手のリハビリ

  脳出血後のリハビリで、一番印象に残っていること。それは初期の手のリハビリで、電流を流されたこと。
微弱なので、痛いとか痺れるとかは全くないんですが、何か「仮面ライダーストロンガー」になった気分でした。電流で麻痺を治すというよりは、神経の接続を良くするという感じでしょうか。   
  これが実は効きました。指先の動きはこれをきっかけに少しずつ改善していきました。
 リハビリ病棟に移ってからは、細かい手の動きを反復していろいろやってました。
  左手は利き手じゃないので、使えなくても何とかなると思われがちですが、そうではない。
  私は未だにあることに困っています。
  
  何だと思いますか?

 この季節は一番不自由さを実感します。

 当たり前に出来ていたことがなかなか出来なくなりました。
 
それは着ること全般です。
ズボンを履くことより、シャツや上着を着るのが大変になりました。手指は動かす回数が多いので、ある程度は回復しました。

しかし、戻りきれなかった部分があります。これから回復する可能性はありますが、これはなかなか難しいと思っています。
 何が戻りづらいのか。
それは、肩が上がりづらいことです。
四十肩、五十肩とか言われますが、症状は近いと思います。
服を着る訓練を一日数十回、何十日かやれば良かったかなぁと正直思いました。時間には限りがあるので難しいので、ラップの芯を両手で持って上げ下げする体操をすすめられました。結果以前のように上がるようにはなりましたが、細かい動きが出来ないので、長袖を着る時は左側を肩まで入れて着替える日々が続いています。
 万一片麻痺になったら、着替えの反復練習はやったほうがよいかと思います。
   左手のリハビリで、もう一つだけ明確に「これをやったから回復した」ということがあります。
 
さて何でしょう?

この続きは次回に回します。


 











 











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