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初テントがビギナーに与える1つ目の試練

いろいろ理由はあるのですが、端的にこの記事でお伝えしたい事はコレです。

【テントを買ったら新品のままキャンプ場に持っていく前に、最寄りの広い公園か、河川敷などに持って行き試し張りをしてみることを強く推薦したい。】

僕がそうオススメする理由をつらつらと独り言のようにお話させて下さい。


◆いきなりキャンプが嫌いになる恐れ

キャンプを始めたら初期にテントを購入する人は多いはず。

しかも最初のテントなんて買ったらめちゃめちゃ嬉しくて「よっしゃー!キャンプ行くぞー!」ってな具合で気持ちはもうオートキャンプサイトの中心で小躍りしている状態になる。

だけどちょっとだけ待ってほしい。

その気持のままキャンプ場に乗り込んで痛い目を見た僕の話を少しだけ聞いていって欲しい。

なぜかと言うと、キャンプを始めると最初に手に入れるギアの中で最も苦戦するのがテントの設営ではないだろうかと思うからだ。

いくらYoutubeで繰り返しイメージトレーニングを積み重ねても、実際にキャンプ場で立ててみると「あれ?どんな感じだっけ」と混乱してしまう事がしばしばあるのである。

1つでも手順が前後すると、かなりのターンやり直しをしないといけなくなったりするから、これが実に厄介で先程汗水たらして取り付けたポールを外したりしないと先に進めなかったりするのだ。

僕が最初にコールマンのドーム型テントを購入した時にも、テンションが上がりきった状態でキャンプ場に乗り込み、あーでもないこーでもないと、1時間強も設営に苦しみ、終わった頃には汗だくで他に何もしたくないと思うほど疲れ切った思い出がある。

当時はスマホも無かったため、いにしえより伝わる紙の”説明書”を解読することになった。

スマホでYoutubeの設営動画が見られる現代からすればもはや、石版に文字を刻んでいた時代も同然、それを必死に解読しようとする気分はまるで考古学者である。

「もう、帰りたい」とすら思った。

最初にMAXだったはずのテンションゲージは0に近い状態まで目減りしていた。まさに仙豆かE缶、もしくはマキシマムトマトが必須の状態である。

ここでもし妻などが居たらおそらく喧嘩か、険悪なムードになっていたであろうことは容易に予想がつく。

キャンプを初めていきなり、キャンプが嫌いになるみたいな事になりかねない。

そんな事態を避けるべく是非とも事前に試し張りをしてほしいと思う。

キャンプは設営が終わってからが本番だ。

そこからワイワイ遊んだり、調理をなどをして、家族や仲間との食事や会話の時間を楽しむのが醍醐味だと思うから、なるべく設営にかかる時間は短く抑えたい。

これからキャンプを始めようとしている方や、久しぶりにキャンプに行こうかと考えている人の参考に少しでもなればと思います。

『自然の中だからこそ、誰とどう過ごすか』を大切に。

それではまた。

なかしま

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