ホワイトリングを買った
白い指輪を買いました！！！！
5年くらいずっと、「白い指輪」がほしいな、要らないか、ほしいな、を繰り返して、ようやっと購入した、そういう指輪です。
ちょっと話が長くなりすぎたから、いらすとやを活用してコミカルにしてみた、読んでもらえたら嬉しいです！
こちらは「白い指輪がほしい！」と思った理由やら経緯やら願いやらを書いたnoteです！
サクッとライトな購入経緯noteはこちらを！
→指輪買ったよメモ💍
白い指輪
厳密にいうと、「左手の中指につける、白い指輪」がほしかった。
左手の中指につけるホワイトリング、それは「アロマンティックのシンボル」だとされています。
アロマンティックは他人に恋愛感情を持たない人。
もちろんそういった意図なく、たまたま左中指に白い指輪をつけているよ～！っていう人もたくさんいるとわかっているし、早とちりはしないでください＆お気に入りの指輪やめないでください！
私はとりあえず、今のところ、自分はそのような人だと思って生きています。
世にはいろんなアロマンティックがいると思うんだけど、私は「恋愛はとても良いものらしい」という認識があるタイプ（？）です。
恋愛がいいものらしいとは聞くけど、待てど暮らせどその日はこない。
なんか、みんな恋愛するじゃん。なんで？
それは、推し活がポピュラーになった現代で、推しがいない人、のような気持ちかもしれない。
親しい友達はみんな推しがいて、熱中していてとても楽しそう。
当然のように「あなたの推しは？」と聞かれるけど、特にいないし、推しがいたら楽しい気はするけど、ピンとくる人には出会っていない。
そういう感じで、イマイチ恋愛ってやつがピンときてない。
以前はそういう自分を「人として欠けている」と思ったりもしていたけど、もうそれはあんまり思わなくなった！（えらい）
劣等感を持つことは減ったけど、やっぱり「みんなと違うな」という気持ちになることは、まだある。（しかたない）
（例１）仲良しのお友だちがずっと「彼氏ほしい～」と言ってて寂しかったり（分かり合えない、恋人が欲しいのが羨ましい）
（例２）ずっとフリーだったお友だちに、恋人ができた時の悲しさだったり。（仲間ではなかったか、残念）
そのような身勝手な妬み嫉みで気が狂っている様子が、Notionのメモ（ひとりTwitter）にたくさん残ってる。
▼妬み嫉みで気が狂っているようす▼
こんなかんじの事を半年くらいまばらにメソメソ書いている。
こんなずっと悩んでるなら、なにかしらの答えを出したい、現時点までの覚悟を決めたいと思った。
そしてアロマンティック自認から10年と少し、ホワイトリングを身につけることにしました。
「恋人がいる喜び」を感じられなくて、それがわかる人が羨ましくて。
身勝手な羨望と失望はきっとこれからも感じてしまうけど、それでも私はお友達の人生に訪れるすべての転機を祝いたい。
ともだちの結婚、めでたい。子ども、めでたい。離婚も（有責でなければ）たぶんめでたい。
そして忘れちゃいけないのが、たとえ恋愛しなくても、私の人生は素晴らしいもので、祝福されるべきで、私は素敵な人だってことだよ！！！！！！
たまたま友達のほとんどとは異なる人生設計になりそうだけど、それは「異なる人生設計だね」ってだけのこと。
「友達とちがう🥲わかりあえない🥲」ってさみしくは思うけど、Aロマンティックの人はわたし以外にもたくさんいて、ひとりぼっちではないし。
ホワイトリングを購入した、ひとつ目の信念はこう。
そしてふたつめ。
クォーターライフクライシスのようなアレだとは思うんだけど、
「今のうちに恋愛しとかなくていいのか」「本当に子どもを産まない人生でいいのか」みたいなことを、ぐるぐるぐるぐる考えてしまう！！！！！！！
もちろん今のところの結論は出ていて、子どもは持たないつもりだし、恋愛も積極的にはしない。結婚はいつかするかもしれないけど、子どもを望める年齢の内はしたくない。
そういう意思があるにも関わらず！！！！！！！
理性の部分では結論が出ているにも関わらず！！！
惑わされている！！！！！！！！！！！
これは良くない。
私の人生は、そういう「そんなに興味がないけど世間的にやっといたほうが良さそうなこと」をやっているほど長くない。（と思う）
つまりこう。
迷ったり悩んだりよく考えたりするのは無駄じゃないけど、無駄に落ち込んだりするのはやめたい。
自分が素敵な人であることを忘れないために、心を強く持つために、アロマンティックであることを恥じないために。
そのアイコンの白い指輪をつける。
じっさい指輪なんてなくても、そういうお悩みから離れることはできるんだろうけど！
ホワイトリングをつけるようになって一か月くらい。
ふとした瞬間にぶつかってくる恋愛、結婚というテーマにダメージを受けても、ピカピカのロゴが励ましてくれる気がした。
そしてかなりパーソナルなことなのに、こんな堂々と見える指先に着けてるのがおかしさがある。良い。
ファッションでつけていても違和感のないくらいの、ロゴのついた指輪にしたのも正解だった気がする。
例えばこういうシンプルな白だったら、私のファッションには違和感があって「いかいも意味ありげ」かも。
それだと重く受け止めて、辛く思ってしまったかも。
自問自答ファッションにおいて、アクセサリーはアイデンティティ。*1
アロマンティックであることは私のアイデンティティだと思うけど、ただファッションですよ～みたいな顔してつけられる指輪はちょうどよかった。
わたしはこの指輪を意味を持ってつけていることを、このnote以外で人に伝えるつもりはない。今のところ。
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自問自答ファッション教室*2を受講した時に口走った言葉はメモに残っている。
「結婚せず、バリキャリでもない人間は素敵じゃないといけない気がする」
こんなのは思い込みだし、呪いのひとつかもしれない。
でも、素敵な自分でありたいのは本当。
(素敵の定義については置いておく)
(どのような人生でも素敵だし)
わたしは、恋人がいない時のほうが私らしくて素敵だし、とっても幸せなんだぞーーーーーーーー！！！！！（大声）
もちろん未来のことはわからないし、運命の出会いを果たしたらそれはそれでヨシ😉
この指輪は演歌*3や自己紹介*4じゃないぞ、と思いながら購入したけど、このnoteを書いてて「いやこれ以上ないくらい自己紹介だし、演歌では……？」と思っています。（2024年3月22日現在）
おまけ ひとりTwitter（Notion）より
おそらくアロマンティックのトピックからも読んでくださる方がいるだろうに、説明なしに「自問自答ファッション」の文脈を使っています！ごめんなさい！！
*1 自問自答ファッション
*2 自問自答ファッション教室
*3 演歌
*4 自己紹介
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