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鶏油(ちーゆ)を作ってみました💛

鶏油 途中経過

さぁ、これは一体何を作っているのでしょう?

実は鶏油(ちーゆ)を作っています。
鶏脂(けいし)といって鶏の脂の塊を煮ています。これを煮だすことによって鶏油(ちーゆ)が作れるのです。

この鶏油は中華料理店ではよく使われているようです。

チャーハンや野菜炒めが絶品になるとか、この油で揚げるポテトチップスは滅茶滅茶美味しいとか、ネットに出てきます。

私は特にグルメではないので、こだわりはないはずなのですが、グルテンフリー生活をするようになって、やはり日常で摂取する油に気を遣うようになりました。

サラダ油は論外です。菜種油やこめ油がいいのかな?と思うのですが、スーパーで市販されているものはどこまで信用していいのか分かりません。高いものでしたら間違いないと思いますが、もったいなくて揚げ物に使いづらいです。

ですので、この半年くらいはラードを作っていました。
豚の背油です。
肉屋で豚の背油をミンチにしてもらって、火にかけ、油を煮出してました。

ただ、最近、たまたまネットで油の融解温度が表示してあるものを見つけてしまいました。

鶏  大よそ28度~32度
豚  大よそ25度~40度
馬  大よそ30度~43度
牛  大よそ32度~50度
羊  大よそ42度~45度
バター大よそ28度~35度


これです。
ここ半年ほど使っていた豚の油であるラードは25度~40度で融けるんですね。
でも鶏の油だったら、28度から32度で融けるんです。ということは体内に入った場合、鶏の油は血管に詰まることなく、消化をしてくれるけど、豚の油は実はあまり消化が良くない、ということになるんですね。

牛の脂に至っては50度です。たぶんいいお肉だと脂が舌でとけるくらいなので、32,3度でなんでしょう。でも安い牛肉の脂は消化が悪い、ということが分かると思います。

そこで鶏油を作ってみました。

鶏油完成

完成しました。
きれいにできましたね。

始めてだったということもありますが、結構時間がかかりました。
2時間はかかっています。

煮だして、灰汁をとり、しっかりと油が出てくるまで、ひたすら煮だして、
濾して、やっと、という感じでした。

鶏の皮を焼いて鶏油を出すのが一般的だと思いますが、焼いて油を出すので、すでに酸化しているような気がして、煮だす方法を取りました。

近くに大阪市中央卸売市場があるのでそこで鶏脂を買えたからできたんですけどね。普通は手に入らないので。

はぁ、いいニオイです。
この油でポテトチップスを作るのが楽しみです。

私はグルレンフリーではあるけれども、ヴィーガンではないので、この辺りは気にしません。
美味しい方がいいですから。

はい。ではまたご報告させていただきたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました。

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