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サラセミアという血液の疾患でした

こんにちは、チャノママです。

今日は私の話を。

若い時から貧血気味で、献血に行っても毎回断られていました。
毎年の健康診断でも貧血診断で、精密検査を受けても気にすることはない、とのこと。

けど去年の精密検査、いつもと違う近所の古ーい内科に行った時、「サラセミアという特殊な血液の病気の可能性があるから、調べた方がいいかも」と言われ、大きな病院を紹介されて診察しました。

何十年ぶり!?に足を踏み入れた大きな病院。
受付後も長いこと待たされ、人も多く、立ったまま待つので気分も悪くなりました。
私はまだ健康?だからいいけど、病院に来ている人は具合が悪い人が基本。
おじいちゃん、おばあちゃん、体調が悪い人、足腰が悪い人も立って長時間待っている様子をみて、本当に胸糞悪くなりました。
なんでこんなに効率悪いの?改善できないの?
そんなことを考えながら半日以上待ちました。

もやもやしながら待ち続け、やっと出た検査結果は「サラセミア」でした。

簡単に言うと鉄剤を飲んでも貧血が治らない病気だそうです。
私の場合、赤血球の形が通常のものと異なっており、酸素を運ばない無意味な赤血球が多く、結果、体が貧血を改善しようとたくさん赤血球を作るので、無駄な赤血球がたくさん作られている状態のようです。(多血症とも言うみたい)

サラセミアには「アルファ」と「ベータ」の二種類が存在し、それを調べられるのは日本で一ヶ所(東日本の方だったかな?)
保険外診療になるとのことで、費用も高額になるそうでした。
これと言った治療法もなく、普段の生活には大きな支障はないので、毎年の健康診断を見ながら経過観察するのがいいだろう、とのことでした。

サラセミアは日本人には発症が少ない病気のようで、自然発症することはなく、遺伝性の疾患のようです。

母親にも話すと、同じように貧血で、血液検査の結果も私と似たものでした。
もしかしたら、自覚がなくサラセミアの人は意外といるのかも、と思いました。

私には2歳の娘がいて、お腹の中には第二子も妊娠中です。
出産後に、サラセミアのことを知りました。
娘も、サラセミアかもしれません。

申し訳ない気持ちもあるけれど、後悔しても何もできない。
ならば、私がしっかりサラセミアのことを理解し、どんなことに気をつけて生活すべきか、また、娘の血液検査も気をつけて見ていこうと思ったのでした。

今日はそんな、特殊な自分の病気の記録でした。

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