見出し画像

ひなたぼっこ

柔らかいおひさまと
透き通った青い空
冬の窓辺でひなたぼっこ
いつまでもこうしていたいな

陽だまりのぬくもりなら
暗闇もおばけも
入り込む隙なんてないね
いつまでもこうしていたいな

ぽかぽか包まれて
まるで子どもに戻ったみたい
ついうとうと

ずっとそばにいてなんて
どこにも行かないでなんて
わがまま言ってもいいのかな?

悲しかった昨日も
こわくて泣いた夜も
ふわりほろりとほどけてくよ
いつまでもこうしていたいな

あなたの腕の中
まるで子どもに戻ったみたい
ついすやすや



実はこの詩には、メロディもついているんだけど、
コードをつけたりとか演奏したりとかが、今の私には難しいので、頓挫中。
作った曲を人に聴かせられる形にできるようになりたいなあ。

育った実家は所謂『機能不全家庭』で、
いつも怒られて責められてばかりで居場所がなくて、
いつも頭が痛くて、いつも眠くて、いつもお腹が痛くて、
いつも早く人生が終わることばかり夢見ていた。
結婚してようやく家を出たら、
今度は精神的・経済的・性的なDVに。
でも実家にいるよりはずっとましだからって、気づかないふりして我慢してたら、
いつの間にか、家で眠れなくなってた。

追い詰められて必死で逃げ出してやっと手に入れた自分の部屋。
小さくて何もなくて先のことも不安ばっかりだったけれど、
あたたかいおひさまの光が入るぽかぽかの窓辺は
怯えることなく安心してうとうとできるしあわせな空間だった。

やっとやっと見つけた、私の場所。
帰りたいと思える場所。
大切にしよう。

写真は、初冬のおひさまの光を受けるチョウジザクラ。
植物も、おひさまの光が当たってると、すごくしあわせそうに見えるね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?