見出し画像

誰も知らない10の遊び。

 こんにちは、アーティストの新造真人(@makotoshinzo)です。

 ぼくはアイディアを思いつくこと、そして、思いつきを実行に移すことが大好きです。何かを思いついて、それで行動した。すぐやってみた。思いつくままにやってみた。ああ面白かった。そして、何回か繰り返すうちに飽きた。でも、そういったことがとても心の栄養になります。これまで色々な遊びを思いついて、実行してきた10の遊びをご紹介します。


1「玄関居酒屋」

 大学時代に、家の玄関というせっまいスペースで居酒屋をやっていました。ぼくは料理とお酒とモクテルづくりと器が大好きです。ある日、近所にお客さんが2、3人しか入れない劇狭な居酒屋を見つけて、じぶんちでやってみよう!と思いたち、その日すぐに開店しました。

 合計20回くらいOPENし、だいたい4、5人が来店してくれました。もちろん0人の時もあって、泣、その時は仕込んでいた大量の料理を何日かで消費しました。多い時には20人くらいきて、玄関に人が収まらないので、玄関扉を開けてスペースを拡張したり、お客さんが率先して皿洗いをしてくれたり、家の中にあるピアノで店内BGMを演奏してくれたりしました。

 ちなみに引用ツイートしているあべさんは一番の常連さんです。ボトルキープをしてくれたり、いろんな人を紹介してくれました。あ、ちなみに未成年がお酒を飲むのがめちゃくちゃ嫌いなので、その辺はご安心ください。うちの祖母が作った赤紫蘇ジュースが絶品なのでそれのソーダ割りや、自作したモクテルを提供してました。

 1年くらい営業していて、引っ越しとともに玄関居酒屋は一旦閉店しました。最後の方では、上のTweetみたいにかなり多くの人がお店に足を運んでくれるようになりました。そしてこの玄関居酒屋以来、飲食店で働く方々への経緯が50億倍くらいに膨れ上がりました。みなさま、今日もお疲れ様でございます。



2「イイ感ジビンゴ」

 これは後出しOKのビンゴゲームです。とても簡単で、やるだけで「ああ、いい感じだなぁ」という気分になります。紙にペンで正方形を書いて、中に縦横2本づつの線を書き入れて、9マス作ります。真ん中には「ビンゴを始める」など書き入れます。簡単にクリアできるボーナスマスです。

画像2

 そして他のマスには「いい感じだな〜」と思うことを書き込んでいきます。すでにあったいい感じのことでもいいし、これからやろうと思っているいい感じのことを書きます。

いい感じのこと
嬉しいこと。楽しいこと。自分が喜ぶこと。初めてトライしてみたこと。久しぶりにトライしたこと。めんどくさいけどやったこと。ラッキーなこと。などなど、ちょっとでも自分に、もしくは人生にプラスになりそうな「いい感じのこと」ならなんでもokです。

 このゲーム、すごく気に入っていて。思いついて、すぐやってみてめちゃくちゃ最高でした。なので、仲のいい人たち10人くらいに教えたら半分がすぐやってくれました。ルールや効能など詳しくは以下のnoteに書きました。



3「極端に早起きしてみる」

 朝起きると、とても気持ちがいいですね。ぼくは朝型で、なおかつ極端なことが好きです。なので最近は朝3時に起きることにしました。何時から早起きになるかって、人によるかと思います。3時起きを試すまでは6時はぼくに早起きでした。しかし、今日5時半に起きて「あ、やべ。寝坊した」と思うようになりました。認知って面白いですね。

 じゃあ、3時に起きて何をしているのかというと「ご機嫌でいる。」これがぼくの答えです。何か予定があるの?と聞かれれば、朝日が上がってくるの眺めています。その時間がめちゃくちゃ好きで、映画とかアニメと違って、今日の朝日は2度と見れないんですね。なので、太陽との予定があります。など、キザなことを言ってみます。



4「モニコをかける」

 最近、朝3時に起きることにはまっています。理由はカッコイイからです。それで、この早起きを誰かの役に立てたいと思ってモーニングコールをかけるサービスをはじめました。一切儲けとかはありませんが、ぼくはこれを起業だと思っています。自分のやりたいことで誰かを喜ばせる。めちゃくちゃ起業ですね。企業理念は「自分の早起きを利用して誰かの役に立ちたい」。

