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2022年夏アニメ 印象に残った回5選

9月下旬のワイ「まだ終わってないアニメもあるし、終わるのも10月半ばくらいになりそうだから印象に残った回の記事もそれくらいに投稿でいいか・・・」

そして秋アニメに現を抜かし約半月後――

10月半ば「・・・あれ?もうそういう時期じゃね・・・?進捗は・・・ダメです・・・」

何とかなれと思いながら頑張って書きました。

冬クール

・春クール


◇前置き
2022年の夏アニメで“印象に残った回”を5本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか!」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。

ここまで毎回使っているコピペ。

いつものように始まります。


・リコリス・リコイル #3「More haste, less speed」
健康診断と体力測定の為にDAに行く千束についてきたたきなは、自分をDAに戻すよう司令に直談判するも相手にされず。更に、パートナーだったフキは既にサクラとパートナーを組んでおり、DA内ではたきなの悪い噂も広まり居場所を失ってしまいます。
そんな中で、千束がたきなに会えて嬉しいとたきなを抱きかかえて噴水の前でくるくる回るシーンはあまりにも美しく、このシーンを見た自分は頭が完全におかしくなり、この日は1日中このシーンを反芻して過ごす事に・・・なるのはまた別の話。
この後2人はフキとサクラと決闘する事になり、遅れてやっていたたきながフキを殴り、トドメをさして千束とたきなの勝利、たきなは喫茶リコリコを拠点に活動する事を決めたのでした。フキにわざわざ接近して殴りに行くのはやり返したという意味もあると思いますが、遠方で撃てばいい場面で殴りにかかるというこれまでのたきなであれば取らなかっただろう不合理な行動は、今後自分が身を置く環境の変化だけではなく、自分自身も変える大きな分岐点だったのです。


・Engage Kiss 第05話「うたかたの爪痕」
シュウは12年前のD災害の解明を協力してくれる退魔局の三上と手を組むことになるのですが、その裏で悪魔憑きに狙われ倉庫で隔離生活を送っているアヤノも母親経由で12年前の事を知ります。
その後アヤノの元にシュウが来るわけですが、いかなる真相が待っていても生き方を変えないとアヤノに語ります。それに対しアヤノは、もう二度と止めないし二度と会わないと言いながらシュウの目を塞いでキス!更にその先まで・・・。キサラがいる事も、この時の記憶が無くなると分かっていても抑えられない熱情に見ているこっちも大興奮。
その後悪魔憑きとキサラも現れ、キサラはやはりガチギレしていましたが、そんな中でもシュウの記憶を吸って悪魔憑きを倒します。一方アヤノはシュウにさりげなくあれこれやった事について聞くのですが、既にシュウは覚えておらず、何とも切ないやり取りが差し込まれます。
これでシュウとアヤノの関係は終わり・・・と思いきや、二度と止めないと言ったことをシュウは覚えていないという理由で無かった事になり、今後もシュウと関わり続ける事になります。キサラが相手でも一歩も引かないアヤノ強い・・・。この後EDの映像とシームレスに繋がるのも鮮やかすぎて良いですね。
この回で悪魔代理人は死に、まだ裏で手を回している人がいる事、シュウの妹が生きている可能性も示唆される重要な回でしたが、一方でラブコメの比重も大きく、キサラとアヤノのマウント合戦の行方もどうなっていくのかと今後も楽しみになる回でした。


・ラブライブ!スーパースター!! 第9話「勝利のために」
地区予選を突破したリエラですが、東京予選ではサニーパッションを下したウィーン・マルガレーテに勝たなくてはならない上に、2年生と1年生には実力に差があると2年生達の間で話が出ます。そんな中ですみれは2年生だけで出場する事を提案し、わざと高圧的な言動を取る事で憎まれ役を買って出ます。これも結果が出せなければ上海に帰らなければならない可可の為ですが、その事を知っているのはすみれだけなので余計に孤立してしまいます。
すみれも当然全員で出場する方が良いと考えているので、この後の1年生達に2年生だけで出て欲しいと説得されるシーンは実に切ないですが、大きな山場はこの後。1年生達とすみれの中に可可が割り込み、すみれと可可は思いの丈をぶつけ、そして可可はすみれを抱きしめる・・・もうこのシーンで脳が破壊されてしまいました・・・。
顔を見ればいがみ合っていた2人が、本音で語り真に分かり合えた回であり、これまでの積み重ねが活きた回だったと思います。更にラブライブシリーズでは未知の領域である3期もあるというのですから、今後どうなるのか楽しみです。


・よふかしのうた 第11夜「吸血鬼って知ってるかい?」
探偵を名乗る鶯餡子という相変わらずクセの強いお姉さんに会ったり、真夜中の学校に忍び込んだり途中まではこれまでの回でもあったような雰囲気が漂う内容ですが、教室で10年前に失踪した教師と出くわした場面から一気にシリアスな方向に振り切れます。
理性を失った教師にアキラが襲われピンチになりますが、鶯餡子が現れ彼を葬る事によってその危機から脱します。ここまで夜の学校を探索するシーンでの青、教師に襲われた時の赤、鶯餡子が登場した時のセピア調の色使いが、各シーンの盛り上がりを表現していてとても良いです。
吸血鬼になる事を鶯餡子に否定され、吸血鬼になる事の恐ろしさと悲惨さを目の当たりにしたコウの帰り道には通行止め、止まれ、左折の道路標識が並びます。吸血鬼になる事を止め、人間の道に進めという警告になっているわけです。この回全体の色彩感覚といい道路標識といい、シャフト作品のような演出が光る見応えある回でした。


・メイドインアビス 烈日の黄金郷 第12話「黄金」
成れ果て村が崩壊していく中で、心身ともに疲弊しながらも役目の為に村に侵入した原生生物と戦い続けるファプタ。最高の作画で繰り広げられる戦闘シーンだけでも見ものですが、それだけでは終わりません。イルミューイが本当に欲しかったもの、数々の別れ(マアアさん・・・)、そして作品タイトルとサブタイにもなっている「黄金」の意味とは。
悲しい展開が続きますが、見終えた時には満足感と余韻が残る2期の集大成。冒険譚に留まらない今作の世界観と設定の練られ具合にただただ感服するばかりでした。


◇締め
以上で2022年夏アニメのまとめとなります。今回は終盤の回が多めでしたが、前回よりは万遍なく選べたと思います。
今回は頭がおかしくなったり脳が破壊されたりしてるし、ただでさえおかしい頭が更におかしくなるようなクールでした。秋クールは大丈夫でしょうか・・・。

次回は秋アニメについてあれこれ言う記事を投稿します。大体3話くらいまで見てから書き始めるので、10月中には投稿出来そうな気がします。ポケモンもまだ発売前ですからね。

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