チャリティグッズ東京ダービー
FC東京がコロナのチャリティTシャツを販売するというニュースを聞いて、素晴らしいと思った。税込み5500円で販売して、売り上げから経費を差し引いた1200円を医療関係者に寄付するという。
さっそく注文しようと思ったら、今度は東京ヴェルディも同様の趣旨でチャリティTシャツを販売するという情報が入ってきて、素晴らしいと思った。こちらは、税込み1969円で販売して、600円をホームタウンの自治体に寄付するという。
両者ともに素晴らしいのだが、気になったのはチャリティに回すお金の割合である。
東京ヴェルディは売り上げの33%、FC東京は売り上げの22%である。
チャリティ活動は、当然チャリティに回す金額の割合が高い方がありがたいわけだから、この点だけを比べれば、東京ヴェルディの完勝である。
デザインも東京ヴェルディの方がおしゃれだし、FC東京の方は何だかもうほとんどのサポがその感じの青赤ユニ持ってそうです。
販売価格も、ヴェルディとF東京では倍以上違う。
販売価格、デザイン、チャリティ率、もうトータルでヴェルディの圧勝といっていい。
もちろんサポーターの数が違うから、F東の方がたくさんお金は集められそうだけど、どうしてこんなに差が出てしまうんでしょうかね。
生地の品質とか、そういうことですかね。
まあ、チャリティは行うこと自体が尊いので、こんなふうに比較しちゃうのも、これからチャリティやりにくくなっちゃうから良くないとは思うんだけど、もうちょっとこう、上手いやり方なかったかね。
例えば、F東とヴェルディのコラボグッズとして、チャリティTシャツを販売したら、かなり貴重だし、売れたように思います。
27年Jリーグ見てきてるから、両クラブのいがみ合いの歴史も当然把握しているけれど、そういう歴史があるからこそ、ここで、手を取り合うことが「みんなでコロナショックに立ち向かおう」という重要なメッセージになったように思います。
繰り返しますけど、チャリティ活動を比較するのは、野暮だと承知した上で、もっとより良いチャリティのあり方を考えてみたかったのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。