども早く正確に目的地に着くのも問題解決の意味する所です。

それでは、創造とは何か?
キーワードはニーズウォンツです。

問題解決とは、周りの人のニーズを満たしてあげる事です。
先ほどの例は全てニーズです。

そして創造とは、ウォンツです。
わかりやすい例を挙げると、スティーブジョブズはiPhoneを作りました。
皆さんは、iPhoneが世に出る前にこういうものがあればいいのにと考えた事があるでしょうか?恐らく誰も考えなかったと思います。

今では、一家に一台車があるくらい普及しましたが、車がない時代個人で車を持つなど想像もできなかったと思います。

このように全く新しいニーズを開拓するのがウォンツ、想像という事だと思って降れば良いです。

✳️仕事ができる人とは

少し話が逸れましたが、世の中のほとんどは誰かの問題を解決するのが仕事になるというわけです。

話を戻すと、仕事ができると評価されている人は普段から周りの問題解決をしているという事。

例えばこんな上司とのやりとりありませんか・・・?

部下「すみません、ご指示いただいた資料を作成しているのですが、ここはどうすればよろしいでしょうか?」

上司「なんでそんな事もわからないんだ。担当の〇〇に聞きなさい。」

これはただの嫌味な上司というわけでは無くて、
上司は、会社の業績をクリアする為に部下に指示を出しているわけです。そしてその部下がその課題(問題)を解決しようと相談しているのに、上司は問題を解決せず他の人に仕事を振っているわけです。

もちろん上司のスケジュールなどにもよりこういう対応の時もあるかもしれませんが、こういう対応ばかりだと何も問題解決してくれない上司という事になります。

これが、業績を上げている人=仕事ができる人とならない一番の理由です。

✳️仕事ができる人になる為に

仕事ができる人とは業績を上げている人では無くて、問題解決をしてくれる人という意味なのです。

これは、信頼という言葉で置き換える事ができると私は考えています。
それはあの人に頼めば期待した答えや結果を出してくれるだろうという事です。
しかも仕事ができる人はその期待に応えるのが早いということです。

私の経験上、仕事ができる人かどうかは幹事をさせればわかると思っています。
発信や決めるのが極端に遅い人、店を決めれず他の人に丸投げしたり、店選びのセンスが無かったり・・・

目の前の課題をきちんと見極められるか、それに対して適切なアクション、アドバイスができているかが仕事ができる人の必要条件だと思います。
もちろん全て自分が仕事を安請負いして便利屋さんになれと言っているのではありません。

現状の仕事で何が課題になっておりどう自分が行動すればそれが適切に解決できるかを見極めれる。これが私の考える仕事のできる人です。

✳️まとめ

・世の中の仕事は、1%の創造と99%の問題解決でできている。

・業績を上げている人=仕事ができる人ではない。

・目の前の課題が見極めれられ、
 それに対するアクションが早く正確な人が仕事ができる人

とは言っても仕事ができる事にスポットを当てていると仕事のできる人
は業績を上げていないと思われてもいけないのですが、間違いなく、

仕事のできる人は業績を上げれる人です。

ただ一定数、業績が良いだけで仕事ができるとはならない人がいるという話です。

普段の仕事に対する考え方の参考になればと思います。

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