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新譜感想#12.5 deep blue(Instrumental)/sora tob sakana

ラストライブに向け全力疾走のsora tob sakana(オサカナ)。

先日ラストアルバムの感想文を書きました。

sora tob  sakanaは、ハイスイノナサ、siraphで活動している照井順政さんプロデュースの非常に良い楽曲が多く、楽曲派とも言われているアイドル。

ハイスイノナサについても色々書きました。

そして、今回「deep blue」のインスト盤のみのアルバムを出しました。 

以前、youtubeで演奏動画を見た際、衝撃を受けて以来、インストの発表は待望でした。

※これ聞いて、sora tob sakanaファンになった。

買いました。

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※deep blue通常版と共に一枚。

やはり、聴いてみるとinst版だけで十分成り立っていると言えます。カッコいい。

もともとハイスイノナサは、インスト寄りのポストロックバンドなので、納得です。

M4"魔法の言葉"、M9"夜間飛行"、M10"ribbon"辺りは、インストで聞くとハイスイノナサ感が強い。

ただ、この楽曲がオサカナ3人のユニゾンと交わることで、化学反応を起こす。

インストだとエッジの効いたポストロック楽曲が、オサカナというフィルターを挟むことで、優しい印象に変わっていく。

それくらい歌を入れると全くの別物になります。

好き嫌いはあるとは思いますが、歌入りの方が耳に入りやすい。

全く印象が変わる楽曲なので、オサカナ好きであれば、聴き比べる価値はあると思います。

M7"Bland new blue"のトランペットとかしっかり聴けますし、

M8"New Stranger"のピコピコ音もインストで異なる印象を受ける。

M1"信号"、M11"untie"の物足りなさとか。(他の曲でも物足りなさは感じるけど、特に感じる2曲。)

そう考えると新曲の2曲はしっかり歌もの楽曲として仕上がっていたと思います。

sora tob sakanaの完成形はこの2曲の中にある。

最後の最後で凄い一撃を出した。

それだけに勿体ないが、ラストまで応援します。



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