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【cluster】メタバースを体験した個人の感想
■メタバースが敷居の高いものだと思っていた理由
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メタバース(仮想空間)
最近、この言葉をインターネットやテレビなどのメディアで目にするようになりました。
しかし、どんなに話題になっても、なんとなく自分とは関係のない世界だと思い、自分から積極的に調べたり体験することはありませんでした。
その大きな要因がVRゴーグルです。
今まで私的な先入観と勝手なイメージで
メタバース=VR=専用ゴーグルが必須だと思い込んでいたからです。
家電量販店で見かけたVRゴーグル単品の価格が数万円~数十万円程度。
自分には少しハードルが高く感じ、VRchatをはじめメタバースに触れる機会はもっと先になるだろうと考えていました。
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ここでは高速移動ができました。
しかし、今年2月下旬になってから、私は「バーチャル大阪」と「cluster(クラスター)」というワードが入ったひとつのニュース記事に目が留まります。
記事を簡単にまとめると
メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)のサービスに展開されるバーチャル空間に、都市連動型メタバース「バーチャル大阪」が提供されるといった内容でした。
さらに記事を読んでいくと
"バーチャル大阪は、VRデバイス、スマートフォン、PC/Macから参加することが可能。clusterの無料アカウント作成と、利用するデバイス用のclusterアプリのインストールが必要となる。"
トラベルボイス編集部
スマートフォン、PC(Win,Mac)から参加することが可能
これなら、VRゴーグルを持っていない自分の環境でも出来ると思い立ち、まずはスマホアプリからclusterをインストールすることにしました。
そこで今回は、clusterをスマホアプリとパソコンからログインした際の個人的な感想を綴りたいと思います。
これからメタバースに触れてみたい方や、clusterを始めてみたい方の参考になれば幸いです。
!注意!
VRデバイスからの画面や操作方法は分かりかねますので、cluster公式サイトや他の方が投稿している記事や感想をご参考ください。
■自身のアバターを用意してログイン
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cluster内でも公式のアバターが用意されています(PC版の画面)
メタバース(仮想空間)を体験するにあたって、
まずは自分の分身となるアバターが必要です。
アバターは私にとって馴染みのある言葉でした。
mmoのプレイ経験があったので、きっと同じ要領だろうといったぼんやりとした考えと、2月初旬にYouTube活動(※1)のために用意していた自身の有償アバターと重なり、そこだけスムーズに登録できました。
(※1)私が購入&利用している有償アバターは、3Dモデルの制作&著作者へ事前にYouTube活動に利用可能か問い合わせました。アバターの利用についても、clusterが定める利用規約内の目的で使用しています。
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▼自分が指定したアバターでログイン
clusterは公式のオリジナルモデル
または、以下の方法で作成&入手したモデルで参加できます。
VRoid Studio、Blenderなどの3Dモデル作成ソフトで自作
nizima、BOOTHなどのマーケットで購入した3Dモデル
↑いずれの方法もVRM形式のデータでなければなりません。
しかし、自作以外の無償&有償3Dモデルには著作者に権利があり、モデルを使用するにあたって定められた利用規約が適用されます。
バーチャル空間に触れ始めて間もない方は特に、3Dモデル/アバターを利用する前にそれぞれの目的と用途に応じて要確認(※2)です。
※2 利用規約を読んで不明な箇所があった際は、自分の判断で利用せず、各モデルの制作者へ問い合わせた方が良いと思いました。
■clusterを体験した感想(1/2)
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花瓶で隠れている壁奥のボタンを押すと・・・
先にclusterを触った感想を書くと、
mmoRPGに似た印象を受けました。
もちろん、clusterに戦闘やギルドなどのRPG要素はありませんが、ワールド(※2)によってはそれに近いゲームやギミックもあります。
(※2)cluster公式以外に公開されているクリエーターさん制作のワールドを訪問することが可能です。
▼cluster内で出来る主な機能
コミュニケーションが取れるチャット&ボイス(初期設定はOFF)機能
リアクションを取れる(表情&エモーションで感情表現可能)
フレンド機能とフレンド同士でのメッセージの送受信
ワールド内を自由に動き回れる(ジャンプあり)
ワールドごとにコンセプトがあり交流&ギミックで遊ぶことができる
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バーチャル世界の歌姫L*auraさんのイベント終了後
