井の中のカブレオン

証券アナリストの資格を取得したことをきっかけに何かアウトプットできればと思い、アナリス…

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証券アナリストの資格を取得したことをきっかけに何かアウトプットできればと思い、アナリストにあまりカバーされずらい比較的時価総額の小さい100億~500億の上場企業の決算情報から会社の業績等を考察してます。 よかったら、ご覧ください。

最近の記事

株式投資家初心者レベル3-政策で動く「金利」、「為替」、「原油」、「金」と「株価」の関係についてについて理解できる-

こんにちは!井の中のカブレオンです。 この初心者レベルシリーズは、個別銘柄の分析に比べて、あまり楽しい話でもないと思うので読んでもらえないかなと思ってたのですが、意外と読んでもらえているようで、モチベーションをギリギリ保てて、なんとかレベル3までかけました。 ありがとうございます!! さて、初心者レベルの株式投資家を脱却するのに、けっこう大きい分岐点となるかなと個人的に思うのがこのレベル3の「政策と株価の関係を理解できる」です。 というのも、投資の上手な人はyoutu

    • 株式投資家初心者レベル2-「保有スタイル」×「銘柄選定スタイル」の組み合わせである「投資スタイル」について理解できる-

      こんにちは。井の中のカブレオンです。 本日は投資スタイルについて説明していこうと思います。 株式投資を始めたばかりの頃は色々な投資に関する記事や本を読んだりして投資の勉強をすると思います。 しかし、それぞれのアドバイスは全く逆のことを言ってたりして、「いったいどれが正しいのだろう?」と頭を悩ませていると思います。 例えば、ある記事では、「損切りルールを設定すべきだ!」って書いてあるけど、もう一方の記事では「損切りはすべきではない!」と書いてあったりと、何を信じていいのか

      • 株式投資家初心者レベル1-株始める前に知っておきたい8つの指標-

        前回、下記の記事で株式投資を始める前に知っておきたい基礎知識の理解度を株式投資初心者レベルとして5段階のレベルに定義しました。 今回は、このレベル1の詳細な定義と内容について説明します。 株式投資家初心者レベル1初心者レベル1の定義は「PERやPBR等の株式の主要な指標、用語について理解できる」です。 私は、株式投資を行う際に基本的な指標や用語について最低限のものについては知っておく必要があると考えてます。 「そんなもの知らなくても投資はできる」とか「PERとかPBR

        • テンバガーを狙って「みらいワークス(6563)」を考察してみた

          こんにちは!井の中のカブレオンです。 今日は久しぶりに個別銘柄の考察として、みらいワークス(6563)の考察をしてみようと思います。 ちなみに、本日2020/8/29(土)時点でのみらいワークスの株価は2875円(時価総額35.7億円)です。まずは1年間で2倍くらいにはなってほしいですね。 最初にざっくりまとめを書いておきます。 時間のない人はここだけ読んでください。 ・人材派遣銘柄はコロナ影響から株価が戻りきっていない ・正社員採用の人材募集系は業績が悪いが人材派遣

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          株式投資を始める前に絶対に知っておきたい5つの知識体系についてまとめてみた

          こんにちは。井の中のカブレオンです。 「noteをはじめよう〜」と意気揚々と始めたものの、たった2回の投稿で挫折し、改めて自分の意志の弱さを再確認しました。 今回はもうちょいがんばります。 さて、証券アナリストを取得してからというもの会社内の小さなコミュニティ(4〜5人)の中で株に詳しいキャラを演じて、初心者相手に知ったかぶってあーだこーだ言って過ごしてます。 実際、youtubeで見るようないわゆる「億り人」的な凄まじい収益はあげていないのですが、周りに比べると若干

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          【トレンダーズ】2018年3月期決算情報を考察

          1.トレンダーズってどんな会社? あまり聞き慣れない会社かと思いますが、一言で言うとマーケティングの会社です。下記の資料で分かる通り、一人、一人の趣味趣向もバラバラになってきたし、もうマスマーケティングじゃダメだよね。 売るものや売る人(ターゲット)によって、チャネルやアプローチ方法変えてこう!って感じのマーケティング方法をとってる会社ですね。 もう、TVで広告打つよりSNSとかで影響力のあるインフルエンサーに「これかわいい!!」とか言ってもらった方がよっぽど刺さるという

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          メタップスの2018年度2Q決算書の分析

          まずは、2018年度2Qの決戦説明書から売上高の推移を確認する。 前年度に比べ、1Q、2Q共に売上高は大幅に伸びているが、1Qに比べ、2Qの売上高が減少している。 この売上高の落込み要因が気になるところであるが、原因は2つあると考えられる。 この原因を分析する前に、メタップスのセグメント別売上高についてみてみよう! メタップスは主に、マーケティング領域、ファイナンス領域、コンシューマー領域の3つのセグメントで売上をあげているが、上記で分かるように、現在、売上の約8割はファ

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