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#BlackLivesMatter 私たちに出来る事とは
こんにちは、Chamaです。
無抵抗の黒人が白人警察によって亡くなった事件をきっかけに、全米で起こっている大規模な暴動。
私の住んでいたロサンゼルスでも大規模なデモ抗議や略奪や破壊行為などが行われ、馴染みのお店の窓ガラスが割られたりスプレーで汚されたり、炎が上がっていたりと見るに耐えない映像が毎日のように飛び込んでいます。
今回の暴動はきっかけになったのは、今回の1つの事件ではなく、
長年のどうしようもない怒りや悲しみが積み重なって起こったものです。
日本という島国に住んでいて、これほどまでの差別や人権問題にあまり馴染みがないという方も多くいるかと思います。
歴史の授業で習ったものの、その背景や公民運動について知らない人は多いのではないでしょうか?
そんな中、私はこの映画を思い出しました。
大統領の執事の涙
観たのは1年ほど前。実話に基づいたこの映画に私は衝撃を受けました。
私は日本人で、アジア人で、今は日本に住んでいます。
今まで黒人の方々が受けてきた差別を実際に経験する事はきっとないでしょう。
どれ程の思いを噛み締め、怒りや悲しみを押し殺し、耐えてきた人々の気持ちを
理解しているとは決して簡単に言えません。
部外者である私たちがこの問題を直接的に解決できるかと言えば、それはできないと思います。
ですが、知ること、背景を理解することはできます。
この映画は、奴隷からホワイトハウスの執事になり歴代のアメリカ大統領に仕える一人の黒人男性とその家族のお話ですが、公民運動についても生々しい描写があり、歴史というにはまだまだ浅い、実際にアメリカで起こっていたことです。
主人公であるセシルはキューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争……、アメリカが大きく揺れ動いていた時代、歴史が動く瞬間を、最前で見続けながら、黒人として身につけた執事としての誇りを胸に忠実に働きますが、父の仕事を恥じ、国と戦うため反政府運動に身を投じる息子の様子も描いています。
ぜひ今こそ観ていただきたい映画のひとつです。
話は現在の暴動に戻りますが、この暴動が果たして正しいやり方なのかと考えずにはいられません。
コロナウイルスの中、必死に命を守るために戦ってくれた医療従事者の方々、生活を守るため感染の恐怖と戦いならもいつも通りのインフラを届けてくださった方々。
またお店が営業禁止となり、やむなく閉めたビジネスオーナーの知り合いも何人もいます。
いつか終息しまた再開(再会)できるその日まで、忍び耐えてきたことと思います。
守って築き上げたものを、
もうたくさんだ
と言って、破壊し、略奪する。
それは正しい声の上げ方 Speak Up でしょうか?
ウイルスは無差別です。
人種関係なく世界中の人々に脅威を与え、私たちは感染予防に努力し、この数ヶ月間、闘ってきました。
そして流行を人の手で今この瞬間に止めることはできません。
ですがいま全米で起こっていることは人災です。
映画にも描写されている暴動と今の暴動と何も差異はありません。
もう何十年も経ち、テクノロジーは進化しているのに、何も変わっていません。
皆、平等に悲しみや恐怖や生活の困難に立たされた2020年。
暴力ではなく、協力や愛を持って、平和的にこの問題をきっかけに
良い変化が生まれることを願わずにはいられません。
大好きなアメリカのみんなの健康と安全を願っています。
Chama
サポートって何かよくわからないので、 よかったら教えてください♪