スクリーンショット 2020-06-02 18.28.24

 bosyuというサービスで、モニコをかけてほしい人を探して見たところ、1人から応募がありました。サービスを開始してから1日でユーザーができてとても嬉しいです。ユーザーからは「思ったよりも情報が充実してた笑また頼む!ありがとう!」と感謝メッセージをいただきました。モニコをかけてほしい方がいれば、新造真人までご用命ください。



5「これは階段だ階段だ」ゲーム

 止まっているエスカレーターを歩くと、なんだか気持ち悪い感じしませんか。頭の中ではそのエスカレーターは止まっているとわかっていても、いざ足を載せてみると、なんだかエスカレーターが動いている時の感覚があって、変な感じになります。この現象をGoogle先生に聞いてみると「壊れたエスカレーター現象」と名付けられていると知りました。

 このぼくが思いついた「これは階段だ階段だ」ゲームは、そんなエスカレーターを、違和感を感じずに、最後まで登り切るゲームです。これを思いついたのは5年くらい前で、ぼくは小田急線湘南台駅近くに住んでいました。駅のエスカレーターは23時過ぎに止まるので、時々友達を招集してはこの闇のゲームを開催していました。

画像1

 深夜の止まったエスカレーターの前にみんなで集まって、誰が一番最初に登るか決めます。それで各々が自分なりの方法でエスカレーターに挑みます。馬鹿らしいけど、すごく楽しいのでオススメです。詳しくはこちらにあります。



6「Try Something New」

 毎日何かしら新しいことにチャレンジするゲームです。何を新しいことととらえるかは人それぞれです。別に競うものでもないんですけど、ゲームって単語をつけるといい感じになりますね。義務感から遊びに変化する感じがあって、いいです。

スクリーンショット 2020-06-02 18.36.48

 2020年5月20日に、この「Try Something New」をエクセルにまとめはじめました。今現在で300ほどリストに書き込まれています。リストには、それが「どのような意味で新しいのか?」を書き込んだり(今後KJ法する予定)、やってみた感想や、備考などを書き込んでいます。ほかにもやってみたい新しいことを書き込んでおくと、自分が何に興味を持っているのか把握することができるのでオススメです。

 ちなみに、このゲームの命名は、大好きでこれまで何百回も視聴しているMattCuttsのTEDのプレゼン動画「Try Something New for 30days」から取っています。



7「勝手に表彰状を送りつける」

 「最近ハマっていることはなんですか?」と聞かれたら「知り合いに表彰状を送りつけることです!」と、元気に答えます。そのきっかけは数日前に見たFacebookの投稿です。知り合いの教授が奥さんに「緊急事態宣言お疲れ様でした!の終了証書を送ってみて!喜ばれた!楽しかった!」といった投稿をしていました。その投稿にコメントをすると、教授から感謝状に使えそうなコメントのリプライがついたので、それをそのまま自分への表彰状にしてみました。

画像5

 これを作った後に、なんだか楽しくなってしまって、お世話になっている友人、誕生日の友人、土曜日なのに出社しようとした友人、嬉しいメッセージを送ってくれた友人、いろんな友人に表彰状や感謝状を送りつけています。なにより「頼まれてもいないのに送りつける」というのがこの醍醐味であり、面白さです。

 


8「通りがかりの人にコーヒーを配る」

画像6

 ぼくは6年17回くらい引っ越ししているんですが(バカかもしれない)、ある時は江ノ島近くの鵠沼の長屋に住んでいました。その時は珈琲と七輪にはまって、日中から七輪で近くの漁港で買ってきた魚を焼きながら日本酒を飲んだり、コーヒーを飲みながら読書していました。(書きながら思いましたが、最高の人生ですね)

 そしてある時から、家の外側でコーヒーを飲みながら、道行く人とおしゃべりをしたり、なんとも牧歌的な生活を送っていました。下のツイートみたいな感じです。この三枚目の写真は、その日遊びに来ていたバリスタの友達がいい感じに激写してくれたもので、ヤラセではありません。笑 


 男性の方は近所に住んでいた方で、この日初めておしゃべりをしました。靴やカバンがとてもいいもので、こんな活動を面白がってくれたところをみると、めちゃくちゃ仕事のできる人だなぁと勝手に想像していました。(また会いたい。元気にしているかな。)そして後日、玄関先にその人からコーヒー豆のプレゼントと手紙が届いていました。人生っていいな、って思いました。



