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奇跡のJ1残留と徹夜残業

やべっちFCで奇跡の残留神3という企画をやっていた。

アルビレックス新潟、ヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド市原・千葉が、それぞれ選ばれていた。

たしかに、ジェフ千葉の残留はものすごく印象に残っている。こんな奇跡って起きるんだ、サッカーってすごい、と当時は非常に感動したものだ。

で、その3クラブがその後どうなったかというと、3クラブとも降格しています。

やっぱり奇跡の残留って陶酔感があるから、降格の危機に瀕した原因と向き合えなくなってしまうんだと思う。

ヴィッセルは、その後、三木谷浩史オーナーの積極投資が成功して、立て直しだけれど、アルビレックス新潟とジェフ千葉は、いまだにJ2。

ジェフにいたっては、もうJ2祝10周年である。中学生以下の子たちは、J1にいた時代を知らないだろう(J1優勝争いしたことだってあるんだぞ!)。

奇跡の残留って、社会人の仕事における「徹夜残業で納期に間に合った!」に似てる。

その時は、ほっとするけれど、そういう働き方になってしまう根本原因を改善しない限り、いつかは破綻する。毎回毎回奇跡の残留はできないのだ。

ピンチを切り抜けた後こそ、兜の緒を締め直さないといけないなあと、奇跡の残留神3を見て思いました。