見出し画像

中学受験 親が考える時、子が決める時

こんにちは。
8月に入って、より一層暑さが厳しくなってきましたね💦
熱中症には気をつけないとです!

さて、中学受験について、
私たち親は、全く考えていなかったわけでは無いのです。
どちらかというと、
「この子は中学受験向いてるのかな?」
「地元の中学校へ行って、高校受験で頑張れるかな?」
と、小学校入学した時から考えていました。
私の住む大阪では、まだまだ中学受験もそんなに一般的ではない雰囲気だったので、どちらかというと、地元中学校に行って、高校受験で有名公立高校を目指して頑張る!という感じでした。

(今は、だいぶ変わってきています!コロナ禍もあり、中学受験派も増えてきました!)

でも、うちの子は、自由奔放に育ててしまったからか?
「良い子」の振る舞いができないタイプ。
先生にでも「それは違うと思う!」ということが出てくると、
抗議してしまうところがあります。
その傾向が小学校の学年が上がるにつれてよくわかってきたので、
「素直になんでも言われた通りにすする子」
が、高評価を得る、
「評定を重んじる大阪の公立高校受験」
では、勝負が難しいのでは無いか?ということを思っていました。

もちろん、公立の中学校の先生でも、
その辺りをよくわかって指導してくれる先生もいるのかも知れないのですが、
その先生にうまく当たるのか?も疑問だし、
あたらなかったら?????
と考えると、結局、評定を期待できず、
私立高校を目指す事になるかも知れない。。。とも思っていました。

ならば、面倒見のいい中高一貫校を探してみるか!!
と、私たち親の方が早い段階で中学受験に前向きでありました。

なので、小学3年生の夏休みに学校見学に行ってみる事にしました。

男子といつも喧嘩をしている娘の心をくすぐるべく、
中高一貫女子校の見学。

娘の反応も上々で、
私たち親も、通学距離や校風、何より大事な授業料などの面も、
なんとかなりそうかな〜と、
中学受験にノリ気になっていました。

ですので、中学受験専門の塾探しを始めてみたのですが、、、、、

近所に無い!!!
自力で行かせられそうなところがない!!!

そうなんです。
地域がら、地元公立中学校が評判よく、
中学受験人口が少ないため、
中学受験塾が無い!!

私が仕事をしていることもあり、
どうしても塾送迎も難しく、
公共交通機関を使って、
自力で行ってもらうしかない!!

となると、、、
娘からは、、、
「いやや!近くなかったら、友達といっぱい遊ばれへん!」
と、全面拒否が始まりました。

学童にも通っていまして、
1、2年生は、上級生の言うことを聞いて遊ばなくてはならず、
3年生になって、
ちょうど、学童でもようやく「親分学年」になり、
下級生をまとめて遊ぶという楽しさを知ってしまったのもあり、
そんな楽しくなったところを休んでまで何で行かないといけないの??
というわけです。

何か中学受験塾に仲の良いお友達が通っているとか、
娘にとってのうま味があればなのですが、
完全にアウェイな地域に通う事になる。
それがどうしても、
娘としては「何でそんなところまで行かないといけないの?」
と「何でなん???」となりました。

「でも、あの素敵な中学校に行きたいやろ?
そしたら、塾に通ってお勉強しておいた方がいいからさ〜」
と進めると、
「え??塾通わないとあの学校いけないの?そしたら行かなくていいわ」
と、中学受験そのものまで「もういらん!」
となってしまったわけです。。。

その時は、
「なんでわかってくれへんのや??」
と思っていましたが、
今思えば、たかだかまだ生まれて9年の娘。

中学受験とはなんぞやを、
理解しろというのが無理だったんだな。。。と思いました。

早めに中学受験塾に通わせるには、
なんの理由もなく、
とりあえず習い事の一つとして通わせる方法を取れば良かったのかな、、、と、
も思いましたが、
それでも、うちの娘は早く塾に通わせていたたら、
あっさりリタイアしていたかも知れません。

あれだけ、拒否し続けた中学受験塾通い。

それなのに、
5年生の秋に、娘本人から、
まさか「私、中学受験やりたい!」と、
言い出す事になるとは。。。

私は娘の事でヤキモキすることが多々あったのですが、
(娘は何事もなんとかなるさぁ〜なタイプなので💦)
中学受験だけではなく、
何事も、
親が考える時と、
子供が決める時は、
少し違うタイミングなのかも知れないと、
思う出来事でした。

待つことも大事だな、
と考えさせられました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?