日本の少子化対策

 日本の少子化対策に必要なことは、社会全体で子供を育てるんだ、ということへの意識改革ではないでしょうか?

 私自身、2,4,6,8,10歳の5人を育てています。

 子供たちを産み育てるまでは、私自身が子供の時から小さい子供たちが好きで、高校生ぐらいから子どもをたくさん育てたい、と思ってたので、周囲の人々もそのように考えているはずだ、と思ってしまっていました。

 しかし、、、子どもを育てるようになってから、日本ではその価値観は完全に間違っていた、と思っています。

 なぜなら、電車に何年かに1回乗ってみただけ、旅行に数カ月ぶりに行ってみただけで、高齢女性男性から辛辣な視線や言葉を浴びせかけられます。

 この10年間、ずっと妊娠してるか授乳しているかでしたが、、、若い人たちからは一度として親切でない態度はありませんでした。

 なんならベビーカーを運んでもらったり、小さい子供が癇癪起こすのを笑顔家で受け止めてもらったり、、、

 妹は7年前から夫の赴任でスペイン在住でしたが、ヨーロッパ圏内の人々は子どもにおおらかな態度で接してくれるらしいです。

 日本なら、レストラン側から小さな子供は連れてこないようにともとからホームページなどに載っていたり、子供のいる世帯が最初から連れていけないと思っています。

 しかし、ヨーロッパ圏内の諸外国はレストランで子どもが泣いても知らない高齢夫婦が抱っこしてくれるらしいです。

 シンガポールに夫と赴任した友人も同じことを言いました。子どもを知らない人たちが取り囲み「可愛い。可愛い。」と抱っこの取り合いらしいです。

 小さい子どもを連れて旅行は良くする方ですが、日本で一度もそのような状況にであったことがありません。本当に時々可愛いね~、と声をかけてもらえることがあ希少価値です。

 こう書いていて気づきました、、、私はよく知らない子供やお母さんに「可愛いねー。何ヶ月ですか?」と声をかけますが、、、希少価値な人間だったのですね。

 日本のテレビは、高齢者の老後の生き方、趣味、年金などについてばかり取り上げます。

 なぜですか?お金になるからですか?その結果、高齢者は自分の生き方探しに明け暮れ、若者、子どものことなんてそっちのけ。

 それって人間本来の姿なんでしょうか。

 ホンマでっかの池田先生が、女性は閉経後に生きている価値があるのは孫育てをするからだ、とおっしゃっていました。

 孫がいないとしても、孫を育てているような世代の応援をすることがそれに当たると思います。

 高齢女性がゲーセンに毎日通い、友人と麻雀に明け暮れ、、なんて全く理解できないし、尊敬できません。

 それがたまに、、、というならわかります。それに自分の残りの人生を費やすなんて、、、悲しいです。

 老年期の発達課題は英知です。

 みんながみんな、自分の趣味、自分のことだけに明け暮れているわけではありません。

 ただ大多数の老年期にある人々の生活が自分のことだけのような気がします。英知がみえません。

 発達課題である英知を達成させなければ、死ぬ時に後悔が残ります。

 若い人々を助け、若者や子孫から、彼女のように老いたいと思わせる老人になれるように生きていきたいと思います。

 

稚拙な文章を読んでいただけありがたいです。看護学校社会人入学、不妊治療、離婚、子宮頸がん前手術、再婚、高齢5人出産などなど発信します。