肉、藝祭、裸かんち 9/7の日記
・会社のバーベキューがあった。
休日の炎天下のお台場に100人以上が集まって肉を焼いていた。変な会社。
こういうイベントごとに座席がランダムに割り振られるから本来は関係性がどんどん広がっていくんだろうけど、関係性リセット癖があるからせっかくの機会を全然活かせていない。
それでも8人テーブルの中で頑張って積極的に話せた気がする。この会社にいる限りずっとこの頑張りを続けないといけないのか。
唯一オモコロの話ができる先輩が別テーブルにいて、声をかけようと思ったらシャツをめくって匿名ラジオのTシャツを見せてきた。絶対に他の人に見せるんじゃないぞ
「今日ラジオイベントですよ」という話からしんちゃん雨穴回の話、馬場しょべ美の話、オモコロ関係ないけど新仮面ライダーガヴの話とかで一通り盛り上がってたら片付けの時間になった。
散り散りになって無人になっていたテーブルに各々が戻り、遠くから聞こえる締めの挨拶に耳を傾けて解散。
二次会に向けてウダウダする時間が苦手なので、後輩に「さっさと帰っちゃいな」と声をかけつつ会場を後にした。
酔ったら歩きたくなる性なので、しばらくお台場をウロついた。フジテレビ、海浜公園、アクアシティ、楽しげだけどこれといって用はないスポットの数々を赤ら顔で眺めていく。
途中目の前に社長と部長の後ろ姿が見えて焦ったが、どうにかゆりかもめの駅に辿り着き新橋方面に向かった。
ゆりかもめから覗く海はいつまでたっても心が躍る。
・14時に一本締めをしてそのまま直帰はさすがにもったいないと思い、東京藝術大学に足を運んだ。
ずっと行ってみたいと思っていた藝祭がちょうど開催されていたのだ。
いきなりものすごいクオリティの神輿の数々がお出迎え。
中に入ると飲食の屋台がたくさん広がっていて、意外とちゃんと学園祭なんだなと思った。でも屋台に立っている一人ひとりが東京藝術大学に受かった人だということを考えると少し震える。才能の結集がたこ焼きとか焼いてくれてていいんですか
そんな屋台の看板の中に『世界はそれを水餃子と呼ぶんだぜ』と書いてあるものがあって安心した。ちゃんと大学生っぽい感性も持ってるんですね
混み混みながらもどうにか入れた絵画棟で日本画をたくさん観た。
ド素人には抽象的な絵の凄さがどうしても分からなくて、緻密な風景画とか写真かと思うような猫の絵とかばっかりに見惚れていた。
写真を撮り忘れたけど、重苦しい雰囲気のデカい工場の外観の絵に『巨大産業の音』という題名がついていてグッときた。
確かにゴウンゴウンプシューという轟音が聞こえてきそうな絵だった。
棟によってはかなり入場列ができていたりして全てを観ることはできなかったけど、久しぶりに学園祭の雰囲気を浴びて少し若返った気がした。
来年も行きます。
・自宅に帰ったらもう夜になっていた。
炎天下で炭火に炙られ日本トップクラスの藝術に脳みそを殴られ、気づけばヘロヘロになっていた。
寝てるのか起きてるのか分からないような時間をしばらく過ごした後、オモコロラジオイベントのアーカイブを半分ぐらい観てから寝た。
裸かんち以外の記憶がない。