見出し画像

不支給になった方へ。障害年金の再請求について

「趣味はなんですか??」と聞かれたら最近は「トイレ掃除」と答えることにしています。さあしです。


さて。
本日は障害年金の再請求についてお話していきます。


おそらくこの記事を見てくださっている方は一度、障害年金の申請を行なったけど、残念ながら不支給になってしまった方か、現在申請を検討しているけど不支給になったらどうしようと不安になっている方が多いと思います。

実際、請求したけれど不支給になってしまった方は少なくはありません。
不支給になった場合にもう諦めなければいけないとか、一度不支給になってしまったら期間を1年以上空けないとダメなどなど感違いしている方も多くいらっしゃいます。

障害年金は不支給になっても再請求は何度でも出来ます。
また、期間も1年以上空けなければいけないということもありません。

さまざまな情報があり、ごちゃごちゃになってしまっているのかもしれません。
再請求が難しいのは不支給になってしまった理由が分からずに闇雲に再請求するからであって理由をしっかり聞いて再請求すれば通る方もたくさんいらっしゃいます。

また、1年以上空けなければいけないのは額改訂請求に関してです。
(額改定請求は1年以上期間を空けないと申請出来ません)

不支給になった理由をはっきりさせる


先程も言ったように再請求を検討する場合に大事になるのが不支給になった理由をはっきりさせるということになります。


実は不支給になった理由というのは確認することが出来ます。
ここは意外と知られていないんです。

不支給の理由を明らかにする方法として次の2つがあります。

①年金事務所の相談窓口で聞く
年金事務所で「なぜ不支給になったのか」など具体的な理由を照会することが出来ます。審査書類の中で「不支給理由」が明確に記載されていた場合には確認することが可能です。
②個人情報の開示請求をする
厚生労働省年金局に「障害年金の審査に係る書類一切」の開示請求をする。

開示請求先 厚生労働省 年金局 事業企画課 情報公開係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1−22
TEL 03−5253−1111 内線3577

以上2つの方法がありますが、不支給理由がわからない場合や理由が明確ではない場合は教えていたくのにもご苦労される場合もありますので注意が必要です。

とにかくこのなぜ不支給になったのかという理由が重要で、ここをクリアにしないことにはいくら何度でも再請求できるからといっても無意味になってしまいます


不支給になったのにはそれぞれ理由があります。


初診日が曖昧だとか、不明瞭だとか障害状態該当要件を満たしていないとか様々だと思います。


重要なのはここをはっきりさせて効果的なアプローチをすることです。


何度も言いますがここをはっきりしないことには何度再請求をしても結果は同じです。


ではどうしていくか??


困った時にどうしていくか??


困った時にどうしていくか?もしくは何度もやる自信はない方について。


不支給になった後、諦めてしまう方がほとんどです。


相談を受ける中で非常にもったいないなあと思っております。
だって普通は諦められないですよ。
障害年金はその方の生活を支えるものです。

決定するかしないかでその方の人生を左右される場合もあります。


重要なのは自分自身で抱え、諦めるのはなく専門家に頼ることです。
ここは絶対にしたほうが良いです。


病院やクリニックにソーシャルワーカーがいればそこに相談です。
もしくは社労士さんに相談。


1人で抱える必要はありません。


そして依頼を受ける僕達のような専門家は知っておかなければなりません。
その方の状況とストーリーを。

僕たち専門家はそのことをいかに知っているかということを理解していなければなりません。結果だけを見て単純に「その状態では障害年金の受給は不可能です」ということではないんです。


できればとことんまで向き合ってほしい。


結果的にダメだったとしても当事者が納得できるまで向き合っていくことが専門家には必要だと考えます。


当事者が諦める前に諦めないで下さい。


僕が感じていることは以上です。


このnoteを見くださっている方が良い状況に向かっていきますように。


ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?