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月1読書チャレンジ #3

3冊目です(10月)


毎朝、服に迷わない 秋/冬 暖かいのにおしゃれになれる


山本あきこ(2017)『毎朝、服に迷わない 秋/冬 暖かいのにおしゃれになれる』ダイヤモンド社

まず「チェスターコート」を買え! 秋、冬をおしゃれに見せるのに必要なアイテムは26着。きれいめでも、カジュアルでも、品のある格好が自由自在にできるようになる

▶選んだ理由

自問自答ファッション教室で「冬ムリ、寒いのムリ」って話をしていたとき、ご一緒した十月さまが挙げてくださった本。


▶感想&所感

冬のベーシックなアイテムごとに選び方・合わせ方の一問一答形式で、正直に言うと現段階の私向けの本ではなかったかも。

「冬のプリーツスカートを選ぶなら、こういう色で、こういう服と合わせるとよい」だとか、「ボルドーやからし色を持っておくと冬らしくて良い」のような。

平均点を目指すための本であって、100点を目指す本ではなかった。


not for meだな、と思ったのは結構な頻度で「女性らしい」「女っぷりが」みたいな表現が出てくるところ。(ウルセー!)

そういう文言にいちいち引っかかってしまって、主題を忘れそうになる。


服選びの他にも、アクセサリー選びのコツ、服のお手入れにも触れていて、そのあたりは大変勉強になった。

冬になるとパールをつけたくなるのは、無意識に「白の抜け感」を求めていたのかもしれない。

びっくりしたのは自問自答ガールズにはおなじみの「断服式」に近い概念が登場したこと。

「服を処分するのはシーズンの終わりではなく、次回のそのシーズンの始まりにその時の気持ちに合わせてしましょう」みたいなことが書いてあった。

これはまさしく断服式だ。


▼自問自答ファッションにおける断服式


実用的なところでは、今年導入を考えているウルトラライトダウンの色選びについて書かれていたのが参考になった。

自分の欲しいアイテムが取り上げられていれば大変お役立ちだけど、変わった服ばっかり欲しがる私にはあまり向かなかったみたいだ。


本の紹介が「まず「チェスターコート」を買え」から始まるのも、2017年刊行っぽさがある。その頃はグレーのチェスターコート着てたなあ。


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