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愛着形成 -0歳から親子の絆を深める-
この記事では、子どもと同じ習い事をして感じた事、親子関係に変化した事があったのかなかったのか、親子の絆を深める事が子どもの人生にとても良い影響を及ぼしますよ。等を記載しております。
その前に少し。
親子の生涯時間を知っていますか?
母親7年6か月、父親3年4か月
(関西大学社会学部教授保田時男先生による)
だそうです。
これを短いと取るか、どうかは個人の判断によるところですが、
この数字を見た率直な感想は、みじかっ!!!!
です。
ですので、私は、子ども達との時間は有限だと言う事を常に意識し、できる限り一緒に楽しみながら何かをできる時間を取る様にしています。
その1つが娘との共通の習い事の時間です。
今日は、娘が通っているダンススクールの
「ゆる大人ダンスクラス」
に1年前から参加していると言うお話について、私が思う事をメリット・デメリットを踏まえてお伝えしていきます。
▽目次
・なぜ同じ習い事をしようと思ったか
・結果どうなったのか
・親子の絆がメンタルに与える影響
・まとめ
【なぜ同じ習い事をしようと思ったか】
それは単純に娘が楽しそう!だったから。
娘はまだお喋りも上手にできない頃からアナ雪を見てエルサと一緒に歌って踊る事が大好きでした。
お人形遊びをしていても自分の内側に没頭し、いや、没入し
他の人からの目線と言うのはあまり気にならない様で、
マイワールドをしっかり構築している様な女子でした。
ですので、表現者にはピッタリな素質なのではないか?と思い
ダンスを習える場所を探し、年長さんの頃から通わせていました。
なので、いつも楽しそうに踊っており、そんな娘の姿が私の目には
キラキラ輝いて見えて、とてもまぶしく映りました。
私も一緒に楽しんでみたいなと言う純粋な思いが湧き上がるのには
時間がかかりませんでした。
ある時。
「いいな楽しそうだな~!」
と、ポロっと口から出たのを聞いた先生から
「大人ダンスありますよ!」
と、お誘いを受けて始めて見る事になったのです。
※ご縁が無いとこういう導きには乗る事はできません。
子供と一緒に何かをすることで、親子の絆が深まるのではないかと期待もしていましたし、ヨガを教えるのにも何か役に立つかもしれない。新しい趣味としても非常に魅力的に感じました。
しかし、ダンスの経験はゼロの私。
幼少期にバレエを少しかじった程度ですし、社会人になってからはベリーダンスの体験に行きましたが、散々な目にあいました・・・笑
元々人前に出るのが大の苦手でしたので、人前で踊ると言う事は精神的に苦痛以外の何物でもないと感じ、私には向いていないと判断しており、それ以来ダンスは鬼門と位置付け近づく事もありませんでした。
【結果どうなったのか?】
さて、嫌煙していたダンスを始めてから1年が経過しました。
この3月には発表会にも参加し、親子で1つの目標に向かう事ができて、とても満足しています。
最初は正直不安で一杯で、先生の言うように身体が全く動きませんでしたが、娘にかっこ悪い所を絶対に見せたくなかったですし、
「やり続けたら必ずできるねんで!」
と言う事を常々言っていましたので、絶対に投げ出す事ができない状況でしたので、発表会までのラスト1か月は会社の会議室でお昼休みに毎日ひっそりと踊っていました。
家では娘に指導されました。
娘は私が踊れない事を絶対に否定したりする事はせずに、
上手に踊れたパートは沢山褒めてくれました。
なんて優しいんだろう。と。
お互いに励まし合い、できない所を教え合ったりする事で、信頼関係が強化され親子の絆が深まったと思います。
娘の新たな一面を見ることができた事も私にとってはプラスになりました。
【親子の絆がメンタルに与える影響】
では、なぜ親子の絆を深める事を私が大切にしているのかについて心理学的な観点からその重要性について少し触れたいと思います。
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愛着形成
Bowlby J. M.(ジョン・ボウルビィ)と言う児童精神医学を専門とするイギリスの精神科医が提唱した理論ですが、
「人が生まれて数カ月の間に特定の人との間に結ぶ情愛的な絆」
を親子間での大切な愛着としています。
どんなに離れていても、両親の元に戻れば大丈夫と思える事こそ愛着であり、愛着形成ができていると子供は外の世界を恐れず様々な挑戦ができるのです。
親子の強い絆は、子供にとっての安心の源で、親が子どもを支え、理解してくれるという認識は、子どもの心理的安定に関係しており、安心を得る事で子どもは自己肯定感が高まり、ストレスや不安を感じにくくなります。
また、親との関係を通じて、子どもはコミュニケーションスキルや共感能力を学ぶのですが、これらのスキルは、友人関係や将来の良好な人間関係に大きな影響を与えます。
子どもは親のサポートと理解があることで、困難な状況にも対処しやすくなります。
この愛着理論は第四段階まであり、第三段階までが3歳までで終わってしまい、四段階目は3歳以上とされております。ですので、小さい頃だけの理論なのかと思われる方も多いと思うのですが、そうではなく、ずっとずっと継続していけるものであると私は認識しています。
それぞれの年齢域で、感じる不安、恐れ、に自分の力でたいしょして行くには、親と子が心と心を継続的に繋げる努力もまた必要になって来るのだと思います。
【まとめ】
子どもと過ごす時間と言うのは意外と短いものです。
一緒に何かしてくれるうちが華。
と、先輩ママさんからは言われます。
何も趣味がないんだよねー。
そう話されるママさん達も少なくありません。
子どもと一緒に生活をしているうちは、本当に忙しく時間がないですが、その先の事も見据えて、何か始めてみるのに、子どもと一緒の習い事はオススメだと思いました。
子どもとの共通項が増えれば増えるほど、
一生涯深く心を繋げていける親子で居る事ができるのではないか。
そんな風に思います。
読んで頂き有り難うございました。
Kaori
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