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SPECIAL THANKS -感謝の気持ち-

こんにちは!株式会社CHAMBERSの川本です。
弊社は主にホテルやゲストハウスの宿泊施設の運営をメインとし、これから新たにスタートされる方に向けた運営コンサルを行っている会社です。

さて、3月末から始まったこちらのクラウドファンディングの企画も約1ヶ月という限られた期間の中で、本当に数えきれない方々のご支援、ご声援により達成率168%という大変ありがたい数字で締めくくることができました。

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取り急ぎではございますが、この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
後を追う形にはなってしまいますが、関わってくださった方、ご支援をいただいた方、全員にリターンとともに御礼のメッセージをお送りします。
順次お送りしておりますので、未だだよという方は、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。

こちらのnoteでは、期間を終えて感じたことを綴らせていただきます。

以下、目次になります。

・クラウドファンディングを終えて
・これからのゲストハウスを考える


クラウドファンディングを終えて


クラウドファンディングと言うと、みなさんはどんなイメージを持たれていますか?
良いイメージを持たれている方もいらっしゃれば、もしかすると偏見の目で見ていらっしゃる方もいるかもしれません。
僕自身、実際にトライするまでピンと来ていない部分が結構あったようにも思います。

簡単に言うと、「インターネットやSNS上で自分たちの企画をプレゼンして、いろんな方からご支援をいただく」ということです。

ある方から、冗談半分ではありますが「公開カツアゲ」と比喩されたことがありました。

もちろん、このような偏見があるかもしれないこと、未知に対してバリアを張る人が一定数はいるだろうことは承知していましたが、さすがにこのような言葉をダイレクトにいただいた時は、スーパーポジティブな僕でもくらってしまいました。

しかしながら、こういう捉え方をされる方が自分の周りにも少数いる以上、「何のためにするのか」を誤解の無いように伝えることへ配慮し、誤解を恐れずに伝えることが大事だったと感じています。

キングコングの西野さんがクラウドファンディングは「信用」を数値化するものだと、こちらの著書でおっしゃられていました。


僕自身の捉え方としても、とても参考になっているので、一部抜粋させていただきます。

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お金とは何か。
この問いに対して、きっちり答えを持っていなければいけない。
そして、クラウドファンディングとは何か。
この問いに対しても、答えを持っておかなければいけない。
順番に結論を言うと、お金とは何か。これはもう方々で言われていますが、信用です。信用を数値化したものがお金。
次に、クラウドファンディングとは何か。この答えは、信用をお金に両替する両替機であるということです。
クラウドファンディングは両替機である。つまり集金装置ではないということ。クラウドファンディング自体には、集金機能はついていないんです。あなたの信用をお金に両替しますよという、ただの両替機であって、ここをけっこうな人が集金装置として間違ってとらえている。

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「福岡のゲストハウス"SHIP"へあなたに遊びに来てもらいたい!」

僕たちのクラウドファンディングのテーマです。
目的は「お金を集めること」ではなく「信用を集めること」

スタッフや協力してくださる方々と一緒に何度もM T Gを重ね、企画を閲覧してくださる方に対して、この趣旨がしっかりと伝わる内容、文章構成や写真の雰囲気、リターンの1つ1つに至るまで、細部まで拘ったつもりです。

SNSが発展して「伝える」ためのツールはどんどん便利になっていくし、より簡単に、より遠くに届くようになりました。
その分、良くも悪くも伝え方1つで捉えられ方も簡単に変わってしまいます。
日頃何気なしに好きなことをツイートしたり、お洒落な写真をポストしたり。相手がどう捉えるかなんてよく気にもせずにSNSでの発信を楽しんでいますが、クラウドファンディングを通して改めて「伝え方」を見つめ直す良い機会になりました。

削ぎ落ちていくものもあれば、残り、研ぎ澄まされるものもある。
この繰り返しの中で「伝え方」を探していくことが発信を続ける意義になるのかなと思います。

その1つの結果として、今回のクラウドファンディングが達成という形で期間終了を迎えられたことを本当に嬉しく思います。

これからのゲストハウスを考える


今回の企画には、実は僕の中で裏テーマがありました。
それは「ゲストハウスへの回帰とゲストハウスからの脱却」です。
一見相反する2つの言葉ですが、僕の中では不思議としっくりきています。

Come as a Guest Leave as a Friend

地元、国内、海外を問わず、毎日多くの人が集まり、寝食をともにする。
コロナウィルスの影響を受けるまで、日常として当たり前のように感じていたこの光景は、実は全く当たり前のものではなく、ものすごく非日常的で尊いものでした。

平和に流れる時間の中でこの尊さが薄れてしまわないように。
起こってしまったこと、感じた気持ちを大事にしながら、もう一度、ゲストハウスとしての非日常に溢れた日常を取り戻すこと。

そして、その先に僕たちが考える単にサードプレイスとしてだけではないゲストハウスを作っていくこと。

新しいことに取り組むCHAMBERSの姿勢をお見せしながら、自由な空間、ラフなスタイル、集まる仲間の価値観やその土地の文化を通して、依存ではなく自立した「個」が生まれ、自分で自分のライフスタイルを選択できることの一助になりたい。そして、より選択肢の広い世界で人生という旅に出てほしい。

このクラウドファンディングを通して、その片鱗だけでも感じとっていただけていたらとても嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

CHAMBERS 川本

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