DVや虐待被害者への支援を求める声が2万8,000を突破

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3月27日に行われた不要不急の外出自粛を求める東京都の小池百合子知事の会見の翌日3月28日に、東京都で社会福祉士として働く佐藤真紀さんが、自宅にいることが安全ではないDVや虐待被害者を守るための支援を求めてキャンペーンを立ち上げました。

このキャンペーン「東京都知事 小池百合子様: コロナ対策に伴いネットカフェ等を利用して避難、生活している家にいられない配偶者や交際相手からの暴力被害や、虐待被害者を助ける支援体制を作ってください」は、

①自宅喪失者や避難を要する人への住居確保と緊急シェルターの設置

②相談窓口の緊急設置と体制整備

を求めるもので、28,000を超える賛同の声と共に多くのコメントが寄せられています。

「虐待を受けている子供達が、外出禁止にされていると考えるだけでも心が痛みます。早急な対応を望みます。」
「阪神・淡路、東日本大震災など、災害時には弱いところに暴力が向けられることが明らかになっています。新型コロナ感染症拡大も災害のひとつではないかと。」
「本当に困っていてもなかなか見えにくい人たちに、どれだけ気づけるか、は政治の能力。」

4月7日にも緊急事態宣言が出されるのではないかと言われている状況で、DVや虐待の被害者のリスクはますます高まっています。政府や東京都がどのような対策を取るかが注目されます。