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ヨガ用語の整理
ヨガ哲学を学ぶための土台作りにこれまで勤しんでまいりましたが、ようやくヨガについて調べて行きたいと思います。これまで色々まとめるにあたり、すでに混乱しているところがあるので、まずは基本的な用語からおさえていきたいと思います。
ヨガの語源
こちらもWikipediaを参考にしました。
サンスクリット語の「Yoga」の語源は「Yuj」という言葉で、「つなげる」や「ハーネス」と言う意味で、英語の「yoke」(くびき)の語源にもなっているそうです。
ちなみに、インドの古い文献「パーニニ」では、「Yoga」という言葉は、「yujir yoga」(つなげる)と「yuj samadhau」(集中する)のいずれかから派生した言葉ではないか?と考えられているようです。
3つのヨガとラージャヨガ
こちらもWikipediaを参照しました。
ヒンズー教の考え方では、モクシャ(解脱)に到達するためのアプローチとして4つのヨガ(Marga - 道すじ)があるそうです。うち3つは、バガヴァッドギーターで紹介されている、Janana Yoga、Bhakti Yoga、Karma Yogaです。残る1つのヨガはRaja Yogaで、他の3つと併せて4つのヨガとして語られることがあるようです。
Jnana Yoga - 知識 (Wikipedia)
「私は何者か?」といった疑問とともに知識を求め、スピリチュアルな鍛錬を行うヨガだそうです。グルの指導のもと、瞑想と内省を行い、自己(アートマン、魂)について自由への気づきを得るらしいです。
Bhakti Yoga - 献身(Wikipedia)
その修行者が崇拝する神様への愛と献身を行うアプローチだそうです。
※ どうやら崇拝する神様は修行者が選んで良いっぽいです
Karma Yoga - 行動(Wikipedia)
正しい行動が、祈りの一種の形であるという考えがあるようです。自分の見返りを求めてではなく、「ダルマ」(秩序や正しい道など)にそった行いをするよう説いているようです。
Raja Yoga - 瞑想(Wikipedia)
瞑想を行うヨガです。「Raja」は「王」という意味だそうです。
※「Raja Yoga」という言葉は、昔からインドの文献で使われているそうなのですが、現代で使われる「ラージャヨガ」とは異なる使われ方をしていたようです。そもそも「ヨガ実践の最高の状態」(サマディへの到達)という意味として使われていたそうで、ハタヨガプラディーピカでも、ハタヨガはRaja Yogaに到達する方法として紹介されているそうです。「ラージャヨガ」が「瞑想のヨガ」の総称のように使用されるようになったのは、19世紀にスワミ・ヴィヴェーカーナンダさんが「ヨガスートラ」は「ラージャヨガ」について書いてあると解釈したことに端を発するようです(「ラージャヨガ」という言葉が出てくる場合は、昔のコンテキストなのか、現代のコンテキストなのかを気をつけたいですね)。
たくさんあるヨガの種類
古代インドよりヨガは、さまざまな宗教やヒンズー教の学派に受け入れられ実践されてきました。そのため多くのヨガの種類が存在し、その実践方法や考え方も異なるようなので、学んでいく上で混乱しないようにひとつひとつ整理して理解していきたいと思います。
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