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●自己嫌悪に陥った時の私なりの対処方法①※ワンピースのネタバレが含みます。

みなさんは、自己嫌悪に陥ったことはありませんか。
人間誰しも超人な方でない限り、一度は陥ったことがあるんのではないでしょうか?

今回は自己嫌悪陥ってしまった時の私なりの対処法について述べていきたいと思います。

それでは早速、私が自己嫌悪に陥った時に思い出す言葉があります。

それは「失ったことばかり、数えるな。ないものはない。お前に残っているものはなんじゃ。」

とある有名な漫画のワンシーンです。。

頂上戦争でルフィーが目の前で兄であるエースを殺され、
その事実を受け入れられず、苦しんでいるルフィーにジンベイが発した言葉です。

ジンベイがルフィーにかけた言葉はまさに本質をついていると思います。
人は自分にないもの、失ってしまったものばかりに目がいってしまう傾向があります。それは本能的なもので、危険から身を守るために自己防衛が働き、消極的な思考になってしまうものです。
ただ、失ってしまったもの、自分にないものをいくら考え、悩んでいたとしても、その事実を変えることはできません。
さらに、このような変えられないことにはゴールがないため、自己嫌悪のスパイラにハマり、抜け出せなくなってしまいます。
そうなってしまうと、日常に溢れるチャンスやいいことに気づかず、何もかもうまくいきません。

それではどうするべきなのか。
それは今自分に残っているもの、あるのも考えることです。

私は今自分にあるものを考え、そのあるもに感謝することで自己嫌悪のスパイラルから抜け出すことができました。
実際に、私は学生の時、お金がなく、生活費を稼ぐために学校を中退しました。
この時の私は自己嫌悪のスパイラルにどっぷりハマっていました。
なんでこんなにも私の家族にはお金がないのか、なんで父親が私にはいないのか、他の人は普通に学校に行って楽しく生活できているのになんで私だけ、、
こんなにも災難ばかりなんだと、ずっと思っていました。
そんな時、私はアニメでジンベイの言葉に触れました。
私の体の中にエネルのエルトールのような激しい電撃が走りました。

私は今自分にあるものを書き出してみました。
私には健康な体がある、雨を凌げる家がある、生きていく上での食事を摂ることができている、大切な家族、仲間がいる。
もしかしてすごい恵まれているのかと気づくことができました。

ルフィーもジンベイの言葉から、「俺には仲間がいるよ。」と言いました。

自分にないものではなく、あるもに目を向ける。そして弱い自分、持っていない自分を受け入れる。これが本当に大事なんだと感じました。
弱い自分を受け入れることにより、自己嫌悪のスパイラルから抜け出し、新たな発想、現状の打開策が生まれてきます。

そしてルフィーは弱い自分、大切な兄を助けられなかった自分を受け入れ、2年間の修行を積みました。
その2年間で見聞色の覇気、武装色の覇気、覇王色の覇気を使えるようになりました。

ただルフィーのように覇気を身につける必要はありません。
ここで一番伝えたいことは、ないものばかりに目を向けるのではなく、今自分にるものを考える。
そしてあるもに感謝し、そのあるものを使ってどう戦っていくかを考え、前を向いて一歩踏み出す。
このことがとても大事です。そして今よりもずっと世界は広く輝いて見えると思います。

私はこの言葉に救われました。
「失ったことばかり、数えるな。ないものはない。お前に残っているものはなんじゃ。」

辛い経験や大きな失敗から自己嫌悪に陥りそうな時はこの言葉を思い出し、
自分にあるものを書き出してみてください。

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