昔飼っていたペットを思い出す

この前、自分が生まれてから中学生まで家にいた犬のことを思い出した。
母親が独身時代から飼っていた小型のプードルの雑種であった。確か子犬の時に友人からもらったらしい。典型的なプードル仕様の毛の刈り方はしておらず、自然に生えている状態の毛並みであった。よく散歩にも連れて行って、雪の日には無理矢理公園で遊ばせた記憶もある。雪が冷たかったせいか、犬は途中で嫌がって帰りたがったのだが、自分もまだ子供だったのでしばらく強引に遊ばせていたのだった。そんなことをなぜ思い出したのだろう。ちょっとかわいそうだったと今でも思っているからか。部屋の中では、からかって、じゃれあって、本当に家族の一員だったなぁ。学校から帰ってくれば玄関で待っていた。散歩が本当に好きだったんだよな。そういえば、近所のあちこちに散歩に連れて行ったなぁという事も思い出した。そして、その愛犬にはちゃんとした名前があったのだが、時々、別の名前で呼ぶことがあった。それは自分がふざけて愛犬をかわいらしく呼んだのだと思うが、その名前は「ちゃっくんポップ」だった。あれ?なんでそんな名前で呼んでいたんだっけ?とこの前ふと考えてみた。
おそらく、当時流行っていたおもちゃのキャラクターの名前か、ファミコンのソフトの名前だろうと推測した。そして調べてみると案の定、ファミコンのソフト名であった。
このソフトで遊んだ記憶は無いのだが、思い出せないだけで当時遊んでいたのか、テレビのCMで流れていたのか。とにかく愛でたくなる時は、無意識にかわいらしい愛称を付けてしまうのだなぁと思い出したのであった。
愛犬が亡くなる頃には我が家に子猫がやってきたので、以降は猫との生活がやってくるのだが、子供時代を犬と猫の両方と一緒に過ごすことができて良かったな思う。
彼らは肉体を去った後の世界で何をしているのだろうか。元気だろうか。
ちなみに子猫は近所に捨てられていたのを自分が持ち帰ったのであった。
現在はペットは飼っていない。最近は温暖化で異常に暑いので、夏に家にペットだけを残して出かけたら熱中症で死んじゃうかなぁと心配になったり、病院代や餌代のことを考えたりすると、なかなか飼えない。本当ならペットも一緒に住めれば子供の教育にも良いと思うのだが。たぶん自分にとっては今はその時ではないのだろう。

ちなみに、そのソフトの動画があったので貼り付けてみた。

↑ 【ファミコン】ちゃっくんぽっぷ OP~ループ最終面 (1985年) 【FC クリア】【NES Playthrough Chack'n Pop (Full Games)】 KinjoGameChannel 【Retro Games Playthrough】さんのチャンネル ↑

ゲームの動画をみると、クリアするには出口を塞いでいる壁を破壊しなければなりません。そのハートは檻の中に閉じ込められております。
ハートが壁を壊すのですね。愛は壁をも破壊するってことですか(笑)。

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