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日記:4月23日(火)「深淵もまた深淵を覗いている」

・前の日記でもっと声優のアルバムを聴きたいと書いたが、早速前から気になっていた人のアルバムを聴いた。上田麗奈「Nebula」凄いアルバムだ・・・。

上田麗奈さんの事は当然知っているのだが、魔女の旅々のOP「リテラチュア」が凄く良い曲だったり、今回聴いた「Nebula」も闇が深いとどこかで見たりと自分の中で気になっていた点もあったので、アルバムを通して聴く事にした。聴くのが遅すぎたね!!もっと早く聴きたかった!!


このアルバムは挫折、そして克服をテーマとしているようだが、そのコンセプトは通して聴くとよく分かる。冒頭2曲はピアノ主体の美しい曲だが、段々と不穏な雰囲気に包まれていき、実験的なインスト曲を挟み、サウンド面でビリー・アイリッシュの「bad guy」からの影響が指摘されるミニマムな4曲目「scapesheep」と更に深淵へと潜っていく。ここが最深部かと思いきやまだ道中でしかない。
キレのいいストリングスが印象的なワルツの「アリアドネ」でちょっと明るくなった?と思ったらやはりそうではなく、次の「デスコロール」で更に底へと進んでいく。唯一本人による作詞がされているシティポップ調の7曲目「プランクトン」でようやく下に向いていた視線が上へと上がっていき、穏やかな曲調の8,9曲目での自問自答の末、”Jump over the wall”と挫折からの克服を高らかに宣言する「wall」でアルバムをまとめあげる。うーんやっぱり良いアルバムだ・・・。
このアルバムから先行で公開されたのが「anemone」だったらしいが、もし先に聴いてからアルバムを聴いたら想像していた内容と違い過ぎて困惑しただろうな・・・。だとしても良いアルバムだと思っていただろう。

2021年リリースのアルバムなので3年も聴かずに今日まで生きてしまったが、新規開拓という目的が1つ達成出来たのだからそれで良いでしょう。今後の活躍も要チェックだ。


・最近やっとごちうさとけいおんshuffleの新刊を読み終えた。最高の時間の過ごし方・・・。
けいおんshuffleは前のけいおん(この言い方も違和感ある)とは違ってかなりじっくりやっているので3巻までやっても文化祭ライブまで行かない。その間にごちうさの方で文化祭をやっていたのだが、文化祭の回は神回しかやらないのか???今回の文化祭の話も良かったな・・・。もうこれ進撃の巨人と同じく“継承”がテーマだろ・・・。
キャラも増えて一層賑やかになって来ているごちうさだが、あの話の後なのでいくらか憂いも帯びている。しかし、ごちうさは“可愛い”で作られているので可愛い世界は変わらないが、今後はどういう展開が待っているんだろう・・・。
何はともあれ4期だ・・・早く4期が決まって欲しい・・・。


・前にも書いた通りネトフリで「田中くんはいつもけだるげ」を観返しているのだが、莉乃とかいう女!!!!!!最高の妹だ・・・。ブラコン妹最高~~~!!
男友達である太田にまで嫉妬してしまうブラコンぶりは萌えざるを得ない。これが萌えじゃなければ何と呼ぶのか僕は知らなかった。
当時もそうだったように、今後も莉乃が出る回は狂喜乱舞しながら見る事になるのでとても楽しみだ。はあ・・・何年経っても自分は何も変わらない・・・。

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