2021/02/13 ごちゃごちゃ言わずに 理屈なんて後から考えて ランジャタイとキュウを見て! 備忘録 #ご理ラ
昨年のM-1グランプリ敗者復活戦、視聴者投票によりインディアンスの通過となったが、この裏で異彩を放っていた2組がいた。
得票13位のキュウ
最下位(15位)のランジャタイ
得票数は伸びなかったものの、キュウの「ゴリラ」とランジャタイの「欽ちゃんの仮装大賞」のネタは観る人の心を掴んだと思うし、
平場でランジャタイ国崎が放った「(ダントツの最下位であることを受け、)国民最低!」発言は多くの人間の笑いを誘った。
YouTubeにもM-1の公式動画が上がっているので是非チェックしてほしい。
敗者復活戦の生中継でゲストとして参加していた、銀シャリ・橋本が「キュウとランジャタイのツーマンライブがあったら僕、チケット取りますね」と発言もしていた。
時が経ち、M-1 2020が終わり2ヶ月が経った。
それでも、まだあの二組が自分の心の中に残っていた。
キュウとランジャタイのツーマン。
そんなのあったら絶対見るでしょ。と思っていたら、
まかかのまさか、実現したのだ。
銀シャリ橋本の発言を受けたSNSの盛り上がりで本当に企画となったのだ。
この知らせを知って、配信チケットを即買って、2/13、当日を迎えた。
16:00に開演。
まずはステージに立つのは、キュウ。
自己紹介をするかのように、M-1敗者復活戦でやったゴリラのネタ(ヨーグルトの話)を披露。ぴろのマイペースなトークに清水のツッコミが重なる。先がわかっているのに面白い。
キュウのネタが終わり、次はランジャタイ。
やはり仮装大賞のネタだ。ツカミに先週の仮装大賞に触れながら(欽ちゃんの引退)、仏が沼(M-1の時より動き大きかった気がする。)、焼き鳥、勝俣、カブトムシ、なんでも鑑定団と話が進む。
こちらも流れはわかるものの、笑ってしまう。ハチャメチャな笑いでランジャタイワールドへ誘う。
一旦暗転しOP。電気グルーヴの富士山をテーマに、再び現れる4人。銀シャリ橋本の発言で実現したという話に触れながら、ライブの仕事が入り見にいけないという橋本。
そこでメル友であるぴろに準備してもらった橋本からのメッセージ動画を4人で見る。
続いては「自由ゾーン」と称し、2組がそれぞれ2ネタを披露。概要タイトルのみ。
大好きな食べ物、カリー(キュウ)
マーピー・ジャパネット(ランジャタイ)
ミュージシャンになりたい(キュウ)
地球外生命体(ランジャタイ)
キュウに関しては、最初のゴリラ含めて、入門編みたいなネタ。
一方ランジャタイは「喰らいついてこい!」と煽るパンクバンドのボーカルの様な攻撃的なネタで、キュウと反するようなネタを繰り広げていく。
対極の2組。だが、唯一無二のものをそれぞれが持っている。そういったものがくっきり見えるのもこのライブの面白いところだと思った。
それぞれの3ネタが終わり次の企画。
まさかのコラボ。
伊藤・ぴろによる「仮装大賞」のネタ。カリーやヨーグルトのネタ等、本日行ったキュウの3ネタの要素を散りばめながら、仏が沼にハマったのを再現。黄色のジャージを着てはっちゃけるぴろの様子、的確なツッコミを行う伊藤の姿が新しい。
続いては、清水・国崎による「ヨーグルト(ゴリラ)」のネタ。動かない国崎に斬新さを覚える。清水の強めのツッコミに本当に怒られているかの様に顔をしかめる序盤がめちゃくちゃ面白い。そこから、少しずつあいうえお作文の法則が乱れていく。
中盤では、あいうえお作文のツッコミ時にいちいち動く清水と国崎が面白い。
「Tシャツが~、M-1で~」の流れが続いていき、カオス状態へ。
この後の様子は配信を見てほしい。
ラストはトークコーナー。ここは割愛。この中で、伊藤がキュウのめっちゃええやん漫才を覚えているという話から、ラストはぴろと伊藤のめっちゃええやん漫才(ゲーム)で終わり。
この後の様子は配信で見てほしい。
最後にエンディングで〆。
キュウのネタは代表的な3ネタがそろった。好きな3ネタだったので、よかった。何度見ても飽きない。
ランジャタイは面白いのだけど、一度見ただけでは理解が間に合わない。配信ライブで見逃し視聴が出来るのは追い風になっていると思う。
この2組をもっと掘り下げたい方、普通の漫才は飽きた方にとっては、とてつもなくお勧めできるライブだと思うので、ぜひ見てほしい。
豪華な2組の配信は、2/20までチェックできる。
両者知らなくても楽しめるライブになっているので、
楽な気持ちで見られると思います。
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