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桜が咲く前に
突然ですがきのこ帝国というバンドの「桜が咲く前に」という曲をご存知でしょうか?
僕は数年前からこの曲が大好きでたまに通勤時間の電車の中で何回も聴く日があるくらいに好きです。
この曲を知ったのは現在フリーアナウンサーの宇垣美里さんがラジオで紹介してくれたことがきっかけです。
たぶんオールナイトニッポンの単発でかけた気がしますがもしかしたらレギュラーがあり古巣でもあるTBSだったかもしれません。
なんでこの曲が好きなのか上手く言葉にできないのですが、とにかく「心が持ってかれる」という抽象的な表現になってしまいます。
イントロのゆっくりとしたピアノの旋律からその後のギターのメロディ、ボーカルの佐藤千亜紀さんの声、いろいろな要素が組み合わさって心が持ってかれます。
さっきいつのどの番組で宇垣さんは紹介してくれたのだろうかとググったらこんな記事を見つけました。
桜が咲く前にここを出てゆくことにしたよ
10年後の君は
どこで誰と笑っているのだろうか
中略
どこにいても
君がくれた言葉を強く抱きしめて
また歩き出そう
宇垣さんの記事を読み、歌詞をちゃんと見てみると、僕も18歳の時に福岡を出て東京に来た時に感じた寂しさや、22歳の時には東京を出て大阪で社会人生活をスタートさせた時の、毎日少しでいいから昨日の自分よりも成長しようという決意があったり、同じような節目があるなーと、それで無意識に当時のセンチメンタルな気持ちが呼び起こされて心が持ってかれるのかなと思いました。
大学に入る、新社会人になる、その時に住んでいた土地を出て行くという人は僕に限らずごまんといると思うのでそれだけの人たちがこの曲を聴くともしかしたらけっこうな割合で心が持ってかれるかもしれません。
まだ聴いたことない方はぜひ一度聴いてもらえたらと思います。
本当は職場でも後輩たちに「ねえきのこ帝国ってバンド知ってる?」と話したりしたいのですが、個人の「好き」を押し付けることになりかねないなーと思って何も言い出せずにひとまずこの気持ちをnoteに記したいと思いました。
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