見出し画像

テンプレートの光と闇

Canvaをよく使う身としては、耳の痛い話だなと思いつつとても頷ける記事でもある。

当たり前だけれど、こんなにも同じ情報を目の当たりにすると3つ目くらいからは流し読みになる。構成も表現も似ていると、もはやその記事の存在理由がわからなくなる。

記事でも画像でも動画でも、「あ、これ見たことある」と言われたときに、オリジナリティとは何かと考える。
イラストレーターの界隈でも「●●さんに似ているね」というセリフは話している人にとっては誉め言葉かもしれないが(=●●さんに似てかわいい、きれい、かっこいい、みたいなポジティブな表現が一緒についていたとしても)気になるものは気になるものである。

子どものとき、自分の何気ない落書きをオリジナルで書いていたものをうっかりちらっと見られてしまって、NARUTOみたい!と言われたのが今でも記憶に残っている。
今振り返れば、確かにめっちゃ影響を受けていたことはわかるのだけれど、当時は私が書いたやつなんやけど?!と自分なりのオリジナルへの意識があったような気がする。

今のメインの創作はnoteでいろいろと書いているのが多い。
私のnoteの使い方は日記であり意見の掃き出し方の練習であり、自分へのリマインドであったりする。
なので、あまり誰かの文章を真似しようだとかは思ったことはないけれど、どこかの誰かに似てしまっているだろうか。
たまに文章の締めをまとめサイトみたいなものをつい書いてしまうな、と思ったことはたびたびあってできるだけ消しているけれど、どこかでじんわりと浮き上がってしまってはいないだろうか。

こういうのも一種の練習なのだろう。
蓄積して蓄積して、わかるところがあるかもしれない。
仕事での文章でもたまにそう思うのだから、より素面なこの場所はより濃く出てきそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?