見出し画像

ただいま進化中!和樂の編集、変遷図解

こんにちは、note担当の鳩です。編集長セバスチャン高木が考える「雑誌とウェブメディアの違い」お読みいただけたでしょうか?

IT業界に8年浸かってきた鳩は「雑誌は箱庭づくり、Webメディアは庭そのものの構築」という言葉が、しっくりと腑に落ちました。Webメディアの編集は、要素が多くてややこしすぎて、なんだか分かりづらいんですよね。

なので今回は上の記事で語られている「編集のベクトルの違い」をベースに、和樂の編集の変遷を、分かりやすく図解してみようと思います。

従来の和樂はこんなかたちでした

雑誌のみが和樂の編集領域だった時代。雑誌が並べられるのは書店の女性誌の棚です。少しずつファンは増えていきますが、女性誌のオーディエンス以外は、なかなか手にとってもらえない。そんな状況でした。

現在の和樂はこんな状態です

近年「和樂」は、オリジナル商品開発にも注力しています。雑誌で展開してきた世界観を高く評価いただいた結果、日清とのコラボなど、新しい取り組みも生まれました。オリジナル商品の販売経路は通販サイトもありますが、基本的には雑誌からの注文がほとんどです。

さらに数年前からWebメディア「INTOJAPAN」もスタート。基本的には雑誌からの転載が多く、Webメディアを入り口に雑誌へ誘導する流れは少なく、それぞれの活動がやや分断された状態でした。

じゃあ、これからの和樂は?

これからの和樂はこんなかんじです。オリジナル商品の企画販売プロジェクトを「茶の間ラボ」と名付けて、全ての核に位置付けます。

「茶の間ラボ」の活動は、Webメディアに集約。すこーし宙ぶらりんだったWebメディアは、女性誌の棚で届かなかった人と出会うための場所として機能させるべく「INTOJAPAN」から「和樂」へと名称変更し、雑誌とWebメディア、相互でオリジナルのコンテンツを企画・共有し、発信していく場所を目指します。

これまで雑誌を編集の中心領域としてきましたが、これからはWebやリアルな場所(施設やイベントなどのディレクション)、もの(コラボレーションや商品企画)にまつわる編集も展開してきます。雑誌「和樂」の世界観をベースに、Web・場所・ものへ、庭の領域を拡げていくイメージです。

これからどうなる?どうする?

雑誌「和樂」は各号ごと、1本の映画のように、ドラマと愛と、ちょっぴりユーモアのある企画が展開されています。雑誌で繰り広げてきたロックな編集が、これからいろんな世界に飛び出して、たくさんの人を熱狂させていくことになるはずです。編集領域が拡張するうえで今後は「茶の間ラボ」が大切な鍵となるのですが、いったい何なんだ!ってかんじですよね。「茶の間ラボ」の活動については、次回の記事で詳しくご紹介します。ではでは。乞うご期待。


和樂を応援してくださる方の投げ銭お待ちしております。