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2024/05/11-17|ありがたきカボチャ

05/11

朝ドラの主題歌、これまではなんとなく聴き流してたけど歌詞がめっちゃいい。オープニングで切り取られてる1番より2番のほうが好き。
この内容のドラマなのに男性アーティストが主題歌を担当するのを正直少し不思議に思っていた。しかし聴けば聴くほど、ストーリーが進んでいくほど、物語の本質を繊細に捉えているのがわかるし、しかしそれでいて決して女性に対してだけじゃない、ただ祈るのとも背中を押すのとも違ったメッセージが伝わってくるのだからすごい。答え合わせをするために米津氏のインタビューも読んで、バス停でひとりオロオロ泣いてしまった。はーいい曲だ。

頭痛で軽くダウンしていた先週木曜、8~9年近く前に一度行ったきりのヘッドスパサロンから「全メニュー半額」とかいう太っ腹なオファーメールが届き、これだ!と喜び勇んで行ってきた。
通常価格ならとても手が出せないコース料金。たしか当時も半額以下のクーポンがあったから行けたようなものだった。がめつい客で申し訳ない。

私のことはカボチャだと思って気にせずリラックスしてください、とエステティシャンのお姉さんが微笑み、暗い部屋で施術が始まった。お姉さん改めカボチャはたっぷり85分かけて私の頭皮と肩・デコルテ周りを丁寧に丁寧にほぐしてくださり、文字通りの至福であった。ありがたきカボチャ。
なんかこういう最高の体験をするたび、なんとかこれを外部保存しておけないものか?といつも思う。ほぐされているときの感覚や記憶を後で自由に再生できたなら、それだけで心身が軽くなれる気がする。

05/12

寝室の小窓はくもりガラスなので引っ越し当初からカーテンをつけていなかった。しかし最近は日が長くなってきて、早朝にまぶしさで起こされるようになった。さすがにそろそろカーテンを買わねば。

本当はメインのカーテンも早く買い換えたいんだよな。
旧居で使ってたやつのサイズが新居の窓とちょうど同じくらいで、なおかつ引っ越し自体も急だったこともあり、なんとなくそのまま使っているが、正直全然しっくりきてない。もっと遊びを加えて明るい雰囲気にできないものか。以前行ったカーテン屋さんへの取材で「楽しむ」という感覚を初めて得て以来、無地カーテンの空間で暮らすのがむしろ苦痛になっている。

05/13

QuizKnockの須貝さんが「三日坊主にならない方法」についていいことを言っていたので書き起こしておく。

3日続けたあと4~6日目に休んでも、7日目に始めることができればなんと1週間やったことになるんです。これは「1週間続いてる」と言えます。みんな4日目に休んでそのままやめてるのが俺は本当によくないと思う。7日目にやった瞬間「継続1週間」になるんです。間の3日は超回復のために休んでただけ。8日目やる気出なくても9日目にやりゃいいだけの話よ。10日目に休んだとしても10日のうち5日もやってるわけ。それって1年通してやってれば「2日に1回勉強してました」ってことになるわけでしょ。メチャクチャやってるぜそれ。それをもっとみんな理解したほうがいい。ちなみに毎日やるのは不可能。そんなことは飽き性の俺にはできない。ぜひ急に再開してください。

#17 三日坊主にならない方法【須貝ふくらの屋上ジャムパン倶楽部】

三日坊主になりやすいのは飽き性だけでなく凝り性な人間も同じだと思う。私は中途半端なアウトプットを自分自身に許すことができず「(そうなるくらいなら)やらない」という選択をとりがち。美術の授業は苦手じゃなかったのに、完成品に納得がいかず提出できないまま「2」をとったこともある。授業という限られた時間で作文を書くのも嫌いだった。

しかし「完璧に続ける」「完璧にやりとげる」ことはよっぽどの超人でない限り無理だと悟ってしまえば、意外になんてことはないのかもしれない。そんなもんでいいんだな、また始められさえすればなんとかなるのか。

05/14

ごはん作る気力がわかなくて、Uber Eatsで注文したスンドゥブを食べた。うまいうまい。「一般的なカレーの辛口くらい」とあったので3辛にしてみたけど、全然まだいけそうな辛さだった。
考えてみたら己の「辛さ」の限界ってまだ知らない気がするから一度チャレンジしてみたいな。セブンに売ってた中本の冷凍汁なしそば的なやつが今まで食べた中で多分一番辛かったんだけど、後日カップ麺のほうを食べてみたら拍子抜けするほど普通だったので、私は未だに中本がどれくらい辛いものなのかよくわかってない。なんであんなに辛かったんだろう。

最近YouTubeで令和ロマンの動画をちょこちょこ見てる。テレビのバラエティは最近あんま見てないし、昨年のM-1も所用で見逃したし、YouTubeでも漫才の動画をまだ見れてないので、なんか従来と全然違う入口から芸人の顔と名前を認知した感がある。すごい今さらだけどくるまとケムリって名前かわいいな。

05/15

体調が!!!!!!!! よろしくない!!!!!!!!!!!!!!

薬を飲み午前休をとって寝てたら近年稀に見るほどの悪夢にうなされ、さらにドッと疲れちゃった。前職の上司(地獄)がなぜか私の会社にそこそこのポジションで転職してきて、ねっとりねっとり長時間かけてあらゆる同僚を詰めまくる夢だった。目覚めてすぐにSlackを開き、誰も入社してきてないことを確認して胸を撫で下ろすも、しばらく落ち着かなかった。夢の中の私は、大真面目に、本気で、早く逃げなければと焦っていたからだ。

これの逆パターンで(?)好きなアイドルが同じ会社に勤務しているという幸せな「設定」の夢を見ることもたまにある。
アイドル本人の姿形などは一切出てこないが、夢の中の私は(あれ……〇〇ってどこの事業部だっけ……)(ってことは今度出社してあのへんのエリアに行けば〇〇がいるってこと……? え……ヤバ……)みたいなことを考えてる。起きたときの虚無感がさっきまでの幸福感をギリ上回るタイプの夢。

前職上司、今どこで生きてんだろ?と思ってググったら元気そうだった。根暗なのでこういう調べごとをしがち。

05/16

好きなアイドルが深夜にTwitterでスペースを開いていて、違うグループの後輩(これまた好きなアイドル)と交流しているのをニヤニヤしながら聴いた。前からちょこちょこ交流してるのは知ってたんだけど、オタクが思ってるより全然仲良しで、なんか嬉しい。

寝て起きたらニューアルバムとアリーナツアーのお知らせが届いていて俄然元気が出た。昨年のライブはごく小規模な1公演だけで、それも私は配信で観てただけなので、チケットが当たりさえすれば約2年ぶりのツアーを観れることになる。そして3年ぶりのアルバムが一番嬉しい。は~~~生きる希望ができた~~~。は~~~~~。

05/17

好きなアイドル(酒豪)のオンライン飲み会。正直ここ1週間はそれだけを楽しみに生きていたと言っても過言ではない。ここ数年の彼は、グループの仕事に加えて後輩プロデュース業(裏方)+自身の体調不良+事務所のアレソレが重なり、ほとんど個人での仕事を受けておらず、オタクにとっては割と貴重な露出の機会というか、まあそんな嬉しい日なのだった。

とはいえ何をするわけでもなく、キレイな顔をした39歳の男が芋焼酎のソーダ割りを飲みながらニコニコ喋ってるのをただ見守るだけなんだけど、オタクはそれだけでも十分に幸せ。この値上げ値上げの時代に参加費100円っていうんだからどうかしてる。誰に観られてるか分からないインスタライブと違い、「100円」というのが絶妙なのだ。オタクとしては全然1,000円とか取ってくれて構わないのだが、たまたま知った他グループのファンが気軽に覗きに来れて、でもインライと違って有料だから途中離脱されにくく、無料で見てるくせに文句言うタチの悪い客や、勝手な憶測記事を書く記者どもに対する魔除け効果も多少見込めそう。たかが100円、されど100円である。好きなアイドルが少しずつ酔っていくのをみんなで笑って見守って、あの話もっと聞きたかったねとか感想言い合って、気持ちのいい夜だった。

来週は足が壊れて以来久しぶりに出社だ。これから一生サポーターが手放せなくなりそうだけど、人生33年目にして初めて会得した「足元が安定する歩き方」をなんとか実践しつつグネりを最小限にとどめていく所存。

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