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人生とRPG

少し時間が経ってしまったが、今回も備忘録のため思い出しながら、自分なりにアウトプットしようと思う。


「ウェルビーイング」の講義について

まず「ウェルビーイング」の講義を聞いていて改めて認識したことは、「持続的な幸福」は「経験値によって高まる」ということだ。

「地位財」=金、モノ、社会的地位=長続きしないというお話は凄く納得して聞いていた。
うちは特にモノに対しての欲、いわゆる物欲は夫婦共にあまりない。
元々なかったという訳ではなく、結婚して子供が生まれてから価値観が変わった。
独身の頃はブランド服を買ったり、飲み代に多くの浪費をしていたが、今は基本的に服はUNIQLOで十分だし、買ってもZOZOのセール品、飲み会もコロナ禍ということも要因としてはあるが、殆ど行かなくなった。

モノにお金を使うなら、「旅」「経験」に金を使うべし!というのが我が家の考え方だ。

そして「非地位材」である“安全な環境”と“健康”については以前から意識できていた。
安全な環境の面では、家は駅から離れていてもハザードマップ上問題ない所を選んだり、職も割と手堅かったり、子供の教育環境にも満足している。
健康に関しても、軽い運動と腸活は割と意識してやっていた。

ここまではフムフム、わりと出来てるなぁと講義を聞けていた。

問題は“心的要因”の4つの因子(①自己実現と成長、②つながりと感謝、③前向きと楽観、④独立と自分らしさ)の部分だ。
診断結果では自分はどの項目においてもバラツキがあり、どれかの因子が特別高いということがなかったのだ。笑

心の幸福度合いをあげるために、特に低かった項目の部分は日常から意識しようと思った。

「リフレクション」の講義について

「リフレクション」の講義については、まずこの考え方自体が初めてだったが、非常にためになる考え方だなぁと思った。

普段夫婦間や子供たちとの会話ではあまり意識しなくても出来ていたような気がするが、職場だったり微妙な関係性の人に対しては無意識のうちに相手のことを理解したつもりになってしまっていて、本質が見えていないことがあったなーと思った。

また、初対面で1on1をする時にも大いに活かせる、意識すべき内容だった。
この考え方はたぶん夫婦喧嘩している時にも役に立つなぁと聞いていて思った。笑

自分の中での結論と考察

どちらの講義も聞いて、結局のところ自分なりに落とし込んだ結論が、「旅」=「経験値を高めて感受性を豊かにし、自分の価値観を見つめ直すこと」=「ウェルビーイング」に繋がるということだ。
そして、改めて自分の中で気付いたことは、「子供が成長した姿を見ること」=「今の自分にとっての幸せ」だということだ。
とりあえず自分のことは一旦置いといて、子育てをする中で、いかに子供たちに「経験を積ませるか」ということに最も注力をしたいと強く思った。

私は今までの経験からも、ポケモンやドラクエ、FF、MHなど、冒険をしながらレベルアップさせてキャラを強くする育成系のRPGゲームが好きだった。
ゆえに、子供を育てるということ自体が、私にとっては楽しくて仕方がない。
今の生き甲斐と言っても良い。

ただ、ゲームと現実で決定的な違いが大きく2つあると考えている。

1つは、経験値を得るために、ゲームではモンスターを倒してゴールドが手に入るが、現実では経験のために基本的にはお金が掛かるということ。
もちろん日常の中でも、例えば公園で遊ぶだけでもスライム級の低い経験値は得られるが、やはり「旅」の経験値に勝るものはない。
というか知らない。
「旅」の経験はボスクラスの経験値が得られる代わりに、ゴールドも貰えないばかりか逆に必要になる。
なので現実の資本主義社会では、やはりある程度お金の知識と管理能力が必要であり、特に子供たちへの金融教育はしっかり家ですべきだと思っている。
できればなるべくコストを掛けずに、沢山の経験値を得られるメタルスライム級の体験を日常で数多くさせたい。

もう1つの違いは、現実世界ではリセットができないオートセーブ機能付だということだ。
当たり前だが、現実ではセーブする前にリセットなんてのはできない。
だからといって、失敗を恐れては自分の本当にやりたいことに近付けないわけなので、まずは考えうるリスクを最小限にできるよう知識を身に付ける必要があると考えている。

そのような考え方も親として子供たちに伝えていきたいと思っている。

改めての自分なりの結論は「旅に出て様々な経験を積むことは、自分にとっても家族にとっても幸せなことであり、それによって子供たちが成長してくれることが、自分にとってのウェルビーイングである」ということだ。

子供はまだLV.4とLV.2。
自分もまだまだLV.33。
LV.100で終わりだとするとを、どんな経験値を持って最後を迎えられるだろうか…

これからも頑張らねば!!

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