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時間を2倍にする方法

今回はプロダクティブタイムを意識して時間を2倍にするという話です。
ここまで人生のルールと時間の特性について話してきましたが、
この本では時間の使い方を2つに分けています。

プロダクティブタイム(生産性を重視する時間)
ノンプロダクティブタイム(生産性の低い時間)です。
このプロダクティブタイムではとにかく
生産性を重視することが重要です。
つまり使った時間に対してどれだけのリターンを得られたか、
どれだけコスパがいいかということを追求します。

著者の場合でいうと、
たとえばコンサルティングやプロデュースをする時に
心がけていることがあります。
単純に売上を2倍にするなら倍の時間
仕事をするのが普通ですが、
それだと時間が足りなくなります。

そのため同じ時間で2倍の売り上げにするか、
時間を半分にして同じ売り上げをキープするかを考えます。
前者はお金という資産を生み出し、
後者は時間という資産を生み出してるんです。

時間を2倍にするためにはまず、
プロダクティブタイムを1.5倍速でやってみましょう。
その方法は例えば1時間帯で考えるのをやめるという方法です。
多くの人はスケジュールを1時間単位で考えがちで
仕事でも特に理由なく会議が1時間ごとに
スケジュールされていることってありますよね。

これで早く終わる仕事でもわざわざ一時間かけて
やっていることが多かったりします。
著者は1時間を45分もしくは40分にすることを勧めています。
この場合、1時間で終わっていたものなら45分で必ず終わるようにします。

つまり1.5倍速で行動するということです。
そんなの無理だよって思いますよね。
でもこれは、そんなことはなくて
行ってしまえば慣れるんです。

例えば、youtube の動画を1.5倍速で見ることってありますかね。
もし見たことがなければ是非行ってみてください。
最初こそ違和感があって難しいんですが、
3日もすれば1.5倍速でも全く問題なく見ることが
できることに気づきます。
なんならそれに慣れると標準速度の再生が遅く感じるようになるんです。
これはやろうと本気で思い行動しないと出来ません。
1時間でやっていたものを45分で終わらせることは
工夫次第で出来るんです。

他にもこれは仕事だけでなく、日常生活でも一緒です。
例えば歩くスピードを速めることもありです。
著者の場合、横断ほどは必ず一番で渡り切るというルールを
決めているそうです。
これすごいルールですよね。
これもしかしたらくだらないと思うかもしれませんが、
やっている人とやっていない人では
毎日少しずつ差は広がっていっています。
これを歩くだけではなく食べることやトイレ、
風呂など今まで無駄にしすぎたという人は
それを改善するだけでも数時間という資産を
生み出すことになりますから効果抜群です。

これを厳密に行っていくと、
例えば、1日8時間かけていたものを
6時間で終わらせることができるんです。

毎日2、3時間という資産が増えた生活考えただけでもワクワクしますよね。
また著者の場合はかなりストイックなので、1.5倍速では満足させません。
1.5倍に慣れてきたら次は2倍速を目指します。

そのためには今まで1時間で考えていたすべてのタスクを
30分単位で考えるようにします。
その時に25分集中して5分休憩するというをの方法でやりましょう。
これはポモドーロテクニックと言われている方法で
仕事で高い集中力が必要な人を中心に広く知られている方法です。
また、この5分間の休憩では sns を見たり、
メールの返信をしたりせず、
リラックスを心がけて
ストレッチをしたり
何か飲み物を飲んだり
徹底的に休めることに専念をしてみてください。

この30分で仕事ができるようになると、
もともと1時間でやっていた仕事を30分で終わらせることが
可能になります。今までの半分の時間で仕事が終わる。
こうやって考えただけでも嬉しすぎますよね。

またこれは私も実践して良かったという方法があります。
それは1時間早く起きるんです。
これはもう単純に1時間早く起きることができれば、
活動時間が1日当たり1時間増えることになるんです。
これですね1年間なら365時間増えるわけですから、
1日8時間にプロダクティブタイムがあると考えると、
年間約45日分時間という資産が増えることになります。

そう考えると1時間ってすごい価値があると思いませんか?

是非、能動的にプロダクトタイムを作り、
時間という最大級の資産をフルに活用して行きましょう。

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