9「水色レモネードを配る」

 大学時代に、キャンパスでレモネードを配る活動をしていました。学年が上がるにつれて「よっ!」っていうばかりの友人が増えて来て、ひさしぶりにキャンパスで立ち話でもしたいな〜と思ったのがきっかけです。それで、水色のレモネードを校内で無料で配ることにしました。

 飲みたい人は、氷やら炭酸やらコップやらを持ってくる必要があって、寄り合いの文化を大切にしつつその場にいる人々で即興的に作るレモネードスタンドです。例えば炭酸水がジンジャーエールになったり、氷がアイスの実になったり。コップは誰かのタンブラーになって、飲んだ人はそれを洗ってまた場所に戻ってくる。レモネード用のハチミツやレモンを誰かが買ってきてくれたり、材料を買うためのお金をクラウドファウンディングで集めました。

画像7

 合計5回くらい開催していたら、ある時に学校から呼び出されて怒られました。よく覚えていませんが「勝手にピクニックをしないでください!」とか言われた覚えがあります。つまらない学校ですよね。

 それはぼくの中で想定済みで「一方的にレモネードを配る」となると何かしら問題がありそうなので、飲みたい人は何かしらのサポートをしないとレモネードに有り付けない形にプロジェクトを設計していたというわけです。飲んだ人は共犯者になるので、ぼくが一方的にレモネードを配っていたとはならないわけですね。ただ、それを説明したところで学事は全然納得していない感じだったので、慶應SFCの自由は形だけだなぁ〜と心底残念に思いました。

 そういった一連の経緯を当時の学部長であった村井純さん(をはじめ何人かの仲のいい教員)に伝えたら「それは、学事がおかしい。どんどんやれ!」と言われました。という訳で、在校生のみなさん、頑張ってキャンパスを楽しいものにしてください。キャンパスを取り戻してください。



10「都市に新しい家具を出現させる」

 これは2018年の夏につくった作品なのですが、遊びつながりで紹介したいと思います。上記の水色レモネードで、キャンパス内にストリートファーニチャーを出現させていたら、それも怒られました。でも、怒られても辞めるのは嫌なので、それをやってもOKな場所を見つけました。より大体的にストリートファーニチャーを出現させました。

画像8

 蒲田にある公園の遊具を、ラップとスズランテープで一晩かけてぐるぐる巻きにしました(ちゃんと許可もらってます)。遊ぶための遊具を、テーピングすることによって、本来の遊びの機能を制限し、なおかつ新しい構造を持たせるという遊びです。

画像9

 写真の上部を見ていただければわかりますが、これは地面に対して平行に取り付けられたパイプにぶら下がりながら移動して遊ぶ空間です。そこをスズランテープとラップによって寝転がれる空間に変容させました。

画像10

 こんな感じに、横になることができます。この遊び場は子供たちにも結構人気で、遊具の元々の機能をめちゃくちゃに制限しても、子供って御構い無しに遊ぶんだな〜〜って、びっくりしました。今その時の写真を探しているので、また後ほど追記したいと考えています。


11「新造真人奨学金の設立」

 10の遊びとタイトルではご紹介しましたが、最近ここにラインナップしたい新しい遊びをはじめました。それは、奨学金を作ることです。詳しくはこちらにあります!ここまで読み進めていただいた方には、楽しんでいた抱けると思いますので!ぜひご一読を!奨学金の応募、事務局の応募、出資者など、たくさん募ってます!




 そんな訳で、私がこれまで考案したゲームや遊びのご紹介でした。興味を持っていただいた方は、スキやSNSでフォローしてくださると、とっても嬉しいです!

Facebook : https://www.facebook.com/Chamelewon/
Twitter : https://twitter.com/makotoshinzo
Instagram : https://www.instagram.com/makotoshinzo/
Website : https://www.shinzomakoto.com/


PS 6月5日、タイトルを変更

「自己紹介を考案した10の遊びで試みる」が最初のタイトルだったんですが、ちょっとわかりづらいんで、タイトルを変更しました。何かいい案があれば、コメント欄などで教えて下さい!!

PS2 友人のゲームも紹介します!
ぼくが一緒に遊んでいる高校時代からの友人も、楽しいゲームを紹介しています!「2つのものは同じゲーム」とか「おんなじゲーム」とか「アナロジーゲーム」とか呼んでいますが正式名称は特に決まってません。とても楽しいのでぜひやってみてください!!!彼の初noteなので、ぜひスキやフォローをしてくれると、ぼくも嬉しいです!






ここから先は

0字

¥ 300

この記事が参加している募集

自己紹介をゲームで語る

いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。