clusterにはアクションで感情を表現することができ、エモーションのなかに拍手、ハート、サイリウム(単色&多色)などがあります。
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初めて参加したゲリラライブで見様見真似でサイリウムを振ったり、アーティストさんの合図に合わせてジャンプをしたりと、本当のライブを観に行ったような没入感でした。
他にもDJライブやジャズライブなど、ユーザー主催の各イベントがあるようなので、スケジュールを確認の上お好みのイベントに参加するのも楽しいかもしれません。
また、cluster内には応援したいアーティストさんやイベントを盛り上げるためのVアイテム(有償ギフト)もありました。
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▼個人的にcluster内で楽しかったこと
クリエーターさんが制作したワールドへ訪問できる(ツールを使って自作も可能)
ライブ配信や創作&アート展示の場として利用可
私は一人遊びの時間が好きなので、特に目的もなくclusterにログインして色々なワールドに訪問したり、気になったライブイベントに参加しています。
または、みなさんが制作されたワールドの世界観や雰囲気を楽しみつつ、ログインしたまま別の作業を行なうなど。
ただ、まだまだメタバース初心者なので、ワールド毎のルールに反しないよう恐る恐る訪問して、空気のような存在でひっそり世界を堪能しています。
自分は交流や商業目的、フレンドを増やしたいと思ってclusterを利用している訳ではないのですが、時々声をかけていただくことがある際は「私のことが見えている…?!」と驚きながらも嬉しいです。
チャットの仕様が未だ不明で反応が鈍いのですが、今後勉強していきます(ボイスは完全封印です)
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部屋ボタンを押すとエレベーターが開きピンクな部屋に入室できます。
※個人的に注意していること
現在はNFTの場としてメタバースが利用されることもあるそうで、clusterも同様に参入している個人・法人の参加無料型イベントを見かけることがあります。
私の個人的な意見として、NFTビジネスが悪いとは思っておりませんが、自分はトラブル防止も兼ねて事前にプロフィールや普段の活動内容を確認した上で参加を控えています。
■clusterを体験した感想(2/2)
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ワールド管理者の方とお話しする機会があり、作品掲載の許可をいただきました。
私がメタバースに大きく魅力を感じた点は
目的に合わせて個人で世界を作ったり、その空間で自己表現できることです。
個人が制作したワールドで
ユーザーが集えるバーを開いたり、
音楽のライブ配信をしたり、
作品の展示会&意見交流会など
現実ではイベントを運営するために必要な場所や費用、移動時間などが必要ですが、
すべて仮想空間に反映することができる。
そして、コンセプトに沿った世界を作り出せることに、個人の活動の幅を広げる可能性もありそうです。
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ワールド管理者の方からポニーをお借りしました(スマホアプリより撮影)
中には、一次創作の作品やアートの展示場所としてメタバースを活用している方々もいらして、美術館や個展の会場へ足を運ぶ感覚で作品を観覧する楽しさもありました。
まだメタバースに片足を突っ込んだ程度の感想なのでが、各ワールドに制作者さんの趣旨や想いが込められており、それぞれの世界からクリエーターさん達の遊び心を感じています。
どんなに話題になっても、メタバース=仮想空間と聞くだけで、人によって怪しいものに思われる方もいるかもしれません。
もし抵抗がなければ、一度スマホアプリから気軽に参加できるclusterから始めてみて、メタバースがどのような雰囲気なのか試してみてはいかがでしょうか?
私は実際に触れてみて少し先入観と偏見が取れた気がします。
clusterの世界や雰囲気に慣れたとき、ゆくゆくはVRゴーグルも購入したいです。
最後に、ワールドの作り方やコミュニティ、遊び方などの紹介が載っているガイドラインを紹介して終わりたいと思います。
▼clusterのガイドライン
それでは、みなさんも素敵なメタバースライフをお過ごしください。
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▼クレジット表記
◆有償3Dアバター(Nuibari)
・制作/著作者:メシエナンバー様(https://messier.booth.pm/)
※3Dモデルの版権は著作者に帰属及び利用規約内の利用&目的に準じます。
◆cluster(公式サイト)
▼訪問したワールド
◆Cluster Lobby(クラスター公式)
◆バーチャル大阪
◆バーチャル渋谷
◆バーチャル原宿
◆Hotel Paradiso
ワールド制作:konkon様
◆メタバース生前葬
ワールド制作:konkon様
◆カミサマノイルトコロ
ワールド制作:(※3/27現在、更新休止中)
◆歌姫L*aura様
ストリートライブ(配信履歴)
◆メタバースミュージアム
ワールド制作:フィッシュブロ島様
◆Ruin of Water -YOZAKURA-
ワールド制作:ほびわん